※これは日頃のスクールでコーチが感じたことなどを書かせて頂きます。みなさんにお知らせしたい事、 子ども達やコーチの思いなどを掲載していき、子供たちの輝かしい未来に繋がればと思います。
こんにちは。深谷です。
先日、ある小学校に巡回指導に行き、そこの校長先生から聞いた言葉から考えたことを書きたいと思います。
「私は生徒に何かを教えて、その子ができなかったとき“下手な子”とは思いません。“これから上手になる子”と思い、指導し続けています。」
これが校長先生から聞いた言葉です。
今この瞬間はできなくても、次にはできるかもしれない。
コーチの心がけとして、とても大切なことを再確認したように思いました。
しかしこの言葉を深く考えていくと、これは指導者としてのみ大切なことではないことに気付きました。
それは子どもたち自身も、このような考え方をしていくことが大切なのではないかということです。
私もそうでしたが、何かをチャレンジして、それができなかったときには「何でこんなこともできないんだろう」とネガティブに感じ、立ち止まることがあると思います。
そんなときに自分自身で自分は“できない子”と思わずに、自分は“これからできるようになる子”だと思うことができたら、「次はできるかもしれない」と次へのチャレンジへの意欲も湧いてきます。
今まさに行われているスペシャルクラスのセレクションは合格の人もいれば、不合格の人もいます。
仮に、今回は不合格でもコーチたちは“下手な子”ではなく“これから上手になる子”と思っています。
なので、決して自分のことは“下手”とは思わず、“これから上手くなる”という気持ちでサッカーに取り組み続けてほしいです。
では、それをどうやって伝えていくのか。
それは今回の校長先生のような考え方でコーチが子どもたちに接することで、その考え方がだんだんと子どもたちにも浸透していくのではないかと思っています。
とても時間がかかることですが、コーチたちがしっかりその姿勢で行動していく。それしかないと思います。
たとえ、チャレンジが一度失敗に終わっても、自分は“これから上手くなる子”だと思い行動できるような子を育てられればと思います。
今後ともFC町田ゼルビアフットボールスクールをよろしくお願いいたします。
FC町田ゼルビア フットボールスクール
深谷 征希