レポート&フォトギャラリー:明治安田生命J3リーグ第16節・福島ユナイテッドFC

試合

【2014 明治安田生命J3リーグ第16節vs.福島ユナイテッドFC ○2-0】

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FC町田ゼルビアは15日(日)、アウェイで行われた明治安田生命J3リーグ第16節・福島ユナイテッドFC戦に2-0で勝利した。

第一クールの最終戦という位置づけで対戦し、今季唯一の黒星を付けられた福島との対戦。同じくアウェイ戦となった今回、選手たちが強い精神力を発揮。DFリーダー深津が不在の中でも、完封勝利をものにした。

前半は相手がややハイペースで動き回り、支配率の面で上回られる時間帯があった。シュート数も互角という展開で、セットプレーやサイドからの仕掛けに苦戦するシーンも見られたが、最後の局面はやらせず0-0で前半を折り返した。

「後半はボールホルダーに対してしっかりとファーストディフェンスを行かせて、前から行こうという話しをした」と星野が説明したが、それをしっかりと体現し、早い時間にゴールを奪った。

開始1分、積極的に攻め上がっていた星野がミドルシュートを決めた。その後、チームは勢いづき、完全に主導権を奪う。そして後半5分、今度は木島が崇文のシュートの跳ね返りから決めて2-0と突き放した。

福島は前半をハイペースで戦った影響か運動量が落ちていき、思うようなプレーができないでいた。ゼルビアは「1点を獲ったことで、引いて守るのではなく、もう1点獲る、2点目獲った時も3点目を獲る、という勢いがあった」と李が振り返ったとおり、攻撃の姿勢を崩さなかった。

その後、怪我から復帰した遠藤、スピードのある齋藤を入れて3点目を狙った。結果、ゴールこそ奪えなかったが、後半ロスタイムには守備固めで垣根も投入し、逃げ切りの2-0完封勝利をつかんだ。

チームはこれで4連勝! 前回対戦で福島に敗戦した以降は、4勝1分けと負けなしの状況を続け、首位をキープしている。この流れを維持し、次節の首位攻防戦・AC長野パルセイロ戦に臨む。

尚、15日の福島ユナイテッドFC戦の会場とうほう・みんなのスタジアムでは、福島サポーターの皆様により『セルビア洪水復興支援募金』が行われました。募金はFC町田ゼルビアにお預け頂きましたので、近くセルビア大使館に贈呈いたします。

この模様はまた別途、公式HPで発表させて頂きます。ファン・サポーターの皆様、本当にありがとうごいました。

▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)

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