※これは日頃のスクールでコーチが感じたことなどを書かせて頂きます。みなさんにお知らせしたい事、 子ども達やコーチの思いなどを掲載していき、子供たちの輝かしい未来に繋がればと思います。
こんにちはスクールコーチの小杉賢三です。
今回は月曜・小山1・2・3年生クラスで、ある1年生との会話から思ったことを書きたいと思います。
いつものようにスクール終了後に帰る準備をしていた時のことです。
1年 『コーチ!宿題出して』
コーチ 「えっ!宿題?」
『そうだよ!リフティングとかでいいからさ~』
「リフティング?例えばどんなリフティング?」
『回数は出来るようになったから、左右交互とかかなっ』
「交互の記録は何回できるの?」
『36回!!』
「じゃあ何回に挑戦する?」
『・・・・・50回!!』
「いつまでに?」
『来週の月曜までに!!』
「よしっ!がんばってくるんだよ!」
『わかった~!』
という会話をしていて、すごく感心しました。
以前このスクールダイアリーで【宿題】について述べたことがあります。http://第42回 宿題
サッカーにのめり込んでいく為の、1つのきっかけとしてコーチから子どもたちへの【宿題】の話をさせてもらいました。
しかし、今回のその1年生はすでに宿題という、誰からか与えてもらいチャレンジするものではなく、
自分で課題や目標を見つけてチャレンジする というものに変化していました。
コーチに宿題を出してほしいとお願いをしに来ましたが、宿題を決めたのは『子供自身』であり、そうなったらそれは宿題ではなく、『目標』です。コーチはその目標を決めるお手伝いをちょこっとしただけです。
きっとその子どもは、自分で決めた目標を達成するために努力し、達成することが出来たらまた自分で目標を見つけ、また努力すると思います。
自分で考え行動する。とても大事なことを『サッカー』で身につけることが出来たのではないでしょうか。
サッカーが上手くなることも、とても大事なことですが、『サッカー』を行うことで、子どもたちが成長していくのも『サッカー』の魅力のひとつです。
これからも、もっと子どもたちにサッカー好きになってもらい、夢中になることで更なる成長を近くで見れることを楽しみにして、今日もスクールがんばっていきたいです。
これからもFC町田ゼルビアフットボールスクールをよろしくお願いいたします。 小杉賢三