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敗戦を意味あるものにするために。再起の一戦!

敗戦を意味あるものにするために。再起の一戦!

“強さ”を取り戻せるか

リバウンドメンタリティーが問われる戦いだ。首位・鹿島と2位・町田の“頂上対決”となった前節は、0-3の完敗。4万人以上の観衆が集まった聖地・国立での戦いとなったが、前半から相手に主導権を奪われる苦しい内容に試合後の黒田剛監督も肩を落とした。「多くの観衆が詰めかけてくださった中で決して雰囲気に呑まれることなく、強くあり続けることが絶対に必要だったが、そういったベースの部分ができていなかった。そもそものベースの部分で相手に上回られるようでは勝つことは難しい」。もちろんサッカーは戦術も重要だ。しかし、その前提にある“走ること”“闘うこと”が不可欠。昨季のJ1王者に見せ付けられたその“強さ”をいかに取り戻せるか。浦和戦は町田の再起の一戦となる。

今節はリーグ随一の熱狂的な雰囲気のある『埼玉スタジアム2002』での一戦。激突する浦和も当然ながら一筋縄ではいかない相手だ。指揮を執るのは、ポーランドのマチェイ・スコルジャ監督。母国のクラブで数々のタイトル獲得へ導いてきた組織的なチーム作りに定評のある知将だ。浦和の基本システムは[4-2-3-1]。失点数はリーグ戦7試合で『6』と守備の堅さを数字で示しているように、経験豊富な守護神・西川周作と日本人を主体とした4バックは統制が取れており、大崩れしない印象だ。

培ってきた自信はそう簡単に折れない

一方、攻撃陣もタレントがズラリ。1トップはルーキー・肥田野蓮治がここまでメインで起用されており、リーグ戦3得点。他にもフランスやドイツでプレーし、2月後半に加入したばかりのオナイウ阿道が前節・柏戦では初先発した他、スウェーデン代表歴のある190cmの大型ストライカーであるイサーク・キーセ・テリンもサブに控える。そして、その下に配置された2列目は特に特徴的だ。トップ下には高い決定力を備える渡邊凌磨が配置され、左サイドは圧巻の推進力と技術で一人で局面を打開するマテウス・サヴィオ、右サイドには鋭い突破が武器の金子拓郎が揃っている他、海外経験のある関根貴大や元日本代表・中島翔哉もいる。2列目の選手たちの個を生かしたカウンターは鋭いが、ゴール前では渡邊とマテウスらの細かな連係を生かした攻撃も脅威である。ここまでチームで10得点と1試合平均1点以上の数値は出しており、高い守備力だけでなく、多彩な顔ぶれが揃う攻撃陣にどう対応するかも一つのカギとなる。

町田としては、まず入りから闘志を出し、攻守両面で研ぎ澄まされた戦いを復活させられるか。浦和にも隙がないわけではない。失点数6の内の半分はセットプレーからであり、町田の一つの武器であるCKやFKでの狙い目でもある。また、浦和攻撃陣に対しても堅守を甦らせれば対応できないはずはない。もちろん、赤く染まる『埼玉スタジアム2002』の雰囲気を含めて当日は難しい戦いが予想されるが、その逆境を跳ね返してこそ、チーム力は高まっていく。鹿島戦直後、スタンドのファン・サポーターへ挨拶に行く中で、声を一つひとつ拾いながら歩いていたキャプテン・昌子源は言った。「結果は0-3になったが、皆さんの声援のおかげで勝ってきた自信もありますし、僕らの自信はそう簡単に折れるものではない。負けたからと言って、今までやってきたすべてがダメだったかと言うとそうではない。この敗戦を機に僕らも逞しくなっていかないといけない。負けは十分に味わったので、これを機に負けることのない強い集団になっていきたい」。この敗戦を意味あるものにするために、町田は浦和に立ち向かう。

Pickup Player Voice

MF 31 ネタ ラヴィ

もう一度強さを取り戻し、スピリットを見せたい

 

 

——前節・鹿島戦は悔しい敗戦となってしまいました。
「鹿島戦は我々のゲームではなかったと思います。うまくいかなかったことでファン・サポーターの皆さんに勝利を届けることができませんでしたが、次こそは良い結果をもたらしたいと思っています。次のゲームでもう一度強さを取り戻し、スピリットを見せたい。そのために、しっかりと準備をしたいと思っています」

——自身のパフォーマンスは?
「良くなっているとは思いますが、チームのためにもっともっと上げていきたいと思っています。100%の力を毎試合出したいですし、浦和戦もしっかり力を出し切りたい」

——浦和の印象は?
「浦和はもちろんビッグクラブで素晴らしい、強いチームです。ただ、我々も彼らをしっかり分析しながら、良いパフォーマンスを出していきたいです」

——埼玉スタジアム2002での戦いは難しくなりそうです。
「私自身、まだ『埼玉スタジアム2002』でプレーしたことがありません。出場するのであれば、初めてになります。相手は強いかもしれませんが、試合に出たら勝利を目指すことはもちろん、楽しみたいと思います」

——浦和戦に向けて意気込みをお願いします。
「鹿島戦は良い結果を残せず、多くの方を落胆させてしまったと思いますが、浦和戦ではそうならないように戦いたい。ファン・サポーターの皆さんの応援、サポートにはいつも本当に感謝しています。もちろん相手は良いチームですが、我々もベストを尽くし、勝利を目指して戦いたいと思います」

Stats

■リーグ戦過去対戦成績

1勝2分1敗(4得点5失点)

 

■明治安田J1百年構想リーグ成績

FC町田ゼルビア
【EAST順位:3位】
3勝1PK勝1PK負1負
勝ち点:12
総得点:10
総失点:10
得失点差:0
浦和レッズ
【EAST順位:4位】
3勝0PK勝2PK負2負
勝ち点:11
総得点:10
総失点:6
得失点差:4

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