トップチームは1月22日（木）、2015年シーズンのトレーニングをスタートさせました。午前9時より全選手・スタッフ、そして職員も揃って新シーズンへの結団式を開催。そして雨の中、午前10時より小野路グラウンドで始動しました。

新加入選手8人＋17人の計25人で初日の練習がスタート。メニューは走り込み中心のもので、選手たちは1年間しっかりと戦い抜く体力をつけるべく、真剣な表情で体を動かしました。最後は全員でハーフコートでのミニゲームも行い、約2時間、充実した練習を行いました。

チームは2月9日のキャンプインに向け、今後も小野路グラウンドを中心にトレーニングを積みます。ファン・サポーターの皆様、今シーズンもＦＣ町田ゼルビアの応援をよろしくお願い致します。

練習後、相馬直樹監督と李漢宰選手に話を聞きました。

○相馬直樹監督
–初日のトレーニングを終えて、選手たちの印象はどうでしたか？
「ちょっと緊張感があったかなと感じています。コンディション？ オフの期間中も大半の選手が、それぞれ準備をしてきてくれたなと感じています」

–選手の表情を見てどのように感じましたか？
「やる気というのを感じました。ただ、ちょっと緊張感というか、遠慮しているところはありましたね。雨という天候もあったので和気あいあいとは、しづらい雰囲気はあったかと思いますが、天候ウンヌンじゃなく、経験のある新しい選手がきたということで緊張感が出たのではないかと思います。新しい選手が加わったことで競争が生まれてくると思います。チームの一丸となる力は崩さないように、良い競争もして欲しいと思っています」

–今年は上のカテゴリーで実績のある選手が多く加入しました。新加入選手に対して期待はされていますか？
「もちろんです。持っているものをチームのために発揮して欲しいなと思っています。自分の良いところを出して欲しいですし、早くこのチームに慣れて欲しいですね」

–ズバリ、今シーズンの目標を教えて下さい。
「やはり、我々もそうですけど、見に来てくれる方が望んでいる昇格ということを手に入れたいと思っております。そこに向けて、集まってくれた選手たちと共にチームを作り上げたいですね」

–最後にファン・サポーターの皆様にメッセージをお願いします。
「まだ開幕までは時間がありますが、シーズンの最後に笑えるように、今日、スタートしました。雨で、天候が悪いにも関わらず、沢山の人に見に来て頂きました。私たちに対する期待も感じました。皆さんのお力で目標が達成できるようにチーム一丸でやっていきたいと思います。ぜひとも、そこを支えていただきたいと思いますので、これからたくさん、一緒に野津田で暴れましょう！ 今年1年間よろしくお願い致します」

 

○李漢宰選手
–2015シーズンが始動しました。どんな気持ちで迎えましたか？
「そうですね。シンプルに新たな気持ちで、2015年シーズンをしっかりと戦うぞ、という気持ちで練習場に来ました」

–あいにくの雨の中での初日でした。
「そうですね。去年と比べるのはどうかと思いますが、去年、僕は全体練習に参加できなかったので、コンディション的にはまあまあかなと思います」

–新しい選手が8人加わり、選手とのコミュニケーションはいかがでしょうか？
「名前を覚えるのが大変ですね。サッカーは動きながら、考えながらやらないといけないスポーツで、最後のゲームでは、名前を呼びながらパスをしなければいけなかったのですが、慣れていない名前を呼ぶのは、非常に難しいなと感じました。全員が早く溶け込めるように、そういう雰囲気を作っていきたいと思っていますし、その中で競争や共存していければと思います」

–朝にミーティングもありました。今季の目標も話されたのではないでしょうか。
「シンプルに、J2昇格です。これが自分たちの最大のミッションであり、目標です。自分たちがてっぺんを目指す。昨年は2位のＡＣ長野パルセイロに1ポイント差だったかもしれませんが、1位のツエーゲン金沢とは7ポイント差でした。それをどう埋めるかというよりは、自分たちがてっぺんに立つために、去年足りなかった部分を今年しっかり上積みして進化して、てっぺんに立つんだという気持ちで挑まないといけないシーズンだと思います」

–ファン・サポーターの皆さんに向けてメッセージをお願いします。
「今日もほんと、やっている自分たちも凍えるくらい寒い中でも、たくさんのファン・サポーターの方が見に来てくれたのは嬉しかったですし、感謝しています。自分たちは、その他のサポーターの皆さんも含め応援してくれる方に、スタジアムで結果を出して、恩返しをしたいです。シーズン終わったときに、去年悔し涙を流しましたが、今年は喜びの祝杯をあげたいと思います。今シーズンも応援をよろしくお願い致します」

▽1/22フォトレポート（撮影：春木睦子）