天皇杯 JFA 第 105 回全日本サッカー選手権大会

07月16日(水) 19:00 KICK OFF 富山県総合運動公園陸上競技場
試合終了
カターレ富山
1
1 - 1
1 - 0
2
FC町田ゼルビア
ゴール
45+1' 武 颯
スターティングメンバー
GK 42 平尾 駿輝
DF 23 西矢 慎平
DF 40 竹内 豊
DF 41 酒井 崇一
MF 8 松岡 大智
MF 13 深澤 壯太
MF 22 椎名 伸志
MF 24 河井 陽介
MF 25 亀田 歩夢
FW 17 井上 直輝
FW 58 武 颯
ベンチスタート
GK 21 大久保 択生
DF 20 大山 武蔵
DF 26 鍋田 純志
MF 7 佐々木 陽次
MF 14 浦 十藏
MF 15 ガブリエル エンリケ
MF 32 溝口 駿
MF 34 竹中 元汰
FW 39 古川 真人
チーム監督
安達 亮
選手交代
46' 亀田 歩夢 → 佐々木 陽次
52' 武 颯 → 竹中 元汰
63' 松岡 大智 → 鍋田 純志
75' 深澤 壯太 → 大山 武蔵
75' 椎名 伸志 → 浦 十藏
警告
69' 椎名 伸志
退場
データ
FK 8
CK 4
PK 0
シュート 5
警告/退場 1 / 0
ゴール
21' 西村 拓真
73' 岡村 大八
スターティングメンバー
GK 1 谷 晃生
DF 5 ドレシェヴィッチ
DF 19 中山 雄太
DF 50 岡村 大八
MF 8 仙頭 啓矢
MF 11 増山 朝陽
MF 23 白崎 凌兵
MF 88 中村 帆高
FW 15 ミッチェル デューク
FW 20 西村 拓真
FW 22 沼田 駿也
ベンチスタート
GK 13 守田 達弥
DF 3 昌子 源
DF 4 菊池 流帆
DF 26 林 幸多郎
MF 16 前 寛之
MF 18 下田 北斗
FW 9 藤尾 翔太
FW 30 中島 裕希
FW 49 桑山 侃士
チーム監督
黒田 剛
選手交代
46' 中村 帆高 → 林 幸多郎
46' ミッチェル デューク → 藤尾 翔太
46' 沼田 駿也 → 下田 北斗
68' 増山 朝陽 → 菊池 流帆
85' 白崎 凌兵 → 前 寛之
警告
43' 沼田 駿也
退場
データ
FK 14
CK 4
PK 0
シュート 14
警告/退場 1 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
3,629 曇り / 29.1°C / 75% 良芝
主審 副審 第4の審判員
長峯 滉希 長谷川 雅、堀 格郎 岡 宏道
試合終了
カターレ富山
1
1 - 1
1 - 0
2
FC町田ゼルビア
試合経過
試合経過が未登録です。

○試合後の記者会見:黒田剛監督

–まずは試合の総括をお願いいたします。
「天皇杯はジャイアントキリングや下克上を狙ってくるチームがとても多い中で、我々としても、チャレンジャー精神を持って取り組んだ一戦でした。前半の立ち上がりからプレスで相手を追い込みながら先制点を取れたまでは良かったですが、前半の終了間際に背後を攻略されて、一瞬の隙を突かれる形から失点をしたことに甘さがありましたし、また失点をしたことは反省点です。ハーフタイムには3枚替えを実行し、メンバーを入れ替えながら戦う中で、しっかりとボールを保持し、セットプレーの流れから相手を突き放すことができました。リーグ戦とはまた違った難しさがあることを選手たちが理解していた中で、失点をしたことを教訓として次のリーグ戦に臨みたいと思います。また次のラウンドに進めるという結果を手にできたことに感謝し、勝利の喜びを町田に持ち帰ります。さらに平日にもかかわらず、この富山の地まで約200人のファン・サポーターの皆さんが駆けつけて下さったことに感謝を申し上げます。皆さんが背中を押し続けて下さったことがこうして結果に繋がりました。ありがとうございました」

–前半の立ち上がりから積極的に前からプレスを掛ける形を実行されていました。この夏場では持続することが難しい中でもこの戦い方を選択された理由は?
「チームスタイルを変えることは我々が意図するものではないです。相手にボールを持たれる時間は長くなることは想定していましたし、相手がボールを持った際は素早く帰陣し、ミドルプレスに切り替えるパターンはリーグ戦でもできるようになってきています。これからも時間帯や戦況に応じて、前から行く形とミドルプレスを併用していきたいと思っています。前半はシャドーのスライドとトップからの二度追い、三度追いがうまく嵌らずに、相手のボランチをフリーにさせることが多かったので、トップとシャドーのプレスの整理は必要になってきます。ただ後半は修正し、選手たちが対応してくれたと思っています」

–高校時代を富山で過ごした西村拓真選手が1ゴールという結果を残しました。
「結果を残した西村もそうですが、サブに入った中島裕希もモチベーションが高かったですし、結果を残して、富山に戻ってきたことに華を添えたい気持ちもあったと思います。今日に関しては、チーム一丸でサッカーをしようと臨んだ一戦でしたし、2人もそういったチームの気持ちに合わせながら戦ってくれました。また富山のことを懐かしむような話もしていましたし、2人にとっては良い1日になったのではないでしょうか」

–中村帆高選手が初めて公式戦に出場し、増山朝陽選手は移籍加入後、初出場となりました。2人のプレーの感触はいかがでしょうか?
「2人とももう少しやれたなと思っていることでしょう。強度を高くプレーできた上に縦に突破する形も作れたという感触は残っていると思いますが、帆高は試合慣れしていないですし、怪我を再発させてしまう可能性もあるリスクもあったため、前半の45分で交代させることがとても重要だという認識でいました。林幸多郎は左右のウイングバックができますし、中山雄太もポジションを1つ上げられる選手です。また菊池流帆を途中から起用することで相手に空中戦で脅威を与えられることはオプションとして持っていました。良いタイミングで起用できたなと思っていますし、今後の秋口のACLを見据えて積み上げていきたいです」

以上

○カターレ富山:安達亮監督 会見要旨
「結果は残念でしたが、内容に関しては、良い時間帯とやりたいことができた時間帯があったことはポジティブに捉えています。ただJ1で優勝争いをしようとしている上に、ACLにも出場するような相手に対して、点を取るところと点を取られないところの両方のゴール前の差や個人の力量差が正直ありました。それ以外の部分で戦い方を含めて、もう少しやれたかな…と思いますが、選手たちは非常にファイトしてくれましたし、練習通りにチャレンジしてくれたことは褒めたいです。残りのリーグ戦に向けて、プラスになるような試合ができたと思っています」

以上

▽選手コメント

○中村帆高選手

–町田デビュー戦を終えて、どんな心境でしょうか。
「町田での公式戦出場まで時間は掛かりましたが、こうしてプレーできたことが何より良かったです。ただチームも出来上がっていますし、シーズンも半ばに差し掛かっていますが、自分なりの色を出していきたいです。途中からチームに入っていく難しさは分かっていますが、与えられたポジションで頑張りたいと思います」

–先制点に繋がるCKは、中山雄太選手からのサイドチェンジを受けた形から中村選手が獲得しました。
「町田のウイングバックはあのような形の場面を作られないと話になりません。ウイングバックに入る選手たちの個性が違う中で、自分が入ったらどんどん縦に仕掛けていくことは意識していました。結果的にCKを取れて良かったです。今回は雄太くんからのパスでしたが、左サイドから出てくるパスを引き出せるように、(昌子)源くんも含めて、「僕を見ていてください」と伝えていたことが形になったことも良かったです」

○増山朝陽選手

–CKからのこぼれ球をシュートに持ち込んだ場面が、結果的に先制点に繋がりました。
「こぼれ球が来いと念じながら準備をしていました。左足でしたが、僕は左右蹴れますし、ミートすることを心掛けていました。しっかりと押さえたシュートを打てたので、当たった瞬間は入ったと思ったのですが、相手のGKの反応が鋭くて止められてしまいました。それでも結果的に入って良かったです」

–頭の中でイメージしていたプレーと実際の体の反応のギャップはいかがでしたか?
「7割、8割ぐらいはやれたと思います。町田はハードな練習だなと思っている中で、楽しみにしていた試合でした。長い時間プレーすることができましたし、このままプレータイムを増やすことができれば、体もなじんでくると思います。怪我をすることなく、徐々に調子を上げていけるようにしたいです。またコンディション作りにも気を使って、これからもチームで求められるウイングバック像に近づけるように頑張っていきたいです。できるだけ早くチームにフィットできるようにしたいです」

以上