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未知なるシンガポールへ。ACLTwoで2連勝を目指す

未知なるシンガポールへ。ACLTwoで2連勝を目指す

京都戦の勝利で得た自信を携え、アジアの戦いへ

リーグ戦で得た勝利の勢いを携え、アジアの戦いへ挑んでいく。10日(土)の京都戦は一進一退の攻防の中、明本考浩が決勝点を奪って1-0の勝利。「交代で入った選手たちがすごく躍動してくれた」と黒田剛監督が振り返ったように、明本に加え望月ヘンリー海輝やネタラヴィ、ミッチェルデュークなど、後半途中から入った選手たちがチームのギアを上げ、勝利へ繋げられたのは大きな収穫だ。次は中4日でACLTwo第2節。町田にとって初めての地での戦いだ。

「ACLエリートとは少し違い、シンガポールという地はチームとして行ったことがない。どういうことが待ち受けているか分からないが、京都戦と同様に選手たちの層をしっかり使い切りながら勝点3を確実に取ってくる。そういうアウェイゲームになってくると思う。妥協なく、取り組んでいきたい」(黒田監督)。

京都戦で得た勢い、選手層の厚さを生かし、狙うはACLTwoでの2連勝だ。

 

日本人選手が支えるタンピネス・ローバーズの組織力

タンピネス・ローバーズと言えば、ゼルビアと8月にパートナーシップを締結したばかりの友好関係にあるクラブだ。フロントでは元日本代表FWの李忠成氏が副会長兼スポーティングディレクターを務めており、チームはまさに日本人を主体にした選手編成。9人の日本人が“外国籍選手”として在籍し、チーム力を高めている。

上海申花とのグループステージ第1節では、11人中5人の日本人が先発。その中で中心となっているのが、やはり元日本代表の小林祐希だ。後方からパスを繋いで攻撃を組み立てるスタイルのタンピネスは、ボランチの小林がボールに触ってゲームをコントロールする。さらに前線には、昨季のシンガポールリーグのMVPである東川続が点取り屋として存在感を発揮。他にも川崎Fを始め複数のJクラブでプレー経験のある風間宏矢、最終ラインには元岡山の187cmの大型DF鷲見星河がおり、攻守の中心に日本人が配置されている。

上海申花戦は1-2で落としているが、日本人主体とあって機動力がありハードワークする組織的なチームだ。アウェイで戦う町田としても、簡単なゲームにはならないだろう。

自分たちのスタイルを貫き、敵地で勝利をつかむ

町田の勝利のポイントは、敵地だろうと臆することなく自分たちのスタイルを貫けるかだ。独特な雰囲気が漂う海外でのアウェイゲーム。さらに未体験のシンガポールでの一戦だ。「何が起こるか分からないのがACL」と経験豊富な下田北斗は気を引き締めるが、主体的な戦いの重要性を説く。

「自分たちが受けに回らず、自分たちから仕掛けていくことは大事だと思います。敵のペースに合わせると、相手もどんどん乗ってくると思う。自分たちのリズムに引き込めるようにやっていきたい」

タンピネスのスタイルであるボールポゼッションを町田は前線からの強度の高い守備で封じ込められるか。その上で相手を押し込み続けて主導権を握れば、必ずチャンスは訪れる。シンガポールへの移動も含めてハードな戦いが予想されるが、京都戦で示した“選手層”を生かしながら勝点3奪取を狙う一戦となる。

Pickup Player Voice

MF 18 下田 北斗

目の前の試合で勝点3を取っていくこと

 

 

——直近のリーグ・京都戦は出場停止でしたが、チームの戦いを外からどう見ていましたか?
「今、チームとしてチャレンジしている部分は出ていましたし、相手のカウンターを受けたりはしていましたが、最後に体を張るところは町田の哲学。チームとして大事にしている部分はみんなが体を張ってやっていました。連敗しないことは大事ですし、アウェイの難しい状況だったと思いますが、勝点3を取ってくれて、見ていて頼もしかったです」

——ここまで自身の状態は?
「もっともっとやらないといけないとは常に思っています。ピッチで貢献することが大事だと思うので、まだまだやらないといけないことはたくさんあります」

——タンピネス・ローバーズの印象は?
「日本人が多い印象です。日本人が多くいると、しっかりハードワークして、サボるとかはないと思う。(グループステージ第1節の)上海申花相手に1-2で負けてはいますが、侮れない。何が起こるか分からないのがACLなので、しっかり戦いたい」

——初めてのシンガポールでの一戦となりますが、アウェイの難しさなどはありますか?
「どういう雰囲気かは分かりませんが、僕たちは昨季のACLの経験もあります。移動なども含めてコンディションなどは自分にできることをやっていきたい。ホームとアウェイでは海外のチームはガラッと変わったりするので、いつもと同じように油断なくやっていきたいです」

——海外のアウェイで勝つためにポイントになるところは?
「自分たちが受けに回らず、自分たちから仕掛けていくことは大事だと思います。敵のペースに合わせると、相手もどんどん乗ってくると思う。自分たちのリズムに引き込めるようにやっていきたい」

——アウェイですが、勝点3を狙っていきたいところですか?
「そうですね。グループステージは6試合。連勝でどんどん勝点を積み重ねていくことは大事。相手を舐めているとかではなく、目の前の試合で勝点3を取っていくことで、今後の連戦の中でも少しずつ精神的な部分などで余裕が出てくることもあると思う。しっかりやっていきたい」

——ACLエリートとTwoでは相手の違いはありますか?
「エリートでは韓国や中国、オーストラリアと戦うイメージがありました。ACLTwoでは東南アジアや今回はシンガポールのチームとなりますが、少し(エリートとは)タイプが違う。大柄な選手と言うよりかは、小柄でクイックネスが早かったりするイメージがあるので、そういったところはしっかり対応していきたいです」

——ファン・サポーターに向けてメッセージをお願いします。
「シンガポールでの平日のゲームということで、なかなか現地まで来づらいと思います。ただ、来てくれるファン・サポーターの方々もいると思いますし、そういった方たちには一緒に現地で戦ってもらい、パワーをもらいながら、『シンガポールまで来て良かった』と喜んでいただける結果を出したい。もちろん、町田で見てくださるファン・サポーターの方々も含めて、町田のサッカーを見せられるように、良い試合ができるように頑張りたいです」

Stats

■過去対戦成績

0勝0分0敗(0得点0失点)

 

■AFCチャンピオンズリーグTwo 26/27グループステージ成績

FC町田ゼルビア
【順位:1位】
1勝0分0負
勝ち点:3
総得点:2
総失点:0
得失点差:2
タンピネス・ローバーズ
【順位:3位】
0勝0分1負
勝ち点:0
総得点:1
総失点:2
得失点差:-1
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