FC町田ゼルビアは14日(水)、福岡のレベルファイブスタジアムで行われた第95回天皇杯3回戦・アビスパ福岡戦に2-0で勝利しました。J1の名古屋グランパスに続き、今度はJ2クラブと格上に勝利。4回戦進出は2012年に記録したクラブ最高位タイとなりました。
ゼルビアは、リーグ戦で出番の少ない選手が中心のメンバー構成。GKは内藤選手、DFラインは右からリーグ戦次節が出場停止の土岐田選手、ペデウォン選手、平選手、ユース所属で2種登録の加倉井選手が公式戦初出場を果たしました。中盤は松下選手、垣根選手、遠藤選手、宮崎選手、2トップは久木野選手、中村選手でした。
開始から約15分ほどは相手の縦に速い&ロングボール多用の攻撃に苦戦しましたが、慣れてきてからはゼルビアがボールをつなげる展開となりました。ただ、バイタルエリア、また3バックが強固で、前半は0-0で折り返す形となりました。
後半に入ってもゼルビアがボールをつなぎ、福岡がロングボールで攻めてくる展開でした。そんな中、待望の先制点が生まれました。CKのチャンスに、遠藤選手のキックからペデウォン選手がヘディングシュート。綺麗に決まって1-0としました。
相手の前線にはJ1の仙台や新潟でもプレーした中原選手、元日本代表で元横浜FMの坂田選手、G大阪で活躍した平井選手らタレントがいましたが、ダブルボランチも加わって組織的な守備で対応します。前半はシュートを0本に抑え、後半もシュートを打たせませんでした。
そんな中、後半20分、再び遠藤選手のCKから久木野選手が右足を合わせて2-0としました。セットプレーをしっかりと活かしたゼルビアは、その後も落ち着いた試合運びで優位を保ちます。
松本選手、福岡が古巣の森村選手、そしてサビア選手と交代で送り出された選手もしっかりと役割をこなし、2-0勝利に貢献しました。終わってみれば、福岡を後半2本のみのシュート数に抑え、内容も良い形で勝利をつかむことが出来ました。
天皇杯4回戦の相手は、10月22日(木)に抽選会が行われて決定します。ゼルビアとしてはその前に18日(日)に武相決戦・SC相模原戦があります。天皇杯の勝利をしっかりとつなげてダービーを制したいと思います。
皆様、武相決戦は野津田に1万人を集めたいと思っております。選手たちの後押しのため、ぜひスタジアムでの応援をよろしくお願いいたします!
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)