○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「まずは今日、我々のために町田からこの岡山へ、たくさんの方々が来てくれました。ありがとうございましたとお伝えさせてください。皆さんの気持ちが、最後に追いつくという結果につながったと思います。もちろん、勝ち点3を持って帰りたいと思っていたのですが、追いつく形での引き分けになったので、選手たちも少し前を向けるかなと思っています。
試合前から想定していた通り、堅いゲームになりましたが、その中でセットプレーがポイントになるようなゲームになると考えていました。試合は立ち上がりからロングスローも含めて、押し込まれる時間帯もあった。我々は我々らしく、深い位置でポイントを作ってチャンスを作るという展開になりましたが、最後のところはもちろんやらせてくれませんでした。
岡山は普段これくらいの暑さなのでしょうが、今日は少し涼しくなってきている関東と比べると、だいぶ選手は疲労するような気候だったと思います。
どちらが足を攣っている選手が多かったかと言えば、我々だったと思います。そういう気候の中での試合でしたが、本当に最後まで粘り強く、あきらめない姿勢を発揮して追いつくことができました。必ずこれを次につなげられるようにしたいと思います」
–今日は出場停止の2人の選手がいない中で、交代出場の大谷尚輝選手と平戸太貴選手がゴールに絡みました。欲を言えば勝ちたかったと思うのですが、交代で出場した選手が結果を残したことはチームの競争力のさらなる高まりにつながると思います。その点、監督はどんなお考えでしょうか?
「選手が怪我から戻ってきている中で、これまでゲームに出ていたけれども今日はベンチからスタートする選手がいました。実際にそれは平戸と大谷になりますが、そういった途中から出た選手が最後、苦しいときにパワーを出してくれました。得点はセットプレーの形でしたが、交代で出た選手たちがパワーを見せてくれたことは、今後に向けても競争が高まることにつながると思います。
残り10試合となりましたが、チーム内での競争が激しくなると、さらにチームが強くなると思いますので、そういった意味でも、今日の結果は良かったと思っています」
以上
○ファジアーノ岡山:長澤徹監督 会見要旨
–まずは試合の総括からお願い致します。
「8,500人ほどのお客さんに集まっていただいた中で勝ち切れないゲームとなりましたが、試合の前に選手たちに伝えたことはお客さんが期待していることは勝ち点3だということ。いろいろな状況はあると思いますが、そういう期待を受けた舞台に立てることは非常に光栄なことなので、その期待に応えられるように精一杯、戦おうと彼らを送り出しました。
町田さんとはいつもタフなゲームとなり、今日も決着がつかず、引き分けの試合が続いているので、なんとか勝ち越したかったです。最後はセットプレーで押し込まれて、勝ち点2を失うような戦いになりましたが、試合全体を通しては前節の山形戦よりは大きく修正できたゲームでした。こういうゲームでもしっかりと勝ち点3を取り切れるように最後まで努力・精進を続けていきたいと思います」
–終盤に追いつかれる試合をなくしていこうという中で、そういう試合がまだありますが、その点について、監督はどのようなお考えでしょうか?
「今日に関しては理屈ではなく、力負けです。SBの選手交代を奥山ではなく大谷を選択してきた時点で町田さんはセットプレー勝負になることを恐らく決めていたんだと思います。ウチもベンチワークでセットプレーの守備について高さを合わせるために久木田をガチンコで投入しています。
選手にも話してきましたが、言い訳することなく、この結果を受け止めて、両足をつけて跳ね返していくことが必要です。理屈ではない部分で失点をしていますが、そういった現実から目を背けることは逃げになります。こういう試合できっちりと勝ち点3を取っているチームが目標を達成する資格のあるチームだと思います。
我々にはまだ10回のチャンス(10試合)が残されています。そこに向けて、しっかりとやっていこうと思います。ホームゲームで勝ち点3を期待されている中で勝ち点1に終わった重みはあります。この状況で勝ち点1に終わったことで損失したことばかりに目が行きがちですが、内容に目を向ければ勝ち点1を積み重ねたことに価値もあります。サポーターの方々には残念な思いをさせてしまいましたが、これからもJ1昇格という目標に向かってともに歩んでください。よろしくお願いします」
▽選手コメント
○GK髙原寿康選手
–終盤に粘り強く追いつく試合となりました。振り返っていかがですか?
「やっぱり岡山との試合は堅い試合というか接戦が多いため、この試合も堅い試合展開になりました。ワンチャンスで勝負が決まるような試合になると思っていましたので、ミスをせずに落ち着いて戦おうと思っていました」
–前半から相手の枠内シュートもありましたが、髙原選手の落ち着いたセービングが目立っていました。
「自分としてはできることはできていたと思っていますし、落ち着いてプレーをしていれば大丈夫だと思っていました。いつもどおりのことはできたと思います」
–1点を最後に追いついたことは、次につながると思いますが、いかがでしょうか?
「0-1になって少し意気消沈してしまった自分たちもいたと思いますが、その中で(大谷)尚輝が点を取ってくれてすごく助かりました。これが次の試合につながれば良いかなと思います」
○DF大谷尚輝選手
–終盤に追いつく素晴らしいゴールでした。ゴールシーンを振り返ってください。
「トレーニングマッチで似たような形でのゴールシーンがあったので、CKの場面でみんなとどの位置に入っていくかを決める時にニアサイドに行かせてくださいと話していました。CKも(平戸)太貴から良いボールが来たので、決められて良かったです。最近は先発から外れていますが、トレーニングマッチやトレーニングでもどこのポジションをやっていても良いプレーはできていると思っていますし、出る準備はできていました。スムーズに試合にも入れたと思っています」
–ピッチに入ったあとはどんなプレーをしようと考えていましたか?
「右サイドからクロスボールを入れられることも多かったですし、前線の選手が左に張るケースが多かったので、そこのサイドをケアすることは意識していました」
–一つ結果を残したことでまた今後に繋がると思いますが、いかがでしょうか?
「次は先発の可能性も出てくると思いますので、また明日からのトレーニングでアピールします。シーズンは残り少ないので、どのポジションでもやれることをしっかりとアピールしたいですし、先発で出られる努力をしていきたいです」
○FW中村祐也選手
–第21節の山形戦以来の出場になったと思います。久しぶりにピッチに立っていかがでしたか?
「守備の時間が長かったですし、チーム全体が疲れている感じがしたので、守備の部分を助けながら前でパワーを使えればと思っていたのですが、なかなかマイボールの時間を長くすることができずに、相手のリズムのまま試合を進めてしまったと思います」
–個人としては、ボールに触れる機会をもう少し増やしたかったのですね。
「マイボールになった時に、もう少し時間を作って味方が攻め上がる時間を作ることなどができれば良かったかなと思いました」
–ただ左サイドをドリブルでボールを運んでシュートを打てそうな場面もありました。
「そうですね。あそこでしっかりシュートまで持ち込んで、ゴールを決めないとチームとしても厳しくなるので、トレーニングから仕掛けていけるようにやっていきたいと思います」
–とはいえ、個人としては残り10試合に向けて、新たなスタートを切れたのかなと思います。今後に向けてはいかがでしょうか?
「また来週はホームでの試合があるので、しっかりと良い準備をして、チームが勝てるようなトレーニングをしていきたいと思います」
以上