FC町田ゼルビアは9月23日(水・祝)、ホームの町田市立陸上競技場で行った明治安田生命J3リーグ第30節・Jリーグ・アンダー22選抜戦に1-0で勝利しました。首位のレノファ山口FCが敗れたため、勝ち点差は再び6となりました。
相手のメンバー構成は、リオデジャネイロ五輪のアジア最終予選に臨むU-22日本代表の主力が中心。ベンチにもコーチ登録で手倉森誠U-22日本代表監督兼A代表コーチが入るという状況でした。
そんな中、ゼルビアは戸島選手、星野選手が先発復帰。また中村選手がベンチメンバーに入りました。チームは前節の敗戦から再び盛り返すべく、勝利だけを目指して戦いました。
序盤、静かな立ち上がりでしたが、15分辺りから徐々にゼルビアがペースをつかみ、シュートまでいきます。ただ、相手も中央はしっかりと閉めてきたため、ゴールは奪えません。その後、J-22も対応してきたため、前半は0-0で折り返すことになりました。
後半、相手は4選手が交代。4バックから3バックに変えてきました。ゼルビアは交代なしでスタート。後半の序盤は、ゼルビアがやや低めに守備ブロックを形成したこともあり、テクニックでまさるJ-22がややボールを持ちますが、ゼルビアのペースで試合が進みます。
この日、ゼルビアがFKをはじめセットプレーを多く得る試合展開の中、後半27分にゴールに結びつきます。CKの場面で崇文選手のキックから戸島選手がヘディングシュートを決めて先制! この日は今季2番目の5,873人の観衆が集まり、スタジアムが歓喜につつまれました。
その後、相馬監督は土岐田選手、久木野選手、平選手と送り出して攻守両面で再整備。終盤のパワープレーでは、深津選手、増田選手がしっかりと対応し、1-0の逃げ切りに成功しました。チーム一丸で戦い、最後まで集中力を崩さなかったゼルビアが、大きな勝ち点3をつかむことができました。
次節は再び中3日の27日(日)で、アウェイのエコパスタジアムで藤枝MYFCと対戦します。選手たちはU-22日本代表への勝利も一切浮かれることなく、口々に「この勝利をつなげるためにも、次が大事」と早くも気を引き締めています。
残り8試合。全勝で終われるよう、そしてチームが目指す優勝で終われるよう、皆様ぜひ、現地での応援をお願いいたします。
▽フォトギャラリー(撮影:山田浩一郎)