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開幕の勢いを加速させ、敵地で2連勝へ

開幕の勢いを加速させ、敵地で2連勝へ

敵地でFC東京を5-1撃破。最高のスタートを切る

26/27シーズンは最高の船出となった。
独特の緊張感が漂う開幕戦、「不安や緊張も大きく、いろんな思いがめぐりながら迎えた一戦」と黒田剛監督は振り返ったが、終わってみれば強豪・FC東京相手にアウェイで5-1の大勝。もちろん、前半38分に相手に退場者が出たことも試合の状況を大きく左右したが、「それよりも選手たちは冷静にボールを運び、そして相手のゴールに迫る状況を多く作ってくれた。前半に逆転できたことがすごく大きかったと思うが、素晴らしい試合運びをしてくれた」と指揮官。数的優位となった中、勝ち越しゴールに満足することなく最後まで攻め続け、5得点を奪ったのは大きな収穫だ。初戦で得た勢いのままに、町田は次も敵地での戦いに挑む。

 

強烈な“個”を加えた千葉。警戒すべき攻撃力

今節も気の抜けない相手だ。17年ぶりのJ1復帰となった千葉に対し、町田は百年構想リーグで2戦2勝。どちらも2得点を奪って、したたかに勝ち切ったが、今は当時から戦力がバージョンアップしている。
小林慶行監督の下、GKからじっくりとパスを繋いで攻撃を組み立てるポゼッションサッカーは百年構想リーグから不変だが、その中に今季は強烈な“個”を加えた。CBにオーストラリア人のダニエル・ホール、ボランチにブラジル人のマテウス・インディオ、そして前線にはパワフルなストライカー・エリソンを川崎Fから獲得し、さらに身長2mのポルトガルの大型ストライカー・ホシャまで加えた。
開幕・広島戦は0-3の敗戦。ただ、内容を見れば千葉の良さは随所に発揮されていた。千葉が積み上げている細かなパスワークからの崩しに加え、個で局面を打開できるエリソンのパワーは、相手にとってやはり脅威。町田としても千葉の攻撃には注意が必要だ。

ミラーゲームの可能性十分。いかに相手の守備を崩すか

開幕2連勝を狙う町田のポイントは、千葉をどう攻略していくか。百年構想リーグでは4バックシステムを中心に戦っていた千葉だが、8月1日(土)の柏レイソルとのプレシーズンマッチや開幕戦では、[3-4-2-1]システムを採用している。柏も広島も3バックのチームとあっては、今節も千葉は同じシステムで臨んでくる可能性は十分にある。ミラーゲームが予想される中、町田は個の局面でいかに上回り、組織としても千葉を崩していけるか。

「相手とのミラーゲームになった時に、どうズレを作っていくか。また、得点数のところは昨年も課題だったと思うので、崩し切るところは一番の要素になると思う」とは前寛之。

開幕戦では町田の大きな武器であるセットプレーだけでなく、ミッチェル・デュークの同点弾のように左サイドを完璧に攻略する見事なコンビネーションもあった。FC東京戦で見せた多彩な攻撃パターンを、今節も敵地で示せるか。千葉の組織的な守備を上回り、勝利を掴めば、開幕2連勝とともに今季の町田にさらなる勢いをもたらす一戦となる。

Pickup Player Voice

MF 16 前 寛之

チームとして相手をどう上回っていくか

 

 

——開幕戦は5-1の大勝となりました。手応えは?
「内容に関わらず、まず結果が出たことが一番良かったと思います。ただ、振り返った時に、『このまま11人対11人だったら、どうだったのか』というところと、『(相手に退場者が出て)10人だったから』という部分は分けて考えないといけないと思っています。反省するところと、結果としてポジティブな部分があるので、その流れに乗っていけること。二つ目の面があると思います」

——相手が退場者を出して一人少なくなったとはいえ、最後まで攻めて5得点を取れたのは大きいのでは?
「そうですね。相手が10人になっても崩し切れなかったとか、数的優位の中でも負けてしまうことが時にあると思います。その中でも5点を取り切って勝てたのは、今まであまりなかったと思うので良かったです」

——自身のパフォーマンスは?
「全然満足していないですし、ミスもありました。ただ、距離ベースで言うと、比較的走れていたのはポジティブですし、チームの勝利に貢献できているのは一番良かったと思います」

——夏開幕という難しさもありますか?
「キャンプの体作りのところで言うと、身体的に上げ切る前に暑さで疲労が出たり、難しいところはありました。ただ、徐々に(コンディションを)上げていきながら、開幕戦に合わせられたとは思っています」

——今季の千葉の印象は?
「開幕戦は3バックでやっていましたし、いろいろ試行錯誤しながらやっていっていると思います。百年構想リーグでは僕たちが2勝していますが、今回はどうなるか分からない。自分たちは開幕戦で勝利して、これから良いスタートを切っていきたいので、次の試合も勝てるように全力を出したい」

——お兄さんの前貴之選手も開幕戦ではボランチで出場しています。兄弟でのマッチアップも予想されます。
「兄貴を上回りたいというよりも、チームとして相手をどう上回っていくか。ゲームに勝つために自分が何をしないといけないのか。自分に矢印を向けてやりたいです。ただ、兄弟対決はいつ戦うにしても嬉しい気持ちはあるので、その嬉しさを感じながら楽しんでやりたいと思います」

——勝利のポイントは?
「3バック同士の戦いになりそうなので、相手とのミラーゲームになった時に、どうズレを作っていくか。また、得点数のところは昨年も課題だったと思うので、崩し切るところは一番の要素になると思います」

——ファン・サポーターに向けてメッセージをお願いします。
「前節は東京ダービーで勝ったこともそうですし、多くの方に足を運んでいただきました。千葉もわりと近い方だと思うので、たくさんの声援を受けながら一緒に勝てるように頑張りたいと思います。応援をよろしくお願いします」

Stats

■リーグ戦過去対戦成績

4勝6分8敗(21得点30失点)※百年構想リーグは含まない

 

■2026/27明治安田J1リーグ成績

FC町田ゼルビア
【順位:1位】
1勝0分0負
勝ち点:3
総得点:5
総失点:1
得失点差:4
ジェフユナイテッド千葉
【順位:19位】
0勝0分1負
勝ち点:0
総得点:0
総失点:3
得失点差:-3

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