FC町田ゼルビアは12月6日(日)、アウェイの大分銀行ドームで行ったJ2・J3入れ替え戦第2戦・大分トリニータ戦に1-0で勝利しました。第1戦と合わせ、入れ替え戦2試合合計3-1とし、J2昇格を決めました。
観衆14,217人の大半が大分サポーターという完全アウェイの中での試合。ドームの屋根が閉じられ、大歓声がこだまする中、普段とは少し違う雰囲気の中で試合が行われました。
スタメンは第1戦時と同じでしたが、ベンチ入りメンバーは、7人に増えたこともあり、前回と比べて遠藤選手、垣根選手が入りました。
対する大分は、出場停止2選手に加え、負傷欠場の選手も1名いました。また、戦術変更で、前線は高さのある元日本代表FW高松選手、突破力のあるエヴァンドロ選手が入り、ボランチには展開力のあるキム ジョンヒョン選手が入りました。
序盤からロングボールが飛び交い、大分に攻められるシーンが続きます。前半10分、クロスからフリーで高松選手にヘディングシュートを打たれ、ひやりとしましたが、これはGK髙原選手が好セーブでキャッチしました。
そして前半33分には相手選手をPA内で倒してしまいPKを与えてしまいました。この日最大のピンチを迎えた中、守護神・髙原選手のまさに“神セーブ”で防いでくれました。高松選手のキックをしっかりと読み切り、弾き返しました。
前半は0-0で折り返し、後半に入ります。後半も、個人能力の高さで勝る大分が主導権を握りますが、ゼルビアは持ち前のファイトあふれるプレーで、バイタルエリアでしっかりと食い止めます。
そして後半13分、孝司選手がPA内に突進すると、倒されてPKを獲得。緊張感が高まる中、同14分にエースが落ち着いて決めて1-0のリードを奪いました。入れ替え戦ではアウェイゴールルールがあり、このゴールは大きなものとなりました。
その後もゼルビアは集中力を切らさずに戦います。同24分には松下選手が入り、中盤の運動量をプラスしました。同33分には、足を痛めた土岐田選手に代わり、垣根選手が出場。しっかりとカバーします。アディショナルタイムにはボールキープに長けた遠藤選手が入り、試合を締めます。
苦しい試合展開だった中、1-0で勝利。2試合合計3-1とし、見事J2昇格を決めてくれました。試合後、選手・スタッフはみな抱き合って喜び、昇格記念Tシャツを着て、応援に来てくれたサポーターの皆様とゴール裏で記念撮影をしました。
改めまして、これまで応援いただきました全ての皆様に、感謝の気持ちを述べたいと思います。本当にありがとうございました。J2への参戦は2012年以来となります。当時は大変悔しい結果に終わりましたが、皆様と力を合わせて、今度は残留という結果をしっかりと掴みたいと思います。
引き続き、変わらぬご支援をいただけますと幸いです。皆様、今後もFC町田ゼルビアへのご声援をよろしくお願いいたします。
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)









































































