※これは日頃のスクールでコーチが感じたことなどを書かせて頂きます。みなさんにお知らせしたい事、子ども達やコーチの思いなどを掲載していき、子供たちの輝かしい未来に繋がればと思います。
ゼルビアひろめ隊・隊長の酒井です。
2013年、JFLが開幕しました。
結果としては残念でしたが、後半見せた攻撃は、ゴールの匂いがプンプンしましたよね。
そんな開幕戦のあとには、いつもの光景がありました。
そうです。恒例の
“ふれあいサッカー”
今回は、女の子だけのコートを準備しました。
男の子の中では、なかなかボールを触れない子も、楽しくできたのではないでしょうか。
毎回とはいかないかもしれませんが、今後も女の子だけのクラスを作りたいと思っています。
初めてボールを蹴る女の子大歓迎ですので、ぜひまたご参加ください!
そんなふれあいサッカーで、小学2年生の男の子達がこんな真似をしていました。
『向選手のコーナーキック!!』
誰かが言います。
『だめだよ!ヘアーバンドしなくちゃ!』
試合を見終えたばかりの余韻に浸りながら、子ども達のテンションも上々です。
しばらくすると、試合を終えた向選手がやってきました。
さっきまで大はしゃぎだった子ども達も、ちょっと緊張気味。
向選手も一緒になって子どもたちとボールを蹴ります。
深津選手に1対1を仕掛ける子もいれば、太田選手とワンツーを決める子もいれば、身長190センチの相澤選手にぶら下がっている子もいる。
衛星放送で、バルセロナのメッシを見るのも刺激抜群。
異次元の世界に憧れ、胸躍るでしょう。
それでも、日本の3部リーグかもしれないけど、さっきまで自分の目の前でプレーしていた選手が、その同じグラウンドで、一緒にサッカーができるとういの経験は、もしかしたら心に残る刺激としては、メッシを上回るかもしれません。
そんな子どもたちの想いが届いたのか。
次節、向選手はゴールに突き刺さるようなフリーキツクを決めました。
FC町田ゼルビアの選手は、遠く憧れる存在ではなく、
いつでも近くにいる、憧れの存在として、これからも子どもたちの記憶残ることでしょう。
そしていつの日か、ふれあいサッカーから将来のゼルビア選手が生まれ、また子ども達の憧れとなるのです。
FC町田ゼルビア
ひろめ隊隊長
酒井 良