FC町田ゼルビアは10月18日(日)、ホームの町田市立陸上競技場で行った明治安田生命J3リーグ第34節『武相決戦』SC相模原戦に1-0勝利しました。観衆も7,782人と今季2番目、ゼルビア史上でも3番目となる大観衆となりました。また、相模原との対戦は今季2勝1敗とし、次年度対戦時は相模原側も『武相決戦』と銘打って開催することが決まりました。
先発は土岐田選手が出場停止とあり、天皇杯・アビスパ福岡戦にフル出場しているペデウォン選手が中3日で先発。右SBとしてプレーしました。その他はカターレ富山戦と同様のスタメンが並びました。
序盤は相模原が元日本代表FW高原選手を起点にリズムを掴みましたが、15分ごろからゼルビアが対応し、五分の展開となります。互いにハードなマークがなされ、決定機を作り出すには至りませんでした。前半は0-0で折り返すこととなりました。
後半も、ともに意地とプライドをぶつけて緊迫した一進一退の攻防が続きました。そんな中、ゼルビアが少しずつ主導権を握り始めます。後半20分には孝司選手が惜しいシュートで見せ場を作ります。
後半27分、中村選手が途中出場し、その1分後、待望のゴールが生まれます。森村選手の浮き球パスを孝司選手が処理し、ゴール前に走り込もうとしていた中村選手へ浮き球パス。これを背番号11が落ち着いて孝司選手に戻し、エースが左足ダイレクトシュート。相手にあたりながらもゴール左に決まり、1-0としました。
その後、ゼルビアは2点目を狙いつつ、守備を強化しました。松下選手、平選手を送り出し、最後まで集中を切らさずに対応します。相模原は助っ人FWのタレス選手や曽我部選手、服部選手と攻撃的な選手を次々に投入してきましたが、全員がしっかりと戦い抜き、完封勝利となりました。
これでリーグ戦4連勝で2位をキープ。今節は首位のレノファ山口FCが試合がなかったため、勝ち点差が6に縮まりました。また、この週は11日(日)のカターレ富山戦を皮切りに14日(水)の天皇杯・アビスパ福岡戦、そしてこのSC相模原戦と短期間での3連戦でしたが、3連勝で終わることができました。
リーグ戦は残り5試合となり、次節は25日(日)にアウェイでFC琉球と対戦します。逆転優勝、J2昇格に向け、一戦必勝で戦い抜きますので、皆様引き続き、熱い声援をよろしくお願いいたします。
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)