トップチームは11月8日（日）午後1時より、アウェイのとりぎんバードスタジアムでガイナーレ鳥取戦を行います。4日（水）午前9時より、小野路グラウンドで試合に向けたトレーニングを開始させました。

メニューは、いつもの体幹トレーニングの後、フィールドプレーヤーは長時間のパスコンを行い、その後はボールを使いながらのサーキットトレーニングを実施しました。

短い距離を走りながら、投げられたボールをワンタッチで返したり、胸で返したり、ヘディングで返したりと応用を入れて行いました。

基礎的な内容とはいえ、走った後のボールコントロールは、疲労で乱れやすくなります。それでも相馬監督やコーチ陣の「しっかりと丁寧に！」「きちんと返すことが大事だよ！」などの声に、選手たちは苦しい時でも正確にプレーすることを強く意識してこなしていました。

その後は最後のメニューとして、チームのコンセプトである1対1、球際で勝てるよう1対1の対決をし、ボール保持＆ボール奪取の強化を行いました。

ゴールキーパー陣は、基礎トレーニングの後、様々なステップを入れながらの捕球トレーニングを実施しました。また全体練習後もGK陣だけ残り、基礎トレーニングを行っていました。

練習後の円陣では、2日が誕生日だったサビア選手を祝うべく、ウォータファイトが行われました。特に仲良しな深津選手にたくさんかけられ、サビア選手も嬉しハニカミな笑顔を浮かべていました。写真のようにチームは良い雰囲気でトレーニングがつめました。

現在、4試合連続の完封で6連勝とし、勝ち点で首位のレノファ山口ＦＣと並びました。ただ、選手に浮ついた雰囲気は全くありません。相馬監督が掲げる一戦必勝の精神で、鳥取戦だけのことを考えてトレーニングしています。

リーグ戦残り3試合に加え、天皇杯4回戦と試合が続きますが、チームは目の前の練習、目の前の試合だけに集中して戦いますので、ファン・サポーターの皆様もぜひ、同じ気持ちで戦っていただけますと幸いです。

今後ともＦＣ町田ゼルビアへの熱く温かい応援をよろしくお願い申し上げます。

尚、練習後に髙原寿康選手に意気込みを伺いました。

○GK髙原寿康選手

–今節はガイナーレ鳥取戦です。印象はどうですか？
「鳥取は、若い選手が多く、けっこう走れるイメージがあります。今年は1勝1分だと思うんですけど、特に引き分けた前回の対戦では、こっちのほうがチャンスが多かった試合内容だったので、今度の対戦では、決められるところをしっかり決められるようにしたいと思います」

–リーグ戦6連勝中ですが、4試合連続完封中でもあります。守備陣の頑張りが光っていますが、守備が良い理由は何でしょうか？
「後ろの選手だけではなくて、前の選手が頑張ってディフェンスしてくれているからですね。もちろん、中盤の選手も含め、みんなが球際で体をはれているのと、結果が出ていて失点しないという良いイメージができています。チーム全体として意思統一されて守備がうまく回っているので、結果が出ています」

–チーム全体の状態はどう見ていますか？ 逆転優勝にむけて勢いみたいなのも出てきた気がします。
「前節の福島ユナイテッドＦＣ戦なんかは、難しい試合だったと思いますが、ああいう試合を勝てているというのは良いチームになっているということだと思います。引き続き、練習からやっていきたいです」

–勝ち点が首位のレノファ山口ＦＣと並びました。その辺りはチームの良い雰囲気に影響していますか？
「勝ち点のことは関係ないというか、自分たちは、これまでどおりやることは一緒だと思っています。一つ一つ目の前の試合で全てを出して、勝っていくだけですね」

–髙原選手個人の調子はどうですか？カウンターを受けた場面では、最近も含め、今年は一年を通して髙原選手の好セーブが目立つ気がします。
「自分のところにボールが来たら、自分の仕事をするだけです。いつも良いプレーができるように準備しているので、そういう場面でも慌てずにやれているのが、良い結果に結びついていると思います」

–最後にファン・サポーターの皆様へメッセージをお願いします。
「いつも応援ありがとうございます。残りあと3つ、優勝のため、どの試合も勝てるように頑張ります。次はアウェイですが、ぜひ応援に来てください」

以上

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