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再びアジアへ。初戦はカンボジアの強豪・PKRスヴァイリエン

再びアジアへ。初戦はカンボジアの強豪・PKRスヴァイリエン

エリートの舞台へ戻るために。目指すは頂

再びアジアの戦いが幕を開ける。2025年度の天皇杯を制した町田に出場権が与えられたのは、ACL2だ。準優勝に終わった今年のACLエリートに次ぐアジア2番目の国際大会ではあるが、名を連ねるのは各国で上位につけた力のあるクラブである。上海申花(中国)やFCソウル(韓国)、江原(韓国)など、ACLエリートでもしのぎを削った強豪チームらと覇権を争うことになる。
その中で町田が狙うのは、やはり悔しさを味わったエリートの出場権確保だ。

「リーグを通じて来季のエリートを確保し、参加していくのはクラブの目標でもある。ありとあらゆる角度から、そこは狙っていきたい。その中でACL2で優勝するのが一つある」(黒田監督)。

Jリーグで上位につけてエリートの出場権を狙うのはもちろんだが、ACL2王者にもその資格がある。同じグループに所属するのは、PKRスヴァイリエン(カンボジア)、タンピネス・ローバーズ(シンガポール)、そして上海申花。まずはグループステージ突破2位までに与えられるノックアウトステージ進出を果たし、その先の頂へと邁進していく。

 

相手はカンボジアリーグ3連覇中。個の強さに注意

ホームで迎えるACL2初戦は、カンボジアの強豪との激突だ。PKRスヴァイリエンは、国内リーグ3連覇中と近年のカンボジアサッカー界をけん引するクラブ。アジアの舞台でも力を示しており、ACL2の一つ下のカテゴリーにあたるAFCチャレンジリーグでは2年連続でファイナルまで進出。近年、国内だけでなくアジアでも実績を積み重ねている。

選手構成は、まさに“多国籍軍”だ。カンボジア人選手が大半を占めてはいるが、他にはさまざまな国の選手たちが集う。昨季までシンガポールのライオン・シティ・セーラーズで中心としてプレーしていたポルトガルU-20代表経験のあるルイ・ピレスを筆頭に、東京Vや山形でプレー経験のあるチアゴ・アウベス、ガーナU-23代表だったFWクワメ・ペプラ、モロッコU-23代表経験のあるDFファリス・ハンムーティ、オランダリーグで長くプレーしたアタッカーのシルフェステル・ファン・デル・ワーテル、スコットランドのMFコナー・シールズなど、欧州や南米、アフリカの外国籍選手たちがチーム力を押し上げている。さらにJリーグ経験はないが、東京農業大学出身の小田原貴や香港出身の藤井亮の日本人に加え、2024年にカンボジア国籍を取得した専修大学出身の大瀬貴己もいる。個の強さを持った選手たちは揃っているだけに、町田としては気の抜けない戦いとなりそうだ。

総合力で挑むアジア初戦。誰が出ても勝てるチームへ

町田はチーム全員の力で初戦を獲りに行く。PKRスヴァイリエンの後には中2日でリーグ・柏戦も待つ過密日程だ。決まったメンバーだけで連戦を乗り越えるのは難しく、誰が出ても戦える力をつけてきたのが今季の黒田ゼルビアだ。指揮官は言う。

「日頃からチャンスをうかがいながら頑張っている選手たちもいるので、いろんなチョイスを持ってやっていきたい。その中でもクオリティーを落とさず、闘争心を持ち、アジアの舞台で頑張ってくれることを期待したい」

12日(土)の横浜FM戦で今季リーグ戦初出場となったキム・ミンテも気合いは十分だ。

「リーグ戦はここまで良い成績できている。天皇杯を含めてカップ戦では、普段、試合に絡めていない選手たちが出た時には、しっかり結果を出していかないといけない。優勝するチームはやはり後ろにいるメンバーが結果を出している。みんな準備しているので、誰が出ても良い試合ができるのではないかと思っている」

主力からレギュラーを奪おうと試合に飢えた選手たちが今の町田には多く控えている。普段、リーグ戦で出番のない選手たちがここで結果を残せば、チームの士気はより高まり、力もアップする。まさに総合力で臨むアジア初戦。町田のチーム力を示す時だ。

Pickup Player Voice

DF 24 キム ミンテ

すべてのタイトルを獲れるように準備していく

 

 

——直近の横浜FM戦では、今季リーグ戦初出場となりました。手応えはどうでしたか?
「試合に出ていなかったぶん、いろいろ不安はありましたが、いつもどおりの感覚でできました。特別に良かったというよりも、いつもやっていることをしっかりやれたと思います」

——ここまで試合になかなか絡めず、苦しい時期もあったと思いますが、どう取り組んできましたか?
「メンバー外練習の時など落ち込みそうな時期はありましたが、その時には菊池ダビド(流帆)などが盛り上げてくれました。周りに助けてもらいながらですね。ただ、サッカーをやっていたら、やはり楽しくプレーできていました。それが単純に乗り越えられた理由だと思います」

——その中で成長できた部分は?
「いろいろ外から見る機会も多かったですし、練習の紅白戦などでも主力組を苦しめたりもしました。その中で自分も成長し続けられるように頑張ってきました」

——ACL2が始まりますが、チームとしてどう戦っていきたいですか?
「リーグ戦はここまで良い成績できています。天皇杯を含めてカップ戦では、普段、試合に絡めていない選手たちが出た時には、しっかり結果を出していかないといけない。優勝するチームはやはり後ろにいるメンバーが結果を出している。昨年の鹿島もそうでしたが、そういうチームになれるように、チームのためにやっていきたい。みんな準備しているので、誰が出ても良い試合ができるのではないかと思っています」

——個人としてどうチームに貢献していきたいですか?
「チームのベースの部分をしっかりやること。また、監督が要求していることをしっかりこなすこと。それをやりながら、自分の強みを出して、リーグ戦でも先発で出られるようにアピールしないといけない。ただ、一番はチームのことを考えながらやっていきたいです」

——個人としてアピールする部分は?
「僕はスピードも自信がありますし、オン・ザ・ボールの時には、しっかりパスを繋げたり、前に進むことも得意だと思っています。そういう部分でもしっかりチームに貢献できたらと思っています」

——勝利のポイントは?
「相手には個の強さを持った選手が何人かいるので、そこをしっかり抑えたい。しっかり走って、しっかり戦いながら、早めに得点を取って、うまくコントロールしながら試合を進めていけたらと思っています」

——ファン・サポーターに向けて、メッセージをお願いします。
「FC町田ゼルビアの全員がチームのためにしっかり戦っている中でいろんな大会が始まります。すべてのタイトルを獲れるように準備していくので、一緒に戦ってもらえたらと思っています」

Stats

■過去対戦成績

0勝0分0敗(0得点0失点)

 

■AFCチャンピオンズリーグTwo 26/27グループステージ成績

FC町田ゼルビア
【順位:-位】
-勝-分-負
勝ち点:-
総得点:-
総失点:-
得失点差:-
PKRスヴァイリエン
【順位:-位】
-勝-分-負
勝ち点:-
総得点:-
総失点:-
得失点差:-
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