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“5連戦”ラスト。好調・東京ヴェルディと激突!

“5連戦”ラスト。好調・東京ヴェルディと激突!

総合力で勝ち切る好循環

町田の流れは良好だ。開幕から中3日や2日での試合が続いた“5連戦”は今節がラスト。国内リーグは2勝(1PK勝ち)と幸先の良いスタートを切り、ACLエリートでも10日(火)のアウェイ・上海申花戦で2-0で勝利してラウンド16進出を決めると、17日(火)のホーム・成都蓉城では、直近の試合から先発8人を入れ替えて臨みながらも総合力の高さを示して3-2で勝ち切り、ACLEリーグステージで首位通過を決めた。「日頃はなかなか出場機会のなかった選手が出場したり、ケガで戦列を離れていた選手が復帰した中で今後の試合に向けて光が差し込むような試合をしてくれた」と黒田剛監督。タフな連戦の中、レギュラー組が結果を出すだけでなく、試合に飢えた選手たちも与えられたゲームでしっかりと勝ち切る好循環となっている町田は、この勢いのままに5連戦の最後に挑む。

今節も手強い相手との対決となる。緻密な組織作りに加え、選手の“育成力”に定評のある城福浩監督が就任して5年目を迎えた東京V。昨季はシーズン途中に10番を背負っていた木村勇大が名古屋へ完全移籍し、守備陣でも軸となっていた綱島悠斗が海外クラブに羽ばたくなど戦力の低下が懸念されながら、J屈指の歴戦の知将は限りある戦力を最大限に生かして残留圏ギリギリの17位でフィニッシュする勝負強さを見せた。今季に向けても最終ラインの柱だった谷口栄斗が川崎Fへ移籍する大きな痛手はあったが、その他の主力は残留。城福監督が積み上げてきた、若い日本人を主体とした組織力をさらに発展させるシーズンとなっている。

1点の重みが増す一戦

その成果が実っているのが、現在の成績だろう。『明治安田J1百年構想リーグ』は第2節を終え、EASTとWESTを合わせても90分以内での開幕2連勝はこの東京Vのみ。第1節では、水戸のパスワークを持ち味の前線からのプレスで封じて3-1で勝ち切ると、前節・柏戦では前半から相手に押し込まれ続けて先制点を許す展開ながら、後半に立て直して逆転するしぶとさを見せた。2024年にJ1へ帰ってきてから2年。一人で局面を打開できるような強烈な外国籍選手に頼ることなく、チーム全員でハードワークし、隙のない組織力を武器にJ1で戦い続けている東京Vの実力はやはり確かだ。

また、選手個々の質も高い。来日7年目を迎えたブラジル出身の守護神・マテウスは相変わらずの安定感で堅守を最後尾から支え、最前線では東京Vのエースである染野唯月が攻撃の起点となるだけでなく、ハイプレスの先鋒として襲い掛かってくる。そして、中盤では、今季から背番号を『7』から『10』に変更した、まさに“ヴェルディの象徴”とも言えるアカデミー育ちの森田晃樹が卓越した技術と確かな戦術眼で攻撃を司っている。他にも攻撃にアクセントを加える齋藤功佑やスピードが武器の松橋優安に加え、前節は途中から山見大登や福田湧矢といった攻撃能力の高い選手が入ってから試合の流れが変わり、逆転を呼び込んでいる。最後の最後になってもタフに戦ってくる東京Vは90分を通して気を抜くことはできない。

町田としてもまずは手堅くゲームを運びたいところだ。開幕・横浜FM戦に続き、前節・水戸戦も2失点。「失点が重なっていく以上は、上位を争うことは難しいと捉えている。失点ゼロで封じていくことをやっていかないといけない」と黒田監督も水戸戦後に守備面の反省点を挙げている。特に昨季のリーグ戦で完封が17試合と堅い試合運びが得意な東京Vに対して複数失点しては、余計にゲームは難しくなる。昨季のリーグ戦の対戦成績は2試合とも1-0での1勝1敗。今回も1点の重みがより響くゲームになるはずだ。直近の成都蓉城戦でも2失点と課題は出たが、「(成都蓉城戦で)何よりも勝てたことが大きい。良いチーム状態で5連戦の最後にあたる東京V戦を迎えられることをポジティブに捉えて、週末の試合に向けて準備を整えていきたい」(黒田監督)。試合まで準備期間は3日間と少ないが、まずは我慢比べで東京Vに負けず、粘り強く勝点3をもぎ取りたいところだ。

Pickup Player Voice

GK 1 谷 晃生

満足していないし、もっとやれる

「(4連戦を終えて)結果として勝点3をずっと取れているわけではないので、そこに対して満足はしていませんが、負けていないのは一つポジティブな要因です。ただ、失点は多いので、そこは改善していかないといけない。(現状に)満足していないですし、もっとやれると思っています。僕自身ももっとできる。全員が責任感を持ってやれればと思っています。僕自身のコンディションはいいですが、やはり失点をしている以上は自分に責任があると感じています。そこはしっかりなくしていきたい。
今回の相手・東京Vは運動量が多くて、全員がタフに戦ってくる。昨年も苦労した相手という印象です。攻守において走ってきますし、クオリティーの高い選手も多いです。守備面でも最後まで体を張ってくるチームなので、先に点を取るのは大事かなと思います。今節で5連戦の最後。リーグ戦もこれから続いていく中で、今回は首位の相手ですし、上を食っていかないといけないという意味ではしっかり勝ちたいと思っています」

Stats

■リーグ戦過去対戦成績

10勝6分6敗(32得点24失点)

 

■明治安田J1百年構想リーグ成績

FC町田ゼルビア
【EAST順位:3位】
1勝1PK勝0分0負
勝ち点:5
総得点:5
総失点:4
得失点差:1
東京ヴェルディ
【EAST順位:1位】
2勝0PK勝0分0負
勝ち点:6
総得点:5
総失点:2
得失点差:3

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