2018 明治安田生命 J2リーグ

06月24日(日) 18:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場
試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 - 0
0 - 0
0
アルビレックス新潟
ゴール
スターティングメンバー
GK 1 福井 光輝
DF 2 奥山 政幸
DF 3 藤井 航大
DF 5 深津 康太
DF 17 下坂 晃城
MF 7 杉森 考起
MF 15 井上 裕大
MF 29 森村 昂太
MF 14 吉濱 遼平
FW 30 中島 裕希
FW 9 鈴木 孝司
ベンチスタート
GK 21 髙原 寿康
DF 4 チョン ハンチョル
MF 8 平戸 太貴
MF 10 土岐田 洸平
MF 19 土居 柊太
MF 24 ロメロ フランク
FW 20 ドリアン バブンスキー
チーム監督
相馬 直樹
選手交代
46*' 吉濱 遼平 → 平戸 太貴
73' 森村 昂太 → ロメロ フランク
84' 杉森 考起 → 土居 柊太
警告
87' 鈴木 孝司
退場
データ
FK 19
CK 14
PK 0
シュート 6
警告/退場 1 / 0
ゴール
スターティングメンバー
GK 38 アレックス ムラーリャ
DF 34 原 輝綺
DF 5 富澤 清太郎
DF 2 広瀬 健太
DF 3 安田 理大
MF 23 柳 育崇
MF 16 渡邉 新太
MF 26 戸嶋 祥郎
MF 10 加藤 大
MF 9 河田 篤秀
FW 11 ターレス
ベンチスタート
GK 1 大谷 幸輝
DF 29 渡邊 泰基
DF 44 大武 峻
MF 33 高木 善朗
MF 6 磯村 亮太
FW 14 田中 達也
FW 19 矢野 貴章
チーム監督
鈴木 政一
選手交代
71' ターレス → 矢野 貴章
90' 加藤 大 → 田中 達也
警告
退場
データ
FK 21
CK 3
PK 0
シュート 2
警告/退場 0 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
5,009 晴 / 23.6°C / 65% 全面良芝、乾燥
主審 副審 第4の審判員
岡部 拓人 森川 浩次、田尻 智計 高寺 恒如
試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 - 0
0 - 0
0
アルビレックス新潟
試合経過
前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半1分

町田 中島がペナルティエリア右脇に縦パスを送ると、鈴木が走り込む。しかし、DFに対応されてクロスを上げられない

前半3分

町田 下坂がファウルを受けて左サイドの敵陣浅い位置でFKを獲得。キッカーの深津がペナルティエリア手前の左に浮き球のパスを送ると、胸トラップした杉森がバイシクルで前線にパスを供給しようと試みる。しかし、ファウルの判定を受けてしまう

前半6分

町田 立ち上がりから相手を押し込む展開が続く

前半6分

町田 カバーに入った森村がクロスを上げると、相手に当たって左サイドからのCKを獲得。キッカーの井上がショートコーナーをつなげる。その流れから味方がゴール前にクロスを入れるが、アレックスムラーリャに阻まれる

前半9分

町田 ペナルティエリア中央に入った鈴木の足下にクロスを入れるが、DFに対応されてシュートを打てない

前半11分

町田 ペナルティエリア左脇からのスローインのリターンに対し、下坂がダイレクトでクロスを供給する。しかし、DFにブロックされてしまう

前半16分

町田 ペナルティエリア右脇でボールをキープした中島が反転してクロスを入れるが、DFにブロックされてしまう

前半17分

町田 右サイドからのCKを獲得。キッカーの吉濱がインスイングのクロスを入れるが、ニアサイドの中島は合わせられない。こぼれ球を拾った中島が中央に再びクロスを入れるも、シュートに持ち込めない

前半19分

町田 左サイドでボールを持った中島がペナルティエリア左に軽いタッチでスルーパスを供給する。吉濱が反応するが、ゴールラインを割ってしまう

前半21分

町田 左サイドからのCKを獲得。キッカーの吉濱が左足でクロスを入れると、ニアサイドに入った鈴木が頭に当ててゴール前に流す。しかし、シュートに持ち込めない

前半22分

町田 前線へのロングパスに対し、富澤と競った中島が前を向いて仕掛ける。しかし、ファウルの判定を受けてしまう

前半24分

町田 右サイドの敵陣中央でターレスがハンドの判定を受け、FKを獲得する。吉濱のニアサイドへのクロスに中島が合わせに行くも、ターレスにクリアされてしまう

前半29分

町田 パスをカットした中島が素早くドリブルで前に運ぶ。縦に抜け出した鈴木にパスをつなげると、鈴木はペナルティエリア左に進入してシュートを放つ。しかし、DFにブロックされてしまう

前半29分

町田 キッカーは続いて平戸。右足でクロスを入れるが、ゴールを奪うには至らない

前半32分

町田 右サイドからのCKを獲得。キッカーの平戸がペナルティエリア中央にクロスを入れると、下坂が頭に当ててゴール前に落とす。中島が詰めるが、アレックスムラーリャに阻まれてしまう

前半33分

町田 敵陣中央の左でボールを持った森村がクロスを上げるが、DFにブロックされてしまう

前半34分

町田 左サイドからのCKを獲得。ショートコーナーの流れからゴール前へクロスを入れると、深津が飛び込む。しかし、ターレスのパンチングに阻まれる

前半38分

町田 ペナルティエリア右で鈴木が粘って右サイドからのCKを獲得。キッカーの吉濱がショートコーナーのリターンを受けてドリブルで切り込む。ペナルティエリア右の味方にパスをつなげるが、DFに対応されてしまう

前半40分

町田 吉濱がカットインしてペナルティエリア手前の中央から左足でミドルシュートを放つ。しかし、DFにはじかれて枠をとらえ切れない

前半46分

アディショナルタイムは1分の表示

前半47分

前半終了。スコアレスで試合を折り返す

後半0分

新潟ボールでキックオフ、後半開始

後半0分

町田 14吉濱OUT→8平戸IN

後半1分

町田 ボールを奪ってカウンターを仕掛ける。前線の鈴木へパスをつなげるが、足を滑らせた鈴木がハンドを取られてしまう

後半4分

町田 代わって入った平戸は吉濱と同じ右サイドに入っている

後半5分

町田 左サイドの敵陣浅い位置でFKを獲得。ペナルティエリア左に浮き球のパスを供給するが、鈴木のファウルを取られてしまう

後半10分

町田 杉森がペナルティエリア右脇からクロスを入れる。DFにブロックされるが、右サイドからのCKを獲得

後半11分

町田 キッカーは代わって平戸。右足でクロスを入れると、味方は合わせられないが、平戸がパスを受けて再びクロスを供給する。ゴール前に入った下坂がヘディングシュートを放つも、クロスバーを越えてしまう

後半17分

町田 ペナルティエリア右へのパスに対し、中島が滑り込んでシュートを放つ。しかし、DFにブロックされてしまう

後半19分

町田 ペナルティエリア右へのパスにうまく走り込んだ中島がダイレクトでゴール前に折り返す。杉森が走り込むも、シュートを放てない

後半22分

町田 鈴木からパスを受けた杉森がペナルティエリア右から対角線上に低い弾道のシュートを放つ。しかし、枠の左に飛ばしてしまう

後半23分

町田 右サイドでボールを持った中島が左にできたスペースにパスを供給する。走り込んだ森村が前にトラップするも、大きくなってしまう。それでも滑り込んでシュートを放つが、枠をとらえ切れない

後半26分

町田 中島がペナルティエリア右脇に縦パスを供給する。走り込んだ平戸がダイレクトで折り返すが、ゴールラインを割ってしまう

後半26分

新潟 11ターレスOUT→19矢野IN

後半28分

町田 29森村OUT→24ロメロフランクIN

後半29分

町田 クロスはアレックスムラーリャにはじかれるが、左サイドからのCKを獲得

後半36分

町田 ベンチでは土居が出場の準備を進める

後半39分

町田 7杉森OUT→19土居IN

後半39分

町田 ペナルティエリア左脇からのクロスに対し、ファーサイドに入っていた深津が再び折り返そうと試みる。しかし、DFに対応されてゴールラインを割ってしまう

後半41分

町田 深津がペナルティエリア右脇からクロスを入れると、こぼれ球はフリーの平戸の下へ。しかし、トラップミスでシュートに持ち込めない

後半42分

町田 鈴木にイエローカード

後半43分

町田 ペナルティエリア左へのパスに中島が飛び出すが、オフサイドの判定を受けてしまう

後半45分

新潟 10加藤OUT→14田中IN

後半46分

アディショナルタイムは4分の表示

後半46分

町田 ロメロフランクのパスに追い付いた中島が右サイドからクロスを入れる。アレックスムラーリャにはじかれるが、こぼれ球に反応した土居がヘディングシュートを放つ。しかし、枠を外してしまう

後半50分

試合終了。0-0で引き分けに終わった

〇試合後の記者会見:相馬直樹監督
–今日の試合の総括をお願いします。
「まずはナイトゲームではありましたが、たくさんの方々に集まっていただき、ありがとうございました。一緒にホームで勝って喜びを分かち合いたかったのですが、残念ながら勝ち点1にとどまってしまいました。最後まで選手たちが戦い、走ってくれましたし、ファン・サポーターの皆様には非常に大きなサポートをいただけたと思っています。まずはありがとうございましたとお伝えしたいと思います。

ゲームの方ですが、我々は新潟さんに対してリスペクトをしつつ、チャレンジをして自分たちからぶつかっていく試合をしようという形で選手たちを送り出しました。そういった中で、前半は自分たちのリズムで相手陣地に押し込んでゲームを進めることができました。ただ、やはり押し込んでしまうと、最後の場面で少し破き切るのが難しかったことが、前半はそのままのスコアでいってしまった要因だと思います。

もちろん、そのような展開の中で、相手はカウンターを完全に狙い、3トップという形で相手は準備してきました。そこに対してのケアを十分にしつつ、前半は0‐0で折り返しました。後半も前半と同じように前から入れれば、もう少し後半の最初の時間帯で相手の奥に入っていく時間を作れたかなと思います。

ただ、それ以上に新潟さんが前半と比べて前に出るところで、特に前線でポイントになるために、少し角度の差をつけてきたのかなと感じています。その結果、後半は立ち上がりから相手が押し込み、前に出る時間が出ていました。その分、我々は攻める時のスペースが空いて、後半はボールを奪った後、非常に良い形で攻撃をすることができました。その中でいくつかチャンスを作れたのですが、そういった場面で決め切ることが今後は非常に大切になってくると感じています。

今日は14本のCKがありました。CKに限りませんが、セットプレーで押し込めそうで押し込めないといったことがありました。それに加えて、オープンな展開になり、我々の機動力を活かしながら入り込んでいった時に、最後に決め切ることが今後の課題になってくると思っています。

最後はオープンな展開になりましたが、後ろは粘り強く、前線の選手も下がったままではなく、攻撃のチャンスを作りながら戦ってくれたと思います。新潟さん相手に、自分たちから前に出るという姿勢を最後まで続けてくれた選手たちに感謝しています。なんとか、この頑張りを勝ち点3に変えられるようにまた頑張りたいと思います」

–良い流れだった中で、ハーフタイムで平戸選手を投入しました。早めに選手交代をした意図を教えてください。
「リスタートが多かったことが、まず一つの理由です。セットプレーに関しては吉濱に蹴ってもらっていたのですが、ちょっとボールをうまく蹴れていませんでした。もう一つ、リスタートも含めて、吉濱がボールに触る回数は多かったのですが、うまくいかないたびに頭を下げてしまうことが続いていました。そこにチャンスが来ているところを含めて、そこが我々にとって大きなポイントになってくると思い、早めに代えました。

実際、前半にあれだけ押し込んでいたので、後半はオープンな展開になることは予想できていたことですし、向こうのカウンターの圧力が増すということも想定できました。また、悪いボールの取られ方も、前半途中から少しありましたし、そういったところも含めて、早めに次の手を打とうと思いました。幸いにも元気な選手がいますので、その選手に代わって出てもらいました」

–相手の新潟は従来のシステムと違う形でした。相手の出方に対して、町田の選手たちのピッチ上での反応はどのように見えたでしょうか?
「前半は、自分たちが前向きになる状況でセカンドボールを拾えていたことが大きかったと思います。それに加え、やはりボールサイドに対して前への圧力をかけてくれていたことで、相手が戻る形を作ってくれていたと思います。そういった意味では、選手たちは、相手のシステムの違いをあまり感じていなかったと思います。

前節の岐阜さんとの試合では、真ん中は引く選手でしたが、ワイドに選手がいました。今節も、スカウティングとは違いましたが、前節とやることは大きく変わらなかったと思います。一番変わった部分は、新潟の柳選手がアンカーというより、3バックのような形になるまで下りていて、形が違っていました。それ以上のことをそこまで選手たちは感じていないのではないか、と僕は思っています」

以上

◯アルビレックス新潟:鈴木政一監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「勝ち点3を大きな目標にしていましたが、勝てずに非常に残念です。前半は相手の速いサッカーに押し込まれて、セカンドボールを拾えない部分はありましたが、後半は落ち着いてきた中でチャンスを作ることができました。その中でゴールを奪えずに勝ち点1で終わったことを残念に思います」

–システムを4-1-4-1(4-3-3)に変更していましたが、その狙いは何だったのでしょうか?
「町田はダイレクトに速いサッカーでどんどん前にボールを入れてきます。その中で柳をアンカーのような位置に置いて、長いボールをはね返すことが狙いの一つ。また、あの位置に柳を入れることで最終ラインは背後へのボールに集中することができます。それが大きな目的でした。カウンターの形を何回か作られましたが、はね返すことに関しては柳も90分間、しっかりとやってくれたと思っています」

以上

▽選手コメント
◯深津康太選手
–試合は0-0の引き分けでした。試合を振り返っていかがですか?
「危ない場面もありましたし、一発で抜けられた場面もあったので、修正が必要です。次節の福岡戦も大変な試合になるかもしれませんが、しっかりと準備をしたいと思います」

–センターバックでコンビを組んだ選手は藤井航大選手でした。振り返っていかがですか?
「もう誰が出ても同じクオリティーでプレーできる良いチームになっていますし、航大には航大なりの良さがあります。チームは良い方向に進んでいると思います」

–14本のCKがあったので、ゴールをこじ開けたかったですね。
「こういう展開になるとセットプレーで仕留められると試合を楽に進めることができます。1本でも決めないといけないですね。セットプレーに関してはもっと責任を持ってやらないといけないですし、個人としても最近は点を取れていないので、狙っていきたいです」

–相手にはターレスという体の強い選手もいました。その対応はいかがでしたか?
「体の強いことは事前に分かっていたので、思い切りチャレンジャーとしてぶつかっていくだけでした。うまく抑えることができたんじゃないかと思います」

◯平戸太貴選手
–後半スタートからの出場でした。どんなプレーをしようとイメージしながらピッチに立ちましたか?
「チームでやるべきことを自分がやることとその中でしっかりと前に出て起点を作って、ゴールに関わるプレーをしようと思っていました。精度や最後に決め切る部分など、細かい部分を合わせていければ勝てたんじゃないかと思っています」

–CKも14本あったようです。今日の試合はなかなかゴールに結びつきませんでした。
「相手は前の試合で点を取られていたので、いつも以上にしっかりと対応してきていたとは思います。でも相手よりも先にボールに触ることやチャンスにつながる場面もあったと思います。決め切れなかったことが結果なので、中と合わせていきたいです」

–昨季までJ1で戦っていた新潟を相手に引き分けたことはポジティブな要素なのでは?
「ゲーム自体も悪くなく、チャンスも多く作れていたのであとは決め切る部分だけでしたし、決め切ることがすごく大事です。顔を下げることなく、次の福岡戦に向けて勝つための準備をしていきたいです」

◯ロメロ フランク選手
–昨季まで在籍していた新潟との古巣戦となりました。途中出場となりましたが、試合を振り返っていかがですか?
「どんな形でも1点を取りたかったです。チャンスも作れていましたし、どちらに点が入ってもおかしくない展開だったと思います」

–具体的なプレーのイメージはどんなものでしたか?
「自分が高い位置で起点になって、シュートを打つことやタメを作って高い位置でのセットプレーを取ることなどを考えてプレーしていました。相手を一つ剥がせればシュートまで持ち込めたので、相手を剥がせれば良かったのですが、相手はすぐにプレッシャーをかけにきました。もう少し良い形でシュートまで持ち込みたかったです。フィニッシュで終わりたかったですけど、1本も打てなかったことが残念です」

以上