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首位・町田の真価が問われる。百年構想リーグ王者・神戸との上位決戦

首位・町田の真価が問われる。百年構想リーグ王者・神戸との上位決戦

止まらない町田の勢い。逆境を乗り越える“チーム力”

町田の勢いが止まらない。前節は清水を5-0で倒してリーグ3連勝とし、首位へ再浮上。その清水戦では先発予定だったテテイェンギがケガによって試合直前で外れるアクシデントがあったが、今の町田には逆境を乗り越える“チーム力”がある。

「われわれはいろいろな戦い方ができるし、小川航基もFWとしてのパワーを持っている選手。そういう意味では違和感なくやれると信じていた」(黒田剛監督)

その言葉どおり、アクシデントにも動揺することなくゲームを進めた町田は、最終的に清水を圧倒。突然の先発出場となった西村拓真がハットトリックを達成するなど、層の厚さを見せる戦いとなった。

「これで公式戦6連勝となったが、決して油断することなく、中2日で控える神戸さんとのアウェイゲームに向けて、しっかりとコンディションを整え、再び勝点3を積み上げられるように、チーム一丸となって準備を進めていきたい」と指揮官。清水戦に続き、今節も中2日で戦う過密日程。そして相手は、百年構想リーグ王者の神戸だ。リーグ屈指の強豪に対し、今の町田は首位の力を示すことができるか。前半戦の一つの試金石となる一戦だ。

 

スキッベ監督が築く高強度のサッカー

近年のJリーグで継続して安定した強さを見せているのが神戸だ。2025シーズンこそ5位に甘んじたが、23年と24年でJ1リーグを連覇。今年の百年構想リーグから前広島指揮官のミヒャエル・スキッベ監督を迎えると、さっそく優勝して存在感を示した。

スキッベ監督が志向するスタイルが今の神戸にもマッチしているのだろう。攻撃では縦に鋭く、サイドを有効活用し、守備では前線から果敢にプレスをかけていくのがスキッベサッカーだ。広島時代に採用していた[3-4-3]システムではなく、神戸では[4-3-3]を継続しているが、“強度”の高いスタイルをそのまま生かし、各ポジションに揃うタレントたちをまとめ上げている。

リーグ戦2試合連続ゴール中の大迫勇也は好調を維持しており、武藤嘉紀、井手口陽介、酒井高徳、権田修一ら日本代表経験者は今季も健在だ。神戸の大きな得点源となっている左サイド・ジエゴのロングスローも要警戒。前節は川崎Fに1-2で敗れているが、敗戦した後だからこそ、より今節は町田に対して高いモチベーションで臨んでくるだろう。

神戸の“個”に屈しない。町田の勝利への道筋

町田のポイントは、相手の個に屈しないことだ。「やはり球際だと思います。相手が得意とする部分で自分たちが上回ること。組織力やチームの良さが自分たちにはあるので、個人のところでも負けじと頑張りたい」(相馬勇紀)。個々の局面でハードに激しく戦ってくるのは神戸の一つの特長でもある。選手の質、強さはJ1でトップレベルだろう。だが、そこで屈していては、試合の主導権は相手のモノだ。まずはそれぞれの局地戦で神戸を上回り、無失点に抑えながら町田が優位に試合を運べるか。その上で、直近のリーグ戦3試合9発の高い攻撃力を発動させれば勝点3に近付いていく。

「セットプレーもそうですし、カウンターやボールを繋ぎながらのプレーもいろんな形で得点を取れている」。攻撃の中心である相馬がそう語る多彩な得点パターンは今の町田のストロングポイント。今節も継続して発揮できれば、よりチームは勢いに乗っていくはずだ。

4位・神戸との上位直接対決。対戦は町田の初タイトルとなった昨年11月22日の天皇杯決勝以来だ。約1年ぶりの戦いで町田は再び神戸を倒すべく、敵地へ乗り込む。

Pickup Player Voice

FW 7 相馬 勇紀

次はゴールを取りたい

 

 

——リーグ戦3連勝中です。チームの手応えをどう感じていますか?
「内容も伴った勝利なので、チームの充実度、成長を感じながらプレーできています」

——攻撃陣はリーグトップの得点数と好調です。
「セットプレーもそうですし、カウンターやボールを繋ぎながらのプレーもいろんな形で得点を取れています。ビルドアップの部分も安定しているので、良い戦いができていると思っています」

——神戸の印象は?
「日本を代表するようなプレーヤーが多いので、そこは気を付けないといけないと思っています。スタイルは以前と変わらずロングボール中心のサッカーですが、やはり個人のレベルは高い。そこは警戒しないといけません」

——神戸戦ではどういうプレーを見せたいですか?
「個人として次はゴールを取りたいと思っています」

——神戸戦の勝利のポイントは?
「やはり球際だと思います。相手が得意とする部分で自分たちが上回ること。組織力やチームの良さが自分たちにはあるので、個人のところでも負けじと頑張りたいと思います」

Stats

■リーグ戦過去対戦成績

1勝1分2敗(3得点3失点)※百年構想リーグは含まない

 

■2026/27明治安田J1リーグ成績

FC町田ゼルビア
【順位:1位】
8勝2分1負
勝ち点:26
総得点:30
総失点:10
得失点差:20
ヴィッセル神戸
【順位:4位】
7勝1分3負
勝ち点:22
総得点:18
総失点:11
得失点差:7

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