※これは日頃のスクールでコーチが感じたことなどを書かせて頂きます。みなさんにお知らせしたい事、 子ども達やコーチの思いなどを掲載していき、子供たちの輝かしい未来に繋がればと思います。
こんにちは!スクールコーチの小杉賢三です。
スクールでの出来事について話したいと思います。
この写真はスクール中の写真ではなく、スクールとスクールの間でのひとコマなんです。
でも、ただ空いている時間に試合をするだけならよくある風景なんですが、私が取り上げたいのはそのメンバーと試合に至るまでの経緯なのです。
年長クラスのスクールが終わってから、いつものように次のクラスの1年生が遊ぼうとしているとき、スクールを終わったはずの年長さんの一人が、いきなりその1年生に勝負を申し込んだのです!!しかもその年長さんと1年生は初対面。いきなりしかけられた1年生はビックリするものの、見事にボールを奪いゴールにシュート!!そしたら年長さんがまたボールを拾って挑む。このやりとりが急に始まったのです。
その時!見ていたもう一人の年長さんが助太刀!すると1年生は2人を相手にやられだすと、今度は違う1年生が助太刀!!この結果上の写真のような2対2の試合が始まったのです!
そんな4人をみていたら・・・・
次々と仲間が増えていったのです。そこからは年長VS小学生では人数のバランスが悪いことに気づき、『おれこっちチーム』『じゃあおれは反対チーム』などと分けながら、勝手に試合が進んで行きました。
コーチが仕切ることもなく、コーチが引き出すこともなく、子どもたちだけで始まったこの試合はとても雰囲気が良く、見ていて気持ちのいいものでした。クラスも学年も関係ない『サッカー』がそこには確かにありました。
自分も子どもの頃、公園などで誰かれ関係なくボールを蹴り、人数が集まれば日が暮れるまで試合をしていたのを覚えています。その子どもの社会で培ったのはサッカーの技術はもちろん、コミュニケーション能力や人を思いやる気持ち・協調性・負けず嫌いな感情などなど、人間として成長する土台でした。
この写真が物語っているように、誰かにやらされるわけでなく、自分で行動し身についていくものは自分の財産になります。
これからもこのように、もっとサッカーがやりたい!!サッカーが大好きだ!!!という子どもたちになってもらえるようなスクールを目指し、その気持ちを持って、どこででも誰とでもサッカーが出来るような子どもたちになってもらいたいです。
今後もFC町田ゼルビアフットボールスクールをよろしくお願いいたします。 小杉