2012年11月7日(水)、COUMZとしてFC町田ゼルビアを応援してくださっている桜美林大学さんとの教育連携の一環として、系列校である桜美林幼稚園年長組の園児30名2組を対象にサッカースクールを開催いたしました。
今回の担当コーチ大前博行(通称:ヒーローコーチ)、小杉賢三(通称:ケンチャンコーチ)、星大輔(通称:スターコーチ)、深谷征希(通称:フカフカコーチ)の4名で、園児のみなさんと元気良く挨拶をし、コーチの自己紹介からスタートしました。
ウォーミングアップは「ライン鬼」です。
グランド上に描かれたライン上のみを動けるという条件で、色んな動きを入れました。散歩から始まり、後ろ歩き、カニ歩き、カエルジャンプなど様々な動きで体に刺激を与えます。体が温まったところで、今度はこのラインを使って鬼ごっこです。みんな周りを見ながら、鬼役のコーチの動きを見て上手に逃げていました。必死になって鬼から逃げる園児からは、時折歓声があがる場面もありました。
次にサッカーボールに慣れるために実際にボールを使って色々なことをやります。
ボールを手で扱ったり、頭や顔、胸、お腹、足など色々なところでボールに触れます。次にボールを投げてキャッチなど、徐々にレベルを上げていきます。子どもたちは「コーチ!見て!見て!」と目の前でやって見せ、みんなとても積極的に取り組んでいました。
いくつか手で扱うボールフィーリングをやった後、足を使うことにチャレンジします。初めてサッカーをする子にとって足でボールを扱うことはとても難しそうでしたが、少しずつ色々な形でボールに触れて、感覚を鍛えていきます。
徐々にボールに慣れたところでエリアの中でのドリブル練習に移ります。自分の思う方向にボールと一緒に進む、止まるということが少しできるようになった後、コーチがみんなのドリブルを邪魔することによって、周りを見ながらドリブルするようになりました。
最後に最も大切なシュート練習です。
自分の思う方向にドリブルでボールを運び、自分の思う位置からゴールを狙ってシュートします。5~6人一緒にスタートすれば、自然と競争心が生まれます。シュートが入ると思う位置まで自然とボールを早く運ぶようになります。周りの仲間にぶつからないようにボールをコントロールし、ゴールを決めるととても嬉しそうでした。
このように試合を少しでも楽しめるように色々なトレーニングをします。そして最後に実際に試合をします。
まずは、試合前の並び方、挨拶の仕方から勉強です。そしてどうしたら勝てるのか、どうすれば点になるのかなどを説明します。戦う前の握手をしっかりと交わし試合スタートです。
一生懸命にボールに付いていく子、ゴールに張り付いて守ろうとする子など勝つための方法を子どもたちなりに考えます。色んな考えを持つ子ども達を尊重しながらも、ボールの数を調整したり、コーチが一緒にプレーしたり、声掛けなどを工夫して、みんなができるだけボールに触れるようにします。
みんなが積極的にプレーしてくれたおかげで試合は大変盛り上がりました。サッカーを習っている子も、初めてボールを蹴ったという子も、いい目をしてボールを追いかけていました。コーチたちもみんなが積極的にプレーしてくれたおかげで、楽しく行うことができました。
サッカー教室の最後には、FC町田ゼルビアのマスコットキャラクター“ゼルビー”が登場!!!
一気にみんなはゼルビーに駆け寄り、コーチたちもゼルビーの人気には敵いません(泣)
最後にみんなで記念撮影。また一緒にサッカーやろうね!!!
今回ご協力くださった桜美林学園の皆様、そして当日見学に来て下さった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
今後ともFC町田ゼルビアをよろしくお願いします。
FC町田ゼルビアフットボールスクール スクールコーチ 大前博行