トップチームは9日(日)午後1時より、アウェイの相模原ギオンスタジアムでSC相模原と対戦します。オフ明けの5日(水)、選手たちは『武相決戦』に向けて調整をスタートさせました。
この試合は、午後1時キックオフと、最も暑い時間帯での試合となります。それを意識したハードなフィジカルトレーニングが行われました。
体幹トレーニングのあと、フィールドプレーヤーはボールを使ったパスコンを行い、そして、常に競争を意識したサーキットトレーニングへと入りました。
大塚フィジカルコーチの「この選手には負けたくない!という選手と組んで」の指示のもと、2人一組を結成。常に各々がライバルとして競争しながらの走り込みが行われました。ただ走るだけなく、お互いが競争する条件を盛り込み、戦う気持ちもスケールアップさせるトレーニングでした。
その後、再び2人一組となり、今度は同様に1対1のキープ力対決。これも、ただキープするだけなく、ターンで抜いたら何点、逆方向につないだら何点とポイント制にし、常に競争しながらのメニューとなりました。
GK陣は体幹トレーニングの後は、サーキットトレーニングを行い、そして、ゴムチューブを腰に巻いての基礎トレーニングを実施。様々な負荷をかけながらハードに動きまわり、体をいじめ抜いてフィジカルアップ、基礎技術の向上に努めました。
前々節は悔しい敗戦となりましたが、前節の試合では、それを振り切る劇的な勝利をおさめた選手たち。今節は、サポーターの皆様も強く意識する『武相決戦』となります。前回の対戦では1-2で敗れており、選手たちはリベンジに燃えています。
皆様、アウェイでの試合となり、また午後1時キックオフと大変暑い時間帯での試合となりますが、ぜひ現地での応援をお願い致します。
尚、練習後に森村選手にお話を伺いました。
◯MF森村昂太選手
–今節はSC相模原との武相決戦、いわゆるダービーマッチです。心境はいかがですか。
「前節、試合が終わったあとに、サポーターの方も『次はダービーだから絶対に勝とう!』ということを言っていました。そういう熱いダービーは、特別なものだと思います。特別な試合になると思うので、頑張りたいと思います」
–森村選手自身はいろんなダービー経験していると思います。やはり戦う前から、気持ちは違うものですか?
「やっぱり、周りが煽るし、選手たちもやらなきゃいけない、勝たなきゃいけないという気持ちになります。また、ダービーに勝つことでチームに勢いが出るのも事実だと思います。ただ、それが全てではありません。選手にとってはどの試合も同じように大事な試合になりますし、そう考えています。とはいえやはり、ダービーは大事な試合の一つだと思います」
–SC相模原の印象はどうですか?
「高原さんや森さんを知っているというくらいですね。ベテランの人が引っ張っているというイメージがあります。個人的に仲の良い選手がいたりとか、そういうのはないですね」
–次の試合は13:00キックオフと最も熱い時間帯での試合です。今日もそれを考慮してか、ハードにトレーニングしていました。
「そうですね。1時キックオフというのを意識して、トレーニングしています。やっぱり、気持ちが切れたほうが負けだと思います。どれだけチーム一丸でできるか。今日はかなり追い込みましたが、これから試合に向けて準備して、どんどんコンディションを上げていければと思います」
–個人的には加入して4試合が経過しました。連携面などはいかがですか?
「徐々に良くなってきたと思いますけど、まだまだ自分の良さや特徴を出せるところがあると思っています。もっともっと要求するし、逆に要求されることに応えて、よくしていきたいと思います」
–それでは最後に、改めて武相決戦への意気込み、メッセージをお願いします。
「いつも声援を送ってくださり、ありがとうございます。次の一戦は大事な試合になると思いますし、これから1位になるという意味では、一つ一つが落とせない、大事な試合になると思っています。勝って勢いを付けたいと思いますので、ぜひ、現地で熱い声援をもらって、選手の背中を押してもらえればと思います。応援をよろしくお願いします」
以上
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