FC町田ゼルビアが町田市内の活動団体と連携する『認知症の人が行きたいところへ行こうプロジェクト』の取り組みが、NHK厚生文化事業団主催の『認知症とともに生きるまち大賞』で本賞を受賞しましたのでお知らせします。
認知症とともに生きるまち大賞とは?
認知症になっても、安心して暮らせるまちづくりを行っている団体を表彰するのが「認知症ともに生きるまち大賞」です。
■選考基準
(1)共生社会に向けた先駆性、オリジナリティーがあるか
(2)認知症当事者が望む活動を、本人も一緒に進めているか
(3)多様な人々と共に活動し、地域に広がっているか
(4)他の地域に応用できる可能性があるか
本賞受賞の取り組みについて
本人(認知症当事者)とともに地域の人たちとFC町田ゼルビアがサッカー観戦を実現
認知症の人が行きたい場所へ安心して行けることをともにかなえる取り組み。
「もう一度、サッカーや野球の試合を見に行きたい」という本人の願いをきっかけに始まった。本人の懸念や楽しみなどの声を丁寧に聴きながら、地域の人々・医療福祉関係者・FC町田ゼルビア・町田市が一体となって体制づくりを行ってきた。FC町田ゼルビアと町田市が連携協定を結び、ファンサポーターを対象に「認知症サポーター養成講座」を継続的に開催。修了者がチケットの確保や当日のスタジアムへの送迎、「さりげない声かけ」や「座席への案内・試合説明」を担うなど、試合観戦を通じて「認知症の理解と自然な支えあい」と「もっと行ける」という思いが広がり、「認知症とともに生きるスタジアム化」が進みつつある。
■選考委員講評
サッカー観戦に行きたいという一人の本人の願いを聞き流さずに、「その願いをいっしょにかなえよう!」と地域の有志が結集。活動はすべて本人たちの具体的な声をもとに設計・実施しているプロセスがすばらしい。取り組みの過程で、医療福祉関係者も含めた地域の人々・FC町田ゼルビア、町田市などがつながりあい、願いをかなえるためにそれぞれができる実践を積み重ねている。本人そして活動をともにしているそれぞれが、体験を通じて「どこへ行きたいか・どう生きるか」いっしょに考える機会になっており、「誰もが自分らしくともに暮らせる」まちづくりの原動力になっている。スポーツ観戦を始め、本人の「~へ行きたい」という素朴な願いをあきらめずに、地域の多様な人たちがつながりあうことで実現させていける可能性に満ちており、全国各地に広がっていってほしい。
本賞受賞を受け、プロジェクトメンバーや試合観戦に参加された当事者の方々と表彰式に出席しました。


取り組みに関連する内容は以下からご確認いただけます。
・認知症サポーター養成講座 → こちらをクリックしてください。
・行きたい所へ行こうプロジェクト試合観戦会 → こちらをクリックしてください。
いつまでも自分らしく、愛着のある街で安心して住み続けることができる環境づくりを目指し、今後もプロジェクト・町田市・FC町田ゼルビアファンサポーターの皆さまと連携してまいります。
最後に、NHK厚生文化事業団の皆さま、活動をご一緒いただく皆さまありがとうございました。
今後ともFC町田ゼルビアをよろしくお願いいたします。
今回の取り組みは福祉アシストの一環として行っています。
