フォトレポート：札幌戦に向けてトレーニング再開。古巣戦に挑む髙原選手「原点の部分を札幌戦でも大事にして戦いたい」

2016.09.21

ニュース

日頃よりＦＣ町田ゼルビアをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

トップチームは9月26日（月）19：00より、アウェイの札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌と対戦します。選手たちはオフ明けの21日（水）、小野路グラウンドでトレーニングを再開させました。

この日は体幹トレーニングのあと、試合まで通常よりも練習期間が1日多いこともあり、主にボールを使ったメニューを実施。攻守の切り替えを意識したパスコンやミニゲームを行い、オフ明けの体を起こしながら、ゼルビア流サッカーのベース部分の底上げをはかりました。

札幌とは4月のホーム戦では2-0で勝利していますが、現在は2位の松本山雅ＦＣに勝点9を離して首位をキープし続けています。まさに絶好調といえるチームです。

ホーム戦では欠場しているFW都倉選手は現在、得点ランク1位の17得点を決め、FW内村選手も9得点。チームではリーグ2位となる51得点を挙げています。守備面は河合選手、菊地選手ら経験豊富なCBに引っ張られ、リーグ最少の21失点と強固です。

ゼルビアとしては4月のことは忘れ、まさにチャレンジャーとして挑む一戦となります。前節の金沢戦、その前の横浜ＦＣ戦でも復活した持ち味であるアグレッシブな守備、前を意識した攻撃が、首位を相手にどれくらい通用するのか、選手たちは対戦を楽しみにしているようです。

試合日は平日の月曜日という、アウェイ観戦としては、非常に難しい日程となっておりますが、ぜひ現地で選手の後押しをお願いします。

また、ゼルビア×キッチンで放送しますので、現地に行くのが難しい方は、スカパー！で応援してください。

皆様、強敵でもしっかりとした戦いを見せ、5月28日の熊本戦、6月4日の徳島戦以来となる2連勝を目指しますので、熱い声援をお願い致します!

この試合に向けた選手のコメントと写真を掲載します。

○GK髙原寿康選手
ｰｰ前節は金沢戦に勝ってリーグ戦8試合ぶりの勝利となりました。次は首位の札幌戦です。どんな戦いをしたいですか？
「金沢戦は久しぶりの勝利でしたし、チームがなかなか波に乗れない中で勝てましたので、今後に向けて良い薬になると思います。相馬監督はよく原点に戻るという話をしていますが、球際やハードワークで相手を上回るといった原点の部分を札幌戦でも大事にして戦っていきたいと思います」

ｰｰ髙原選手にとっては古巣となる札幌戦で、それも会場は札幌ドームです。心境を教えてください。
「今季の札幌はほとんど札幌ドームで負けていないと思います。ドームのスタジアムなので、お客さんの声が響いてやりにくい部分はありますが、その雰囲気に呑まれないようにする必要があります。個人という意味では、札幌を退団してから、初めて札幌ドームのピッチに立つことになりますので、気負わずに戦いです」

ｰｰ勝利に向けて、どんなことが必要ですか？
「現時点で2位のチームと結構勝ち点が離れていますし、結果が出ている、勝てているチームというのは一体感や勢いがあると思います。相手に呑まれないことが一番重要です。さらに札幌は失点が少ないチームなので、先に失点をしてしまうと苦しいゲームになってしまいます。ウチとしてはなるべく無失点で長い時間、試合を進める展開に持っていきたいと思っています」

ｰｰホームの試合で勝っていることは心理面などでアドバンテージになりそうですか？
「ただ、あのときとはチーム状況が違います。開幕をしてすぐの時期で、ウチは昨季からの勢いもあって、相手に研究されていなかったことも大きかったです。いまは札幌もチームとして完成しています。前節勝って札幌戦に臨めることは良いとは思うのですが、前回対戦が前の時期過ぎて、あまり参考にはならないと思っています」

ｰｰそれでは最後にファン・サポーターへメッセージをお願いします。
「いつも声援ありがとうございます。なかなか勝てない中でも、サポートしてくれた方々の期待にこれからも応えていきたいと思います。そんなファン・サポーターのためにも、少しでも上の順位を目指して、Ｊ２の中でＦＣ町田ゼルビアの地位を築いていきたいと思いますので、これからも熱い応援をよろしくお願いします」

以上

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