日頃よりＦＣ町田ゼルビアをご支援いただきまして誠にありがとうございます。

トップチームの選手•スタッフが1月23日（火）、玉川大学 ＴＡＰセンター（詳細：http://ＴＡＰ.tamagawa.ac.jp/）による『玉川アドベンチャープログラム』を実践しました。毎回お世話になっている川本和孝先生、永井由美先生、白山明秀先生に協力していただきました。

毎年恒例となっている、通称ＴＡＰ（Tamagawa Adventure Program）。アドベンチャー教育の哲学･手法と、玉川学園の全人教育とを統合した体験学習プログラムとなっており、ゼルビアでは、チームビルディングに役立たせており、今年もチームが始動し、キャンプイン前のこの時期に行っていただきました。

今年は、前日の雪の影響もあり室内でのプログラムを中心に実施していただきました。トップチームには今季10名の新加入選手と3名のコーチングスタッフが加わり、新しいチームとして共通の目標•ゴールを目指すために白山先生は「新しいグループの中でお互いがお互いを信用し、リスペクトし合うことでチームの中に個人の価値が生まれ、さらにチームが一丸となって目標達成に向かうことができる」と説明されました。

室内では、アイスブレークを中心に行いました。開始前は不安そうな表情だった新加入選手たちでしたが、アクティビティが進んでいくほど柔らかい表情に変わり、自然と色々な選手たちの声が聞こえ会場の雰囲気が一気に変わりました。その後は小さいボールを使ったアクティビティを実施。どれだけタイムを短くできるか、ボールを増やして難易度をあげたらどうだろうか等グループで話し合いながら進めていき、自分ができそうなレベルのもう一つ上にチャレンジをしていく、チャレンジをするしないではなく、個人やチームが最大限のチャレンジをするかということをテーマに活動をしていきました。

昼食を食べた後は、午前中に行ったテーマの復習をしつつ、この後に控える屋外でのプログラムで重要になる信頼関係の構築、目標の設定、発想の転換、挑戦の度合いの選択、共通の目標の解決をテーマに2グループに分かれてプログラムに挑戦しました。約1時間の中で何度も何度も繰り返しチャレンジをし、不正解の度に試行錯誤を繰り返しグループ全体として課題の解決に挑みました。1時間後には、2グループとも見事に課題を解決。この課題を終えた各グループは、自然と会話も弾みチームとしてより一体感が増したように見えました。

そしていよいよ屋外でのプログラムに移りました。今年は『クライミングウォール』『マルチバイントラバース』『キャットウォーク』『パンパーポール』の4つのアクティビティに挑戦しました。今年も新加入の選手たちが積極的にチャレンジをしていき、それをチームメイトが下から支えたり、鼓舞したりとプログラムも終盤に差し掛かり、さっそくＴＡＰの目に見える効果が現れていました。

最後に白山先生から「今回学んだことは、サッカーに通じる部分が多くあると思います。今日のプログラムでテーマに掲げた『発想の転換』『チームの中で価値をもちあうこと』『挑戦しないことではなく、どこまでのチャレンジを選択するか』この3つを常に意識していくことで、より上を目指すことができるグループになることができると思っています。このあとに控えているキャンプでは、このチームを戦えるチームまた素敵なチームになるきっかけにしてもらえたらと思います。今シーズンもがんばってください!!」と激励のお言葉をいただきました。

チームは今後、今回のプログラムをしっかりと頭に刻み、さらに自分たちのものとし、開幕戦の2月25日（日）アウェイ京都サンガF.C.戦に向けて準備をしたいと思います。

改めまして、ご協力いただきました玉川大学 TAPセンターの皆様、サポートしていただいた総務課、広報課の職員の皆様、今回も本当にありがとうございました。皆様のご支援に応えられるようにチーム一同、2018シーズンも頑張ります。

尚、「TAP」は一般企業･団体の研修目的で受講することが可能です。プログラムに興味がある方、受講してみたい方はぜひ、詳細を次のURL（http://tap.tamagawa.ac.jp/）よりご確認いただき、お問い合わせください。

▽フォトギャラリー（カメラ協力：オリンパス株式会社様 機種：OM-D E-M1 詳細：https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/em1/index.html 問い合わせ：オリンパスプラザ東京03-5909-0190)

以上