HIGHLIGHT

2023 明治安田生命 J2リーグ

04月12日(水) 19:00 KICK OFF ヤマハスタジアム(磐田)
試合終了
ジュビロ磐田
1
1 - 1
0 - 0
1
FC町田ゼルビア
ゴール
45+2' 金子 翔太
スターティングメンバー
GK 81 梶川 裕嗣
DF 17 鈴木 雄斗
DF 15 鈴木 海音
DF 22 中川 創
DF 4 松原 后
MF 7 上原 力也
MF 50 遠藤 保仁
MF 14 松本 昌也
MF 40 金子 翔太
MF 33 ドゥドゥ
FW 77 大津 祐樹
ベンチスタート
GK 21 三浦 龍輝
DF 5 小川 大貴
DF 36 リカルド グラッサ
MF 10 山田 大記
MF 13 藤川 虎太朗
MF 28 鹿沼 直生
FW 42 後藤 啓介
チーム監督
横内 昭展
選手交代
56' 遠藤 保仁 → 鹿沼 直生
56' 大津 祐樹 → 後藤 啓介
76' 松本 昌也 → 藤川 虎太朗
76' 金子 翔太 → 山田 大記
87' 上原 力也 → 小川 大貴
警告
3' 鈴木 海音
69' 鹿沼 直生
82' 鈴木 雄斗
82' ドゥドゥ
90' 山田 大記
退場
データ
FK 11
CK 6
PK 0
シュート 9
警告/退場 5 / 0
ゴール
11' 平河 悠
スターティングメンバー
GK 23 ポープ ウィリアム
DF 2 奥山 政幸
DF 14 チャン ミンギュ
DF 34 藤原 優大
DF 22 翁長 聖
MF 10 髙橋 大悟
MF 8 髙江 麗央
MF 19 稲葉 修土
MF 27 平河 悠
FW 7 荒木 駿太
FW 11 エリキ
ベンチスタート
GK 42 福井 光輝
DF 26 カルロス グティエレス
DF 6 太田 宏介
DF 24 内田 瑞己
MF 41 安井 拓也
FW 9 沼田 駿也
FW 25 藤尾 翔太
チーム監督
黒田 剛
選手交代
61' 髙橋 大悟 → 沼田 駿也
82' 藤原 優大 →
84' 荒木 駿太 → カルロス グティエレス
87' エリキ → 藤尾 翔太
警告
38' 平河 悠
50' ポープ ウィリアム
90+4' カルロス グティエレス
退場
82' 藤原 優大
データ
FK 14
CK 2
PK 0
シュート 4
警告/退場 3 / 1
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
5,158 曇 / 19.6°C / 42% 全面良芝
主審 副審 第4の審判員
窪田 陽輔 中野 卓、大矢 充 國吉 真吾
試合終了
ジュビロ磐田
1
1 - 1
0 - 0
1
FC町田ゼルビア
試合経過
前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

磐田の直近5試合は2勝1分け2敗。町田の直近5試合は4勝0分け1敗。両者の過去対戦成績は2勝1分け1敗と磐田の勝ち越し

前半1分

町田 高江が相手陣中央から浮き球をペナルティエリア内に送るが、味方には合わずにゴールラインを割ってしまう

前半3分

磐田 鈴木海にイエローカード

前半6分

町田 翁長が左サイドの相手陣中央からクロスを送るが、味方には合わない

前半7分

町田 前線からプレスを掛けてボール保持者に制限を掛ける

前半11分

町田 ゴール!!!エリキがポープのロングキックを受け、前を向いて持ち運んでから左斜め前にパスを供給。平河が受けてペナルティエリア内に進入すると、スピードに乗って鈴木雄を完全に置き去りにし、ゴールエリア左角付近から左足でシュートを放つ。見事にGKの股下を抜いてゴール右に決め、先制に成功する

前半11分

町田 今季のリーグ戦、先制に成功した試合は6試合。6勝0分け0敗で勝率は100.0%

前半16分

町田 エリキがドリブルで中央突破を図るが、DFの対応に遭う

前半17分

町田 高い位置から激しいプレスを掛けて相手の自由を奪う守備を行う

前半22分

町田 高橋が左サイドで素早い守備で相手の攻撃を防ぐ

前半23分

町田 ボールを動かして相手の出方をうかがう

前半23分

町田 エリキが前線にスルーパスを供給するが、GKに処理されてしまう

前半27分

町田 エリキが後方からのロングフィードに競り合うが、セカンドボールをうまく回収できない

前半29分

町田 前線からのプレスで相手の攻撃に制限を掛け、ロングボールを蹴らせて回収する守備を行う

前半30分

町田 高橋が荒木のスルーパスに反応して右サイドの相手陣深くからクロスを送ると、平河が頭で合わせる。しかし、惜しくも枠の左に外れてしまう

前半32分

町田 エリキがドリブルでペナルティエリア内に進入すると、中央へパスを送る。しかし、味方には合わない

前半34分

町田 2対2の局面を作り出す。荒木は前線にパスを送るが、エリキには合わずにDFに奪われてしまう

前半38分

町田 平河にイエローカード

前半39分

町田 エリキがドリブルで前進し、右サイドからクロスを送るが、味方には合わない

前半42分

町田 奥山政がペナルティエリア内にふわりとしたボールを送ると、走り込んできた味方が落とす。しかし、その後が続かず、シュートには至らない

前半44分

町田 奥山政がパスカットして一気にドリブルでペナルティエリア内に進入するが、フィニッシュには至らない

前半46分

アディショナルタイムは2分の表示

前半47分

磐田 金子が得点

前半48分

前半終了。1-1と、同点で試合を折り返す

後半0分

磐田ボールでキックオフ、後半開始

後半0分

両チームともに前半と同じメンバーで後半に臨む

後半5分

町田 藤原が献身的な守備を見せる

後半5分

町田 ポープにイエローカード

後半10分

町田 右CKを獲得。キッカーの高江はストレートのボールをファーサイドに入れるが、シュートには至らない

後半11分

磐田 50遠藤OUT→28鹿沼IN

後半11分

磐田 77大津OUT→42後藤IN

後半12分

町田 高江がペナルティエリア手前の中央から狙い澄ましたシュートを放つが、惜しくも枠の右に外れてしまう

後半15分

町田 平河がドリブルでペナルティエリア左脇に持ち込み、クロスを送る。しかし、DFのクリアに遭って左CKを獲得

後半16分

町田 10高橋OUT→9沼田IN

後半16分

町田 左サイドからのCK。キッカーの高江はペナルティエリア内にクロスを送るが、ペナルティエリア内でファウルがあって磐田ボールから再開

後半18分

町田 右サイドの相手陣深くからFK。キッカーの高江はカーブを掛けた鋭いクロスを送るが、DFのヘディングに処理されてしまう

後半20分

中盤で激しい攻防が行われ、両者譲らず一進一退の攻防が繰り広げられる

後半23分

町田 藤原が左サイドに飛び出して危機察知をして守備を行うシーンが多く見られる

後半24分

町田 セットプレーの流れからカウンターを展開。平河がポープのクリアを拾い、ペナルティエリア手前の中央までドリブルで持ち込むと、鹿沼に倒される。これがファウルと判定され、ペナルティエリア手前の中央でFKを獲得する

後半24分

磐田 鹿沼にイエローカード

後半26分

町田 キッカーの翁長はシュートを放つが、壁に当たってしまう

後半31分

磐田 14松本OUT→13藤川IN

後半31分

磐田 40金子OUT→10山田IN

後半33分

町田 押し込まれる展開が続くが、粘り強い守備でゴールは許さない

後半36分

このプレーの直後、ゴール付近で両チームがもみ合いとなってしまう

後半37分

両チームともにヒートアップしてプレーが一時止まる

後半37分

主審は両チームを制止し、副審と協議を行っている

後半37分

町田 藤原にレッドカード

後半37分

磐田 鈴木雄にイエローカード

後半37分

磐田 ドゥドゥにイエローカード

後半39分

町田 7荒木OUT→26CグティエレスIN

後半42分

町田 11エリキOUT→25藤尾IN

後半42分

磐田 7上原OUT→5小川IN

後半43分

町田 4-4-1でプレーを行い、中盤が前に出る際は4-3-2でプレーをする

後半45分

磐田 山田にイエローカード

後半46分

アディショナルタイムは8分の表示

後半47分

町田 Cグティエレスが山田との接触の際に倒れ込むが、大事に至らずプレーに復帰する

後半48分

町田 沼田が後方からのロングフィードを受けてペナルティエリア左脇からクロスを送るが、DFのブロックに遭う

後半49分

町田 Cグティエレスにイエローカード

後半49分

町田 Cグティエレスの遅延行為が警告の対象となる

後半54分

町田 藤尾が足を痛めて倒れ込むが、立ち上がってプレーを再開する

後半56分

試合終了。1-1で引き分けに終わった

○試合後の記者会見:黒田剛監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「前半を振り返ると良い守備がある中で、良い攻撃から先制できましたが、そのほかにも決定機があった中で、それを外したことが後々まで尾を引いたのかなと思っています。前半のアディショナルタイムでの失点シーンは、ワンツーからマイナスにクロスボールを入れられた中で失点をしました。もう少し対応策があったかなというのが私の見解です。後半に入り、退場処分があったことでバランスを崩す部分もありましたが、最終的に最後の場面で食い止めるために、選手たちは最後までハードワークをして、勝ち点1をもぎ取ってくれました。難しい試合ではあったので、この勝ち点1という結果をポジティブに捉えて、次の試合に進みたいと思います」

–荒木駿太選手と藤原優大選手を先発で起用した意図を聞かせて下さい。
「荒木に関しては磐田さんのボランチの機能性が高いということで、そこに対して圧力を掛けるためにも彼のハードワークや運動量を活かすことを意図しました。いつもは最後の15分で起用する形が多いですが、今回はスタートから起用しました。また藤原に関してはスピードもあり、左右両足で巧みに蹴れることも含めて、ヘディングの高さもありますし、カルロス(グティエレス)ではなく、彼を起用しました。いろいろな意味で他の選手を使うことで選手起用の幅が広がることも含めて、チャレンジした形です」

–失点シーンに関しては、相手のクオリティーはあったかなと思うですが、黒田監督の中では許容できない失点の部類に入るのでしょうか。
「ワンツーでサイドのスペースを崩してくることは結構分かっていることでしたし、横にボールを入れられて走られた時に、体の当て方はあったかなと思うのですが、そこで普通に走られてしまったことで我々の守備コンセプトがうまく機能しなかったと言えると思います。個人的なミスにもなりますが、中のマークのつき方もそうです。ニアスペースを守ってしまい、少しマイナスの部分で距離を開けてしまっていました。基本的には人との距離をもう少し詰めて、守備ができたと思うので、それができませんでした。二箇所のミスから失点を喫しましたし、改めて今後に向けて、学習しなければならないことです。今後の改善点でもありますし、とても良い勉強になった失点です」

–エリキ選手がカウンターで脅威になっていた状況で87分に藤尾翔太選手への交代がありました。あの時点である程度、1-1で終える意図があったのでしょうか。
「数的不利の状況になったので、できるだけフレッシュな選手がチェイシングをしてくれないと、後ろに掛かる負担が大きくなりますし、そこが機能しないと、2人がいないような状況になってしまいます。できるだけ走れる選手を入れて、前の方でボールを保持してほしい意図はありました。最悪でも勝ち点1を取れるようにと、急遽プランを変えた形になります」

–ここまでの守備の現在地はいかがでしょうか。
「今日の試合を入れて、失点3ですが、キャンプを通じて、守備コンセプトの部分はかなりの共有が進んできました。今日の磐田さんのようにクオリティーが高くなると、個人で剥がされたり、マークがズレたりするものです。またはセカンドボールを拾われた状況でボールが入ってきた時に、ボールウォッチャーになってしまったり、いろいろな綻びが出てくる中でも強度を上げていくことが我々の狙いでもあります。クオリティーの高いチームと戦いながら、気付きのチャンスをいただけると、そうポジティブに捉えながら、今後も強化していきたいです」

–攻撃面で4本のシュートに終わったことについてはいかがでしょうか。
「個人の戦術の部分にもなりますが、それはボックス付近でのクオリティーや能力に左右される部分もあります。前半に平河がヘディングシュートを外す場面もありました。あとは3対1の状況になった中で荒木からエリキへのパスが通らないなど、痛恨の場面はありましたが、追加点を取った上で守備の強度を発揮できれば、我々の勝利の方程式に嵌っていきます。やはりクオリティーを上げていかないと、なかなか難しいなと思います」

以上

○ジュビロ磐田:横内昭展監督 会見要旨
「確固たるチームスタイルを持った首位の町田さんと対戦する上で、町田さんはそのスタイルを徹底してくるチームですし、難しい試合にはなると思っていました。そういったことは予測できましたが、相手のストロングポイントで失点を喫し、追いかける展開になったことは、まだまだ我々にも足りないものがあるということです。ただ我々もスタイルを貫き、前半に追いつくことができました。後半は逆転するつもりで選手たちを送り出しましたが、追加点が奪えずにドローという結果に終わりました。ただ勝ち点1を取れたことはポジティブに捉えたいです」

以上

▽選手コメント
○平河悠選手

–貴重な先制点だったゴールシーンを振り返って下さい。
「ゴールキックから良い形で(荒木)駿太くんが潰れてくれて、エリキがボールを持った瞬間に、自分も良いタイミングで動き出せたことでファーストタッチも決まりました。それが良い形で先制点に繋がったと思います」

–最終的には相手GKの股の下を抜く形でした。
「前節の秋田戦はクロスバーに当たるシーンがあったので、今回のシュートはフカさずに、自分が持っている力を出せば、決められると思っていたぶんも、シュートシーンに集中して打てました」

○荒木駿太選手

–今季初先発の試合に向けて、どんな気持ちで臨みましたか。
「「やってやろう!」という気持ちで臨みましたが、まだまだできることもあったので、悔しさが残る試合になりました。これを機にもっとレベルアップして、先発で活躍できるようになりたいです」

–欲を言えば、もっと攻撃面で貢献したかった想いもあるのでは。
「前線でマイボールを収めたり、前半にエリキへパスを出した場面がありましたが、そこを通せなかったので、しっかりパスを通せるようにしないと、勝てる試合も増えていきません。もっとしたたかにやっていかないといけないと感じました」

以上