HIGHLIGHT

2020 明治安田生命 J2リーグ

07月19日(日) 19:00 KICK OFF ケーズデンキスタジアム水戸
試合終了
水戸ホーリーホック
4
2 - 0
2 - 0
0
FC町田ゼルビア
ゴール
10' 山口 一真
27' 山谷 侑士
63' ンドカ ボニフェイス
90+1' 松崎 快
スターティングメンバー
GK 21 牲川 歩見
DF 13 岸田 翔平
DF 4 ンドカ ボニフェイス
DF 24 細川 淳矢
MF 6 平野 佑一
MF 23 外山 凌
MF 7 山田 康太
MF 20 森 勇人
MF 16 山谷 侑士
FW 9 中山 仁斗
FW 10 山口 一真
ベンチスタート
GK 50 松井 謙弥
DF 2 住吉 ジェラニレショーン
DF 3 前嶋 洋太
MF 15 奥田 晃也
MF 25 平塚 悠知
MF 27 松崎 快
FW 48 アレフ ピットブル
チーム監督
秋葉 忠宏
選手交代
68' 平野 佑一 → 平塚 悠知
71' 山谷 侑士 → 松崎 快
71' 中山 仁斗 → アレフ ピットブル
81' 山口 一真 → 住吉 ジェラニレショーン
81' 森 勇人 → 奥田 晃也
警告
30' 平野 佑一
退場
データ
FK 18
CK 4
PK 0
シュート 16
警告/退場 1 / 0
ゴール
スターティングメンバー
GK 1 秋元 陽太
DF 22 小田 逸稀
DF 5 深津 康太
DF 4 水本 裕貴
DF 2 奥山 政幸
MF 18 髙江 麗央
MF 25 佐野 海舟
MF 14 吉尾 海夏
MF 10 平戸 太貴
FW 27 晴山 岬
FW 30 中島 裕希
ベンチスタート
GK 42 福井 光輝
DF 3 大谷 尚輝
DF 23 酒井 隆介
MF 15 井上 裕大
FW 7 マソビッチ
FW 9 ステファン
FW 16 安藤 瑞季
チーム監督
ランコ ポポヴィッチ
選手交代
46*' 晴山 岬 → マソビッチ
46*' 中島 裕希 → ステファン
49' ステファン → 安藤 瑞季
64' 小田 逸稀 → 大谷 尚輝
75' 大谷 尚輝 → 酒井 隆介
警告
53' 佐野 海舟
62' 小田 逸稀
77' 深津 康太
退場
データ
FK 15
CK 3
PK 0
シュート 9
警告/退場 3 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
1,268 晴 / 25.4°C / 73% 全面良芝
主審 副審 第4の審判員
鶴岡 将樹 五十嵐 泰之、金次 雄之介 松澤 慶和
試合終了
水戸ホーリーホック
4
2 - 0
2 - 0
0
FC町田ゼルビア
試合経過
前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

町田 開幕から無敗を誇っているものの、勝ち切れない試合が目立っている。注目は、ルーキーとベテランがコンビを組む2トップだ。プロ初先発の晴山と経験豊富な中島が前線で違いを生み出し、新たな風をチームに吹かせたい

前半0分

水戸は中山仁、町田は水本がキャプテンマークを巻く

前半1分

町田 カウンター攻撃を展開。佐野のパスを受けた晴山がペナルティエリア右へ進入する。しかし、外山にうまく対応されてしまう

前半2分

町田 敵陣中央の右でFKを獲得

前半3分

町田 キッカーの平戸は右足でふわりと浮かせたボールを供給。ペナルティエリア中央の中島が頭でそらすと、反応した深津がゴール前へ走り込む。しかし、牲川にパンチングされてしまうと同時に、深津のファウルを取られてしまう

前半4分

町田 右サイドの敵陣深くでFKを獲得

前半5分

町田 キッカーの吉尾が左足でグラウンダーの鋭いシュートを放つ。すると、放たれたボールは右ポストに直撃。このこぼれ球に反応した佐野が詰めるも、これも右ポストに当たってしまい、惜しくも決められない

前半10分

水戸 山口が得点

前半15分

町田 左サイドの敵陣中央でFKを獲得

前半16分

町田 トリックプレーを披露。ボールの前に立っていた高江が前方へ走り込むと、キッカーの平戸がペナルティエリア手前の水本へパスを送る。水本はワンタッチでペナルティエリア左へ展開し、ここに高江が反応。右足でダイレクトシュートを放つも、ゴール左ポストに直撃してしまう

前半19分

両者、セットプレーをうまく利用して効果的にチャンスを作っている

前半21分

町田 中島が相手との接触で足を痛めて倒れている

前半22分

町田 中島は立ち上がってプレーを続ける

前半22分

町田 相手のクリアを拾った吉尾がカットインをしてペナルティエリア手前の中央から左足で強烈なシュートを放つ。しかし、枠の上に外れてしまう

前半25分

町田 サイドをうまく変えながら、テンポよくボールを回し、攻撃に転じようとしている

前半25分

飲水タイムのため、いったんプレーが止まる

前半26分

飲水タイムが終了し、プレーが再開される

前半27分

水戸 山谷が得点

前半30分

水戸 平野にイエローカード

前半32分

町田 相手のコンパクトな守備に苦しめられ、ボールを保持するものの、うまく決定機を作れない

前半33分

町田 晴山が岸田との接触で頭を押さえて倒れていたが、立ち上がってプレーを続ける

前半44分

町田 敵陣中央の左から佐野がディフェンスラインの裏へロングボールを供給。しかし、味方とはタイミングが合わない

前半45分

町田 右CKを獲得

前半46分

アディショナルタイムは1分の表示

前半46分

町田 キッカーの平戸はショートコーナーを選択。ボールを受けた吉尾が右サイドの敵陣深くから鋭いインスイングのクロスを左足で供給。ファーサイドへ送られたボールに深津と水本が反応するも、ンドカにクリアされてしまう

前半47分

前半終了。2-0と、ホームの水戸のリードで試合を折り返す

後半0分

水戸ボールでキックオフ、後半開始

後半0分

町田 27晴山OUT→7マソビッチIN

後半0分

町田 30中島OUT→9ステファンIN

後半2分

町田 ステファンが接触により右足を痛めて倒れている

後半4分

町田 ステファンは担架で運ばれ、ピッチの外へ出る

後半4分

町田 9ステファンOUT→16安藤IN

後半5分

町田 平戸と安藤が2トップを組んでおり、マソビッチは左サイドに入る

後半7分

町田 テンポよくボールを回し、攻撃のリズムを作っている

後半8分

町田 佐野にイエローカード

後半8分

町田 佐野は激しく守備をしたことが、警告の対象となる

後半11分

町田がボールを保持し、水戸が連動した守備で対抗するという構図が、後半の立ち上がりから続いている

後半13分

町田 マソビッチが左サイドの敵陣中央から右足でロングボールをファーサイドへ供給。しかし、味方とうまく合わない

後半16分

町田 吉尾が平戸とのパス交換で、うまく相手をはがす。すると、ペナルティエリア手前の左から低めの鋭いシュートを放つ。しかし、惜しくも枠の右へ外してしまう

後半17分

町田 小田にイエローカード

後半18分

水戸 ンドカが得点

後半19分

町田 22小田OUT→3大谷IN

後半23分

水戸 6平野OUT→25平塚IN

後半25分

飲水タイムのため、いったんプレーが止まる

後半26分

水戸 16山谷OUT→27松崎IN

後半26分

水戸 9中山仁OUT→48HピットブルIN

後半26分

飲水タイムが終了し、プレーが再開される

後半29分

町田 大谷が足を痛めて倒れている

後半29分

町田 大谷はピッチの外へ出る

後半30分

町田 3大谷OUT→23酒井IN

後半31分

町田 アクシデントが相次ぎ、苦しい展開を強いられている

後半32分

町田 酒井はそのまま右サイドバックに入っている

後半32分

町田 深津にイエローカード

後半32分

町田 深津はHピットブルを後ろから倒したことが、警告の対象となる

後半36分

水戸 10山口OUT→2住吉IN

後半36分

水戸 20森OUT→15奥田IN

後半39分

町田 攻め上がっていた奥山がペナルティエリア左からマイナスの方向へパスを供給。受けたマソビッチがペナルティエリア手前からダイレクトシュートを放つ。しかし、枠を外してしまう

後半43分

町田 相手のミスを見逃さなかった安藤がペナルティエリア手前の右から強烈なシュートを放つ。しかし、大きく枠を外してしまう

後半44分

町田 マソビッチが自陣のハーフウェーライン付近から右足でロングシュートを放つ。しかし、正確さを欠いてしまい、枠をとらえられない

後半46分

アディショナルタイムは4分の表示

後半46分

水戸 松崎が得点

後半50分

試合終了。4-0でホームの水戸が勝利

○試合後の記者会見:ランコ ポポヴィッチ監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「前半の入りは悪くなく、我々にもチャンスはありましたし、先に1点を取ればまた違った展開になったかもしれませんが、全体的に今日の試合に関してはここまで我々がやってきたことを見せることはできませんでした。前半、相手に数多くのチャンスを作られたわけではないですが、その相手にあった少ないチャンスの中からしっかりと2点を決め切られてしまいました。また今日は相手に球際とかデュエルの部分でも上回られた試合だと思います」

–晴山(岬)選手を先発で起用しましたが、彼に期待したことは何だったのでしょうか?
「特別なことはなく、彼らしくプレーしてほしかったです。U-19日本代表合宿でも良いプレーをしたと聞いていましたし、練習でも良くなってきていましたので、そのままのプレーを試合で出してほしかったです。彼はまだまだ若い選手でこれからの選手だと思っています。もちろん今日が彼にとってプレーするのが最後の日ではないので、もっと活躍する選手になっていってほしいです」

–点差は広がっても、最後まで1点を取ろうというファイティングポーズを下げませんでした。監督から見て、その点はいかがでしたか?
「前半の出来に関して入りはそこまで悪くはなかったですし、我々もセットプレーから2本の決定機を作れていました。(髙江)麗央がシュートを打ち切れなかった場面もありましたし、その1本で点が入っていれば、また違った展開になったかもしれません。ただ今日は全体的に守備のときの距離が遠かった印象です。あれだけ相手を自由にさせてしまうと、チャンスを作られてしまう中で2点を先行される形になりました。我々がやってきた攻守両面で主導権を握るサッカーで主導権を握れず、受け身になってしまったことが多かった前半だと思います。後半に関しては失点はしましたが、ボールを持ってトライする姿勢は、満足できる時間帯がたくさんありました。最後まで1点でも取り返そうという姿勢を見せることはできたと思います。前半の進め方、試合の入りを含めて、何かを相手にされてからそれに対してアクションを起こすようでは遅いです。ピッチに入ってから集中力を高めるのではなく、チームバスに乗る時点で集中力を高めなければなりません。試合に向けた100%の準備をするということ。そこからまた徹底していきたいと思います。そしてセットプレーの場面で相手をフリーにしてしまいました。真面目なチームとしてはやってはいけないことです。そういった子どもみたいなミスを修正しないとなりません」

–今日は交代で出場した選手が負傷で交代するなど、監督としては誤算が続いたゲームだったと思います。こういう場合は、こういう日もあると割り切った方が良いのでしょうか?
「ここですべてを話すわけにもいきませんし、いろいろなチーム事情の中で選手を起用しますが、トレーニングで良い部分を出した選手を起用するのは当たり前のことで、それがうまくいかないこともあります。今日は交代枠5人の中で2人が負傷で交代しましたが、だからこそ負けたというわけではありません。それは事実としてありますが、それが結果につながったというわけではないです」

以上

○水戸ホーリーホック:秋葉忠宏監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「前半を終えて2-0という前節の松本戦と同じようなシチュエーションになりました。勝ち切るためのミーティングをして、勝つためのプランを徹底してきました。ここまでは痛みを伴ってきましたが、2-0で終わるだけではなく、3点目、4点目、追加点を決めてしまおう。そして無失点で試合をしっかりとクローズしようということ。そういった上積みができたと思います。選手たちのパフォーマンスを誇りに思います。そして選手の能力の高さ、インテリジェンスの高さを感じています。本当に今日は素晴らしいゲームになったので、ファン・サポーターと今日1日は喜びを共有したいなと思います」

–無失点という結果に関して、前節からどういった部分が良くなったのでしょうか?
「まず相手はカウンターが最大の武器だったので、カウンターを受けないためにどうするか。と言ったら、ゲーゲンプレスでカウンターを受けないこと。また仮にカウンターを受けてしまえば、単純に戻るスピードで相手よりも早く上回ろうという話をしてきました。その2点を選手たちはよくやってくれました。さらにセットしたときは、ただ単にセットするだけではなく、どこかでアプローチのスピードを速めること、守備のスイッチを入れることを徹底しようと話した中で、スピードに変化を加えることもできました。我々がパワーを持って守備をできたことが無失点で終えられた理由だと思います。最後までホソ(細川淳矢)とボニ(ンドカボニフェイス)を中心に、ダブルボランチもかなりの集中力を持って戦ってくれたことが無失点につながったと思います」

以上

▽選手コメント

○奥山政幸選手
–悔しい結果となりましたが、まずはゲームを振り返っていかがですか?
「スコアにもある通り、完敗でした。ことごとく球際の争いでも後手に回って、セカンドボールも拾われ続けた印象です。自分たちのミスもありましたし、自分たちの首を自分たちで苦しめました」

–セットプレーのチャンスでポストを直撃するようなチャンスも作れました。
「入っていれば勢いづいた場面だったと思いますが、決め切れないことが現状です。それでも変に引きずらずに、前向きなプレーを続けることが大事だと思います」

–最後まで1点でも返そうとファイティングポーズを見せ続けることはできていました。
「欲を言えば1点でも取りたかったです。後半の入りも悪くなかったので、そこで1点を取れれば勢いづけるというイメージはあったのですが、その場面で得点が取れずにという試合が続いています。前節の新潟戦は3点を取りましたが、得点数がまだ少ないので、攻撃面は見直していきたいことです」

○平戸太貴選手
–悔しい結果となりましたが、まずはゲームを振り返って、全体的にどんな印象でしょうか?
「完敗でした。ただリーグ戦を戦っていく中でどのチームでも負けるときは必ずくるので、ズルズルとこのまま引きずらずに、課題として出たことを真摯に受け止めて、修正できるようにまたトレーニングをしていきたいです」

–最初のポジションは左サイドハーフでした。どんなことを意識していましたか?
「守備の面では前線からプレッシングに行くことの助けになるようにすることと、攻撃の面では自分の位置から前への配球や崩しの部分で前に入っていくことを意識して試合に臨みました」

–一方でデザインされたセットプレーからポスト直撃のチャンスも作れていました。
「セットプレーの場面は練習している形ですし、試合でも自信を持ってやるだけでした。決まっていればまた違った結果になったのかなと思います」

以上