HIGHLIGHT

2023 明治安田生命 J2リーグ

10月22日(日) 13:00 KICK OFF えがお健康スタジアム
試合終了
ロアッソ熊本
0
0 - 1
0 - 2
3
FC町田ゼルビア
ゴール
37' 田辺 圭佑
スターティングメンバー
GK 1 田代 琉我
DF 2 黒木 晃平
DF 6 岡崎 慎
DF 3 大西 遼太郎
MF 14 竹本 雄飛
MF 8 上村 周平
MF 17 平川 怜
MF 7 田辺 圭佑
FW 19 島村 拓弥
FW 11 粟飯原 尚平
FW 10 伊東 俊
ベンチスタート
GK 23 佐藤 優也
DF 5 阿部 海斗
MF 4 藤田 一途
MF 21 豊田 歩
MF 27 谷山 湧人
MF 30 東山 達稀
FW 28 土信田 悠生
チーム監督
大木 武
選手交代
55' 田辺 圭佑 → 阿部 海斗
70' 岡崎 慎 → 豊田 歩
80' 粟飯原 尚平 → 土信田 悠生
警告
退場
データ
FK 10
CK 2
PK 0
シュート 7
警告/退場 0 / 0
ゴール
44' 宇野 禅斗
52' 髙橋 大悟
61' 下田 北斗
スターティングメンバー
GK 42 福井 光輝
DF 43 鈴木 準弥
DF 14 チャン ミンギュ
DF 34 藤原 優大
DF 6 太田 宏介
MF 39 バスケス バイロン
MF 16 宇野 禅斗
MF 18 下田 北斗
MF 10 髙橋 大悟
FW 7 荒木 駿太
FW 9 沼田 駿也
ベンチスタート
GK 23 ポープ ウィリアム
DF 22 翁長 聖
DF 2 奥山 政幸
MF 41 安井 拓也
MF 19 稲葉 修土
FW 27 平河 悠
FW 15 ミッチェル デューク
チーム監督
黒田 剛
選手交代
46*' 沼田 駿也 → 平河 悠
64' 太田 宏介 → 翁長 聖
79' バスケス バイロン → 奥山 政幸
79' 荒木 駿太 → ミッチェル デューク
90' 宇野 禅斗 → 稲葉 修土
警告
67' 髙橋 大悟
退場
データ
FK 7
CK 1
PK 0
シュート 7
警告/退場 1 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
9,895 晴 / 23.5°C / 21% 全面良芝
主審 副審 第4の審判員
佐藤 誠和 林 可人、山村 将弘 亀川 哲弘
試合終了
ロアッソ熊本
0
0 - 1
0 - 2
3
FC町田ゼルビア
試合経過
前半0分

熊本ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

熊本の直近5試合は3勝0分け2敗。町田の直近5試合は2勝2分け1敗。両者の過去対戦成績は7勝3分け1敗と町田の勝ち越し

前半0分

町田 鈴木は直近のリーグ戦5試合で1得点3アシストを記録

前半1分

熊本は平川が、町田は太田がそれぞれキャプテンマークを巻く

前半4分

町田 鈴木が左サイドの相手陣深くからロングスローを入れる。ボールはゴール前にこぼれるが、田代にキャッチされてしまう

前半9分

町田 鈴木が左サイドの相手陣深くからロングスローで浮き球を送る。しかし、相手DFにクリアされてしまう。こぼれ球を太田が拾い、左サイドの相手陣中央から左足でクロスを送るが、味方はシュートに持ち込めない

前半11分

町田 ボールを保持してチャンスをうかがっている

前半12分

町田 バスケスがフェイントで揺さぶりを掛け、ペナルティエリア右脇からマイナス方向へつなぐ。高橋が受けてペナルティエリア右から左足でシュートを放つ。しかし、対面した相手DFに防がれてしまう

前半14分

町田 荒木がペナルティエリア左脇からマイナス方向へ折り返すと、下田が反応し、ペナルティエリア中央から左足でシュートを放つ。しかし、相手DFにブロックされてしまう

前半15分

町田 鈴木が左サイドの相手陣中央からロングスローでゴール前へ浮き球を送る。しかし、この流れからシュートには至らない

前半16分

町田 荒木がペナルティエリア左へパスを送ると、沼田が抜け出す。しかし、オフサイドの判定を受けてしまう

前半25分

町田 細かなパスで打開する。下田の縦パスを高橋が受けると、ペナルティエリア手前の中央から左足でシュートを放つ。しかし、田代にセーブされてしまう

前半25分

町田 左CKを獲得する

前半26分

町田 左CKのキッカーは鈴木。右足でペナルティアーク付近に浮き球を送ると、フリーになっていた下田が左足でボレーシュートを試みる。しかし、体勢が崩れて強くミートできない

前半30分

町田 相手にボールを保持される時間が続いているが、統率の取れた守備で隙を作らない

前半34分

両チームが球際で競り合い、互いに自由を与えない

前半39分

一度は得点が認められたかに見えたが、ノーゴールの判定でプレーが再開される

前半40分

町田 バスケスが大西に倒され、右サイドの相手陣浅い位置でFKを獲得する

前半41分

町田 FKのキッカーは鈴木。右足でゴール前へ浮き球を送ると、ファーサイドに流れたボールを荒木が折り返す。しかし、宇野はシュートには持ち込めない

前半44分

町田 ゴール!!!相手のクリアボールに反応した藤原がワンタッチでパスを送る。宇野が受けると、ペナルティエリア手前の中央から右足で強烈なシュートを放つ。これがゴール左に決まり、先制に成功する

前半44分

町田 今季のリーグ戦、先制に成功した試合は25試合。20勝3分け2敗で勝率は80.0%

前半46分

アディショナルタイムは1分の表示

前半47分

前半終了。0-1と、町田のリードで試合を折り返す

後半0分

町田ボールでキックオフ、後半開始

後半0分

町田 9沼田OUT→27平河IN

後半3分

町田 相手の最終ラインへ積極的にプレスを掛けている

後半5分

町田 鈴木が右サイドの相手陣深くからロングスローでゴール前へ浮き球を送る。相手にはね返されるが、自ら拾い、右足でクロスを送る。しかし、相手DFにクリアされてしまう

後半7分

町田 ゴール!!!平河が右サイドの相手陣深くからパスを送ると、バスケスがペナルティエリア右で受けて左足のアウトサイドでラストパスを供給。高橋はトラップで上村を出し抜き、ペナルティエリア中央から左足でシュートを放つ。これが田代の手をはじいてゴールへ吸い込まれる

後半10分

熊本 7田辺OUT→5阿部IN

後半12分

町田 宇野がボールをキープして後方へパスを送ると、鈴木が反応し、ペナルティエリア手前の右から右足でシュートを放つ。しかし、枠の右上へ外れてしまう

後半16分

町田 ゴール!!!バスケスがドリブルで右サイドを駆け上がり、ペナルティエリア右から右足で折り返す。ゴール前の平河は相手DFの対応に遭うが、こぼれ球に下田が反応。ペナルティアーク内から左足でシュートを放つ。シュートは阿部に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれる

後半19分

町田 6太田OUT→22翁長IN

後半19分

町田 途中出場の翁長はこの試合でJ2通算200試合出場を達成

後半21分

町田 鈴木が右サイドの相手陣深くからロングスローでゴール前へ浮き球を送る。しかし、この流れからはシュートには至らない

後半22分

町田 高橋にイエローカード

後半22分

町田 ドリブルで抜け出そうとした島村を、高橋が後方からつかんで止めてしまう。このプレーが警告の対象となる

後半24分

町田 荒木がペナルティエリア左脇で味方のパスを受ける。ドリブルで突破を試みるが、ボールはゴールラインを割ってしまう

後半25分

熊本 6岡崎OUT→21豊田IN

後半32分

町田 自陣からカウンターを展開。バスケスがドリブルで右サイドからペナルティエリア内への進入を試みるが、相手DFに防がれてしまう

後半34分

町田 39バスケスOUT→2奥山政IN

後半34分

町田 7荒木OUT→15MデュークIN

後半35分

熊本 11粟飯原OUT→28土信田IN

後半36分

町田 奥山政がMデューク、高橋とのパスワークで右サイドを崩し、ペナルティエリア右脇から折り返す。平河がゴール前で受けて左足でシュートを放つが、田代に防がれてしまう

後半38分

町田 落ち着いてパスを回し、相手の出方をうかがっている

後半40分

町田 ピッチを広く使ってパスを回し、相手を翻弄している

後半43分

町田 Mデュークが右に展開する。奥山政はワンタッチでゴール前へパスを送るが、Mデュークには合わず、田代に防がれてしまう

後半45分

町田 翁長が左サイドの相手陣深くからロングスローでゴール前へ浮き球を送る。しかし、この流れからはシュートに至らない

後半46分

アディショナルタイムは6分の表示

後半52分

試合終了。0-3で町田が勝利

○試合後の記者会見:黒田剛監督

–まずは試合の総括をお願いいたします。
「試合までの1週間は生きている心地がしませんでした。
歴史を変えるという重圧がずっと重くのしかかっていました。
そう簡単に歴史を変えることができないだろうと選手たちにも日々声掛けをしてきましたが、晴天の熊本の地で町田の歴
史を塗り替えられたことに感謝すると共に、この結果をうれしく思います。
ここまでを振り返ると、長い年月の中、選手全員がプロ1年目の監督が言っていることを誠実に受け止めて、やるべきことを実践してくれたこと、また私の取り組みに関しても何の不満も言わずについてきてくれたこと、そして今日のメンバーだけではなく、メンバー外の選手たちも含めて、一切手を抜くことなく、練習に取り組んでくれました。
今日の試合の入りは多少硬さも見られた内容でしたが、宇野禅斗のミドルシュートから目を覚ましたかのように、後半に関しては何も言うことがない素晴らしいゲームをしてくれたという印象です。
もちろん熊本さんの高いクオリティー、パスワークに翻弄される場面はありましたが、しっかりと足を運び、コースを消し、体を寄せることで決定機を作らせず、出場したメンバーが奮闘してくれました。
ただシーズンはまだ3試合残っています。春先に掲げたJ2優勝という目標を達成できていません。
次のホーム最終戦でしっかりと勝つことにより、ファン・サポーターの皆様、そして43万人の町田市民の方々と優勝を分かち合いたいと思います。
その時に初めて感謝の気持ちを伝えたいです。
関係各位の方々に感謝すると共に、J1を戦う上で恥じないサッカークラブとなれるように、切磋琢磨しながら成長を遂げていきたいです」
–髙橋大悟選手を先発で起用し、ゴールという結果を残しました。今季のチームは出場機会に恵まれていなかった選手が出た試合で活躍する傾向にあります。
「1年間を通じて定着や安定がチームの成長を妨げると働き掛けてきました。
燻っていた時期があったかもしれませんが、試合に絡まないメンバーを他のコーチ陣がしっかりと指導してくれましたし、どういう取り組みをしてきたか。
常にそういう情報を入れながら、相乗効果を出すために1年間競争させてきました。
また対戦相手によっては、ボールが中盤を飛んでいくようなサッカーをするチームもありますし、ひたすらインテンシティーの高いチームもあります。
あるいは今日の熊本さんのように、後ろからしっかりとポゼッションをしてくるチームもあります。
相手の特長を踏まえた選手を起用することでチームに貢献できる循環を作れるように、私自身もブレずに采配を振るうことができました。
出た選手が力を発揮することでチームに良い循環を生んでいたと思います」
–試合後に涙を浮かべている様子がありました。高校サッカー界で数々の優勝を果たしてきた身としても、今回の昇格はそれとは違ったものでしょうか。
「チャレンジ1年目であるため、私のことを疑問視する声もありましたし、プロとアマチュアは違うという声も多く耳にしてきま
した。
紛れもなくその通りですが、私自身は負けず嫌いという性格なので、必ずやれると信じていました。
ただ、相次ぐ怪我人が出たり、代表の招集で主力選手が離脱する時期もありましたが、思うような采配やメンバー編成ができないこともありました。
この1年間は考えさせられることも多くありながら、今日の昇格に繋がりました。
自分自身よりも選手やスタッフたちが我々の志向するサッカーをブレずに貫いてきた結果です。
監督として何ができたかと言うと、多くのことをできたわけではありませんが、経験値のあるコーチングスタッフやスタッフ、そして強化部の方々が新米監督をサポートし、
私の力になってくれたことが今日の勝利に繋がったと思います。
1年目にこんなありがたい気持ちをさせていただき、感謝という言葉以外はありません。
青森山田で監督をやってきた28年間が勉強する機会にもなりましたし、そういった勉強の期間があったことで、まずはJ1昇格という結果に繋がってきたと思います。
無駄ではなかった28年間ですし、青森山田時代のことも含めて、感謝したいです」
–これまで選手たちに口酸っぱく伝えてきたことは?
「サッカーを職業にすることはいろいろなプライドが高くなるものですし、ここまで確立してきたものがあることでなかなか柔軟性を持てないこともあるため、根拠のないプライドは捨てること。
またプロであることには何の意味もないと伝えてきましたし、プロ意識を持つことなど、あえて厳しい言葉を投げ掛けることで選手たちがそうした指摘を謙虚に受け止めなが、私の言うことを実践してくれた結果です。
プロらしい扱いというか、そういった声を選手たちに掛けてこなかったかもしれませんが、彼らが私の言ってきたことを理解し、実践してくれたことが監督をやっていて一番うれしいことでもありました。
そういう状況だからこそ、選手のために勝利をプレゼントしてあげたい。
何かをしてあげたいと、選手たちに情報を与え、いろいろな資料も作りながら勝つことはどういうことか。
青森山田で培ってきたもののポイントを伝えることで1年間こうして戦えることに繋がりました。
プロ、アマチュア、高校は関係なく、1つの勝負事として捉えて真摯に向き合ってきた成果がこの結果です。
この1年間で学んだことを来季、J1で戦うことに繋げていきたいと思っています」
–以前、お話を伺った際に話されていた3原則を実践してからこその結果だったのでは。
「選手としての能力やスキルに関しては、大した差ではないと。
自分のウイークポイントをしっかりと受け止めて、改善する努力をしていくこと。
それが大きな差を生むんだと。
またそれを継続していくことで大きな力となり、それが結果に繋がっていくと話してきました。
継続することに関しては、第30節ぐらいまでは選手間で意思疎通を図りながらやれていましたが、少しずつ2位チームとの差が広がってきたことで安心したのか。
個人のキャリアでやってきたことを優先することで失点が重なる時期がありました。
もう一度やってきたことを継続すること、無限の力にしていくには習慣化していくことだと選手たちに話してきました。
習慣にできなかったことは監督の責任ですが、もう一度継続することで来季に繋がっていく。
そして来季のスタートから習慣化してきたことを発揮することが最大限のスキルになると伝えて、その細部を詰めてきました。
コンセプトに立ち返って選手たちが歩みを進めてくれたこと、それが秋田戦を含めた2連勝に繋がったのかなと思います」
–今季のターニングポイントはどこだったのでしょうか。
「攻撃の支柱だったエリキの負傷離脱から迎えた直後の山形戦を5-0で勝てたことでしょうか。
見ている方々もエリキが多くの点を取ってきたことでエリキ頼みじゃないかという声もあったと思いますが、攻撃陣が爆発し、5-0という試合をできたことで俺たちでもできるという確信を得られたと思います。
未消化の秋田戦は我々がやりたいサッカーではなかったですが、相手の土俵にあえて立ち向かって、ああいったサッカーをした中でも勝ちきったことがこの昇格に繋がりました。
今挙げるとしたら、この2試合になります」
–胴上げはなかった様子ですが、その理由は?
「そんな誘いもありましたが、優勝するまではやめようと。
チームの掲げた目標は優勝ですので、次のホームゲームでそれをしっかりと果たしてそんな機会を得られるとうれしいです。
多くの観客の方々の目に焼き付けるような試合をして、ファン・サポーターの皆様と一緒に優勝の瞬間を味わいたいです」
–J1昇格を勝ち取れた最大の要因は何でしょうか。
「何をもってして指導力と言うのか分かりませんが、私自身がプロ仕様の頭に合わせるまでは時間も掛かることですし、教員生活を長くやってきたことで生徒たちに掛けてきた言葉があります。
伝えることに関しては自信を持っていました。
言いたいことだけを言う、美学を押しつけるのではなく、伝えて理解させて実践させることにこだわってきました。
いろいろな言葉をチョイスしながら選手たちが理解をし、行動に移してくれました。私自身は伝えることに相当こだわってやってきました」
–来季のJ1仕様の戦いに向けて、イメージされていることは?
「今季築き上げたベースを崩すことなく、まだまだレベルを上げなければならないことがあります。
J1とJ2は違いますし、J1の試合を考察しながら、しっかりとコーチングスタッフと議論を進め、新たな選手を獲得しながら、ブレずにJ1仕様の形を定めていきたいです。
ただ、この1年間を通してやってきたことは、J2で勝つためのものです。
選手の入れ替えも出てくると思いますが、今年のベースを元にさらに新たな強化策も盛り込みながら、新しい町田を作っていきたいですし、J1でトップを争えるチームを確立していきたいです」
以上
○ロアッソ熊本:大木武監督 会見要旨
「まずはFC町田ゼルビアのファン・サポーターの皆様、クラブ関係者の皆様、J1昇格おめでとうございます。
この結果は1年間の成果だと思います。
試合全体としては、さあここからという場面でのプレー精度が足りなかった印象です。
また9000人以上の方々にご来場いただきながら、0-3という結果は非常に残念でなりません。
シーズンはまだ3試合ありますから、顔を上げて結果を出せるように頑張っていきます」
以上
▽選手コメント
チャン ミンギュ選手

–悲願のJ1昇格を決めました。今の心境は?
「まだ実感が沸かないですが、次の試合に向けての準備をして、優勝を決めたいという気持ちがあります。
日本に来て4年目。
J1昇格をするためにプレーをしてきましたが、実際にその瞬間になったら、意外と冷静な自分がいるなと思っています」
–直近の秋田戦は1試合出場機会がない中での今日の熊本戦でした。悔しい気持ちをぶつけたかったのでは。
「直近の秋田戦に出られなかった分も、この熊本戦を完封勝利で終えることができて、うれしい気持ちでいっぱいです」
下田北斗選手

–勝負を決定づける3点目を決めました。ゴールシーンを振り返って下さい。
「サイドを突破した中で、ゴール前のこぼれ球を決める形になりましたが、あのエリアに入っていくことは言われていました。
結果的に遅れて入っていく形になりましたが、相手もおらず、ポッカリとしたスペースにボールがこぼれて来て、シュートをフカさないことを意識して打った中で決まって良かったです。
2試合連続でゴールを決められたことに関しては、それ自体が選手の価値に繋がりますし、2試合続けて決めることができてうれしいです」
–J1昇格に対するご自身の貢献度はいかがでしょうか。
「あまり貢献できていないですが、試合に出ている、出ていないに関係なく、やることがチームだと思います。
自分が出た時に何ができるか。それも大事ですし、チームメートの普段のふるまいが周りに刺激を与えることもあります。
試合に出ている選手たちだけで勝ち取ったわけではなく、チーム全員で勝ち取った昇格かなと思っています。
少しでもクラブの力になれて、町田の歴史を作ることができて良かったです」
奥山政幸選手

–町田での在籍歴も長い選手として、J1昇格を達成した瞬間の心境は?
「多くの人が望んでいた悲願ですし、それは僕自身もそうです。
またこのクラブに関わってくれた、在籍してくれた選手たちにとってもそうです。
そしてこのクラブを作り上げて下さった方々も同じ思いだったでしょうし、本当に多くの人たちの悲願でした。
それを達成することができて、まずはホッとしています。ただ僕たちはJ2優勝を目標にしているので、まずはしっかりと来週も勝って、もう一度みんなとホームで喜び合いたいなと思います」
–クラブライセンスの問題もあり、過去に昇格に近い権利を手にしながらそれを活かすことができなかった経験もありました。そういう経験を経ての昇格となりました。
「ライセンスの問題があったり、逆に自分たちの目の前で優勝を決められたこともありました。
いろいろな経験をしてきて、もちろんその時は悔しかったですが、今はそういうことがあったからこその今日の喜びだと思っています。
先ほども言いましたが、自分たちだけで勝ち得たものではないので、本当に関わって下さった全ての方々に感謝したいです」
以上