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新たな歴史のその先へ。運命のACLEラウンド16第2戦!

新たな歴史のその先へ。運命のACLEラウンド16第2戦!

勝利を目指すのみ

勝負はまさにホームでの第2戦に委ねられた。「ラウンド16になったら絶対に目の色を変えてくる」と相馬勇紀が試合前から警戒していたように、敵地での第1戦は攻め込まれる時間を多く作られる難しい戦いとなったが、町田は最後まで粘り強くゲームを運んでスコアレスドロー。「アウェイで勝利して帰ることが理想ではあったが、最低限の引き分けで終えられたことでネガティブには捉えていない」と黒田剛監督は前を向いた。むしろ、これで第2戦の目的はハッキリした。「次のホームでしっかりと勝ちにいくという方向性がより明確になったと感じている」と指揮官。次は90分以内で引き分けならば延長戦に突入、そこでも勝負が決まらなければPK戦へともつれ込むが、いずれにしても8強進出に向けて町田で“決着”をつけることになる。

江原FCの強さは第1戦でも十分に感じられただろう。中国クラブのように強烈な外国籍選手が前線にいるわけではない。だが、「ボールポゼッションが素晴らしく上手いチーム」と昌子源も話したように、韓国クラブ特有のフィジカルの強さを持ちつつも、自国の選手を中心としたポゼッションサッカーはやはり脅威だった。ゴール前でも細かな連携・連動を駆使してゴールに襲い掛かってくる相手の対応には町田も苦労しており、第2戦ではそこをどう封じていくか。「どこでハメどころを作るかチームとしてもう少し明確にしたい」(昌子)。最終ラインから細かくパスを繋いで攻撃を構築してくる江原FCに対し、町田としてはDF陣の頑張りだけでなく、前線から全員が連動しながらプレスをかけていく“チームでの守備”は欠かせないポイントだ。それがハマれば相手の攻撃を機能不全にさせるだけでなく、町田のストロングであるカウンターが炸裂する。第1戦はピッチが良い状況とは言えず攻撃で苦労していたが、今回は慣れ親しんだ地・町田市立陸上競技場だ。攻め込んでくる相手の背後を狙うのはもちろんのこと、サイド攻撃やセットプレーなど、町田の持ちうる手段を効果的に使えば必ずチャンスは訪れる。「チームとして勝利することが一番大切なので、そのために自分ができることをすべて出したい」と公式戦4試合連続で先発中のテテ・イェンギも鼻息は荒い。

すべてが一丸となって挑む

このラウンド16突破は決して簡単な壁ではない。前回大会は神戸が敗退し、今年は広島がアウェイでの第1戦を1-3で落としている。その難しさを誰よりも知るのが、やはり経験豊富なキャプテン・昌子だ。「(第2戦を)ホームでできるのはすごくアドバンテージだが、簡単なゲームではない。簡単に勝てるほど甘い相手でもない。相手が(リーグステージ)8位で僕らが1位だからと言って、勝って当たり前でもない。チームが一丸となって戦わなければ、このラウンド16の壁は本当に厚い。彼らも素晴らしいチーム。僕ら戦っている選手だけでなく、サポーターの皆さんも含めたFC町田ゼルビアでしっかり勝って次に進みましょう」。アジア8強の切符を掴むにはチームに関わるすべての人たちの力が必要だ。新たな歴史のその先へ。10日(火)、運命の一戦は“オール・FC町田ゼルビア”で挑む。

 

Pickup Player Voice

FW 99 テテ イェンギ

自分ができることをすべて出したい

「(ラウンド16)第1戦はピッチコンディションも簡単ではなく、非常に激しい試合でした。その中で0-0で帰ってこられたことは、ポジティブに捉えています。次はホームゲームですし、ファン・サポーターの皆さんの前で、自分の力を出して勝ち切りたいと思います。
自分としてもどんどんフィットしてきて、良い感触でいます。日本のサッカーにも慣れてきていますし、トレーニングを重ねながらコンディションも上がってきていると感じています。チームメートと試合や練習を積み重ねていく中で、連係やフィット感をもっともっと高めていきたいと思っています。
町田は戦術的な部分が整理されていて、守備を大事にしているチームだと感じています。来てから多くのことを学ばせてもらっていますし、守備の強さや戦術理解の高さを実感しています。そうしたチームのスタイルをしっかり理解しながら、自分も貢献していきたい。(江原FCとの)第1戦を終えて監督やコーチングスタッフが分析して直すところもありますし、それを修正してホームで勝ちたいと思います。個人的にはFWとして得点は狙いたいです。ただ、守備の部分でもチームに貢献したいと思っていますし、ビルドアップにも関わりながらプレーしたいと思っています。チームとして勝利することが一番大切なので、そのために自分ができることをすべて出したいです。
ホームスタジアムは大きくて、オープンでとても良い雰囲気の中でプレーできています。ファン・サポーターの皆さんも、攻撃のときも守備のときも常に声援を送ってくれて、驚いています。その応援に応えられるように第2戦も全力でプレーしたいと思っています」

Stats

■AFCチャンピオンズリーグエリート・リーグステージ成績

FC町田ゼルビア
【順位:1位】
5勝2分1負
勝ち点:17
総得点:15
総失点:7
得失点差:8
江原FC
【順位:8位】
2勝3分3負
勝ち点:9
総得点:9
総失点:11
得失点差:-2

Playback

3/3(火)19:00 K.O.
ACLEラウンド16第1戦@春川松岩スポーツタウン・スタジアム
江原FC 0-0 FC町田ゼルビア

前回対戦では3-1で勝利した敵地・春川松岩スポーツタウンスタジアムでの一戦。直近のリーグ・千葉戦から先発4人を変更した町田だったが、「予想していた通り、江原FCさんの圧力や熱量は非常に大きなものを感じた」と黒田剛監督が振り返ったように、相手の勢いや巧みなボールポゼッションの前に主導権を握られる展開となった。それでも町田は、守護神・谷晃生や昌子源、岡村大八、中山雄太の3バックを中心に攻め込まれながらも最後の局面では粘り強く対応。無失点で試合を進める中で何度かコンビネーションやカウンター、セットプレーからチャンスを作り出すも決めきれず。前回対戦とは一転して気の抜けない緊迫感のあるゲームを0-0で終えた町田は、勝利すれば8強進出が決まるホームの第2戦にすべてを懸けることになった。

Match Highlights

 

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