チーム一丸のきっかけ作りへ—玉川大学TAPセンターによる「TAP」(玉川アドベンチャープログラム)を実践しました

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トップチームの選手・スタッフが23日(月)、玉川大学 TAPセンター(詳細:http://tap.tamagawa.ac.jp/)による『玉川アドベンチャープログラム』を実践しました。毎回お世話になっている川本和孝先生、白山明秀先生、永井由美先生、そして学生の皆様にも協力していただきました。

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既にご存知の方も多いかもしれませんが、通称TAP(Tamagawa Adventure Program)と呼ばれ、アドベンチャー教育の哲学・手法と、玉川学園の全人教育とを統合した体験学習プログラムのことです。ゼルビアでは毎年、チームビルディングに役立たせており、今年もチームが始動したばかりのこの時期に行っていただきました。

今回は、8名の新加入選手が加わり、個々がアイスブレイクし、さらにチーム一丸となって目標達成に向かう必要がある中、改めて組織とは何か、目的と目標とは何か、それを達成するためにどのようなコミュニケーション、マインドが必要なのかを座学と体験プログラムで学習しました。白山明秀先生は「1つのチーム・組織として、この一年をどのような目的で過ごすか、そのためにどんな目標を立ててチャレンジしていくか」と説明されました。

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大切なのは、コミュニケーション・チャレンジする姿勢・リーダーシップ・フォロワーシップ・課題発見能力・課題解決能力などを身につけること。まずは最初、室内でペアやグループを組み、ちょっとしたアイスブレイクのプログラムを実施。その後、TAPチャレンジコースに出て3グループに別れて様々な体験プログラムに取り組みました。

綱渡りやバランス取りなど、少し困難なものや、目隠しをし、仲間とは合言葉で識別して合流するというユニークなものまでありました。やはり効果はてきめんで、みんなどんどん掛け合う声が大きくなっていきます。TAPは毎年恒例で、ひとシーズンに複数回行っていることもあり、在籍年数が長い選手は、新加入選手に教えたりする場面もありました。新加入選手も時間が経過するごとにどんどん、既存の選手たちと積極的に言葉を交わし、打ち解けていきます。

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昼食をとったあと、午前のプログラムの反省と、午後のプログラムをどのように進めていくかの話し合いが行われましたが、前向きな意見、そして「午前、これができなかったから、午後も諦めずにやろう」などコミュニケーションとチャレンジャー精神が発揮されるようになっていました。

午後は、命綱を使わなければ体験できないプログラムばかり、下段のフォトギャラリーを御覧いただきたいのですが、本当にどれも、課題解決に向けて考えること、強い気持ち、チャレンジャー精神、そして仲間を信頼する気持ちがないとできないハードなものばかりでした。それでも選手は果敢に挑戦していました。

前回、相馬直樹監督と村主博正コーチが挑戦した『ダングルデュオ』には大谷尚輝選手と平戸太貴選手が挑戦。大谷選手は長い手と足を駆使して上り、時には平戸選手と2人で協力をして登りました。初めての挑戦ながら見事に頂上まで登りきりました。近くで見ていた相馬監督は「平戸がここまで声を出しているのは初めて聞いた」と驚いている様子でした。これもTAPの成果といえます。

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チームメイトに命綱を預け、直立不動の丸太の上に登ってからボールに向かって飛び込む『バンパーボール』というアクティビティも経験しました。アクティビティに望む前に命綱を預ける仲間に「準備できました。よろしくお願いします!」と声をかけ、無事に戻ってきた際には「ありがとうございました!」と固い握手を交わしていました。より一層チームとして1つになってきていると実感することができました。

午前中に室内で行ったアイスブレイクプログラムの時から比べると、選手たちは顔も自然と笑顔があふれ、アクティビティに挑戦しているチームメイトには「頑張れ!」「まだいけるよ!」「こうしたら!」などと声援が湧き、非常に雰囲気も良く盛り上がったTAPとなりました。

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最後に白山明秀先生から「新加入の選手もいる中で、いいチームを作るためにどうすればいいか考えながら行って欲しいと思い、今回の体験を行いました。体験学習では30人受ければ30通りの感じ方があります。皆さんが感じたことをすり合わせていくには多様性だとか多角的に物事を見ていくこととか、そういう点がチームにとっては重要かと思います。この経験をふまえ、このあとに控えているキャンプでは、このチームを戦えるチームまた素敵なチームになるきっかけにしてもらえたらと思います。私たちはいつでも応援しています。これからも頑張ってください!」と激励のお言葉をいただきました。

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チームは今後、今回のプログラムをしっかりと頭に刻み、まずは小野路グラウンドを中心にトレーニングを積み、1月30日から宮崎・綾町で行われるキャンプに向かいます。昨年は、チーム一丸となって攻守両面で組織力を発揮し、チャレンジャー精神を持ち続けたことで7位になれました。今回の実習をさらに自分たちのものとし、2月26日(日)のジェフユナイテッド千葉戦に準備したいと思います。

改めまして、ご協力いただきました玉川大学 TAPセンターの皆様、サポートしていただいた総務課、広報課の職員の皆様、学生の皆様、今回も本当に本当にありがとうございました。皆様のご支援に応えられるようにチーム一同、2017シーズンも頑張ります。

尚、「TAP」は一般企業・団体の研修目的で受講することが可能です。プログラムに興味がある方、受講してみたい方はぜひ、詳細を次のURL(http://tap.tamagawa.ac.jp/)よりご確認いただき、お問い合わせください。

▽フォトギャラリー

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