○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「ゲームが始まる前に雨が降るような天候でしたが、隣町の横浜に本拠地を置く横浜FCさんを迎えるホームゲームにたくさんの方々に来ていただきました。まずはここ野津田までお越しいただき、ありがとございました。もうすでに8節なので間が空いてしまいましたが、久しぶりにホームの勝利を喜び合えて本当に良かったと思いますし、感謝を申し上げたいと思います。
ゲームのほうは全体的にピッチに雨が残っており、スリッピーな部分がありましたし、ボールが転がりづらい中で、長いボールが多い展開となりました。その中でお互いに前でポイントを作れるかどうか。セカンドボールを拾えるか、拾えないか。そういったことができるかどうかでリズムが行き来する展開になったと思います。横浜FCさんは今季ここまで失点が4であるため、特に前半はなかなかペナルティーボックス内でシュートを打たせてもらえない展開となりました。リスタートの形からシュートまで持ち込む場面はありましたし、ボックス内近くまでは行けるのですが、なかなかフィニッシュまで持ち込めない展開が続いたため、後半に向けてのハーフタイムでは、フィニッシュの意識や前への意識を高めて、リスクを冒さないと点は取れない、そういった話をして選手たちを後半のピッチに送り出しました。
後半は実際にフィニッシュの回数も増えましたし、結果的にゴールにつながったシーンは、オウンゴールでしたが、あの場面もバックパスに対して、戸島がフルスピードで追いかけたことがそのゴールにつながったと思います。彼のチェイシングがなければゴールは生まれなかったと思っています。
試合結果は1-0で勝ち切り、選手たちがホームで勝ちたいという思いを表現したゲームだったと思います。実際に勝利を手繰り寄せた選手たちに感謝したいと思いますし、この結果を次のホームゲームにもつなげていきたいです。また、結果を残すことでもっと多くの方々に我々が頑張っている姿をお見せしたいと思います」
–けが人も戻ってきて、吉濱遼平選手や重松健太郎選手など交代カードも増えている中で、今日は後半で勝ち切りましたが、後半に切る交代カードもある中で、前半は0-0でも後半にいけるかなという状況が生まれつつあると思います。試合運びや控え選手の使い方のイメージはいかがでしょうか?
「ゲームプランに関しては、イメージはしていますが、天候の影響もありますし、今日も雨がもう少し降り続いていたらまた違った展開になっていたと思います。天気予報どおりに気温が23℃、24℃近い状況だとまた違った試合展開になったでしょう。そのようにいろいろな状況に対応してもらっているのがスタートからピッチに立つ選手たちです。前節の福岡戦は雨が降る天候の中で、10人になってさらに1点ビハインドの状況でしたし、今日は0-0のシチュエーションでした。同じような試合状況になることは少ないですが、けが人も戻ってきて各選手の特徴がある中、お互いの良さが出るような組み合わせができつつあるかなという気はしています」
–なかなか点が入らない難しい状況や相手にはイバ選手など高さで怖さのある選手もいたため、最終ラインは難しい対応を迫られたと思いますが、今日の最終ラインの出来に関してはどのように見ていらっしゃいますか?
「勇気を持ってラインコントロールをしながら、横からのクロスボールが結構入ってくる中で、一番最後の場面は割らせずに、体を張って相手のシュートを4本に抑えることができました。もちろん、それを可能にしているのは、最終ラインの選手だけではなく、GKも含めて、またチーム全体として全員粘り強く戦ってくれている結果です。
僕がこのチームを率いて今季で4年目となりますが、チーム全体として体を張った守備ができるようなチームを作ってきました。勝利があまりない中でうまくいかない時期もありましたが、前節の福岡戦は10人という数的不利になった中でも、あのような形でチームに勢いの付くような勝ち方をしたことが、今日のような粘り強い試合につながったのかなと思います」
以上
〇横浜FC:中田仁司監督 会見要旨
「今日の戦いで我々は一生懸命やろうとしましたが、町田さんのペースに乗ってしまったという事実はしっかりと受け止めなければいけないと思います。相手が構築してきたスモールサイドを、僕たちはいかに幅広く使っていけるかという狙いを持っていたのですが、それができずに我々のペースになかなか持ち込めませんでした。結果的には0-1という1失点は、皆さんが見てわかるようにミスで入った失点ですから、それをどうこう言うことはないと思います。
逆に、チームとしては、なんとか引き分け、もしくは逆転という展開に持ち込もうと、選手がその意図を感じ取ってやろうとしてくれたので、僕自身敗戦ではありますが、選手たちが前向きにすぐに切り替えた戦いを見せたことは良い意味で次に繋がると思います。ミスはどこかではあるので、チーム全体、もしくは選手一人ひとりが次の勝ち点3を取るためにやってくれると思います。そこに期待をしながら、またホームに戻って改善していきたいと思っています」
以上
▽選手コメント
〇GK髙原寿康選手
–ホームで初勝利となりましたが、率直な感想を聞かせてください
「なかなかホームで勝てなかったので、勝ててほっとしています」
–ゲームの内容、印象をお聞かせください
「どちらかというと固い試合だったと思います。チャンス自体もそんなに多く無かったと思いますし、ピンチもそんなに多くなかったと思います。我慢比べの中で、ラッキーなゴールが生まれたと思います」
–0に抑えて勝ちました。
「完封は久々なので、本当にうれしいです」
–連勝を狙ってほしいと思います。次節に向けてファン・サポーターの皆様にメッセージをお願いします。
「今日は本当にありがとうございました。サポーターの力で勝てたと思います。また次の試合もホームなので、たくさんの人に来てもらえると嬉しいです。これからも応援をお願い致します」
○DF深津康太選手
–相手にあまりチャンスも作られませんでしたし、内容も良かったと思うのですが、いかがでしょうか?
「横浜FCにやりたいことをさせなかったことが大きいと思います。相手はもう少しボランチにボールを触らせたかったと思うのですが、ロングボールを入れて、セカンドボール勝負をしかけていたので、相手がやりたいことをやらせなかったのだと思います。今日の戦い方は相手に合わせたやり方ではないですが、うまくハマったと思います」
–オウンゴールは戸島選手のプレッシャーが生んだゴールだったと思います。後ろから見ていていかがでしたか?
「誰も追わなかったら、あのオウンゴールは起きていないと思います。トシ(戸島章選手)が追いかけていてくれたからこそ、GKも焦ってあのような場面につながったと思います。チームとしては誰一人として今日はサボることなくプレーできたので、それが勝利につながったとも思います」
–ファン・サポーターの皆様を長くお待たせするような形になりましたが、今季ホーム初勝利です。喜びの心境はいかがでしょうか?
「ホーム初勝利まで長かったですし、オウンゴールという形でしたが、たくさんのサポーターの方々に来てもらって勝利の喜びを分かち合えたことがうれしいです。次もホームゲームですし、連勝を狙っていきたいと思います。引き続き、応援をよろしくお願いします」
○DF金聖基選手
–今季初の先発出場となりました。今、試合を終えられてどんな心境ですか?
「前半早々に負った胸の痛みとの戦いもありましたが、ディフェンスラインで特に康太さんと声を掛け合いながらプレーできましたし、相手はイバ選手にめがけてロングボールを入れてきて、セカンドボール勝負をしかけてくることは分かっていました。そこをいかに抑えるか、それに関してはある程度できたのかなと思います」
–けがの状態はあると思いますが、今後の戦いに向けて一言お願い致します。
「復帰して初めての先発で出られたことは前進です。けがの状態は分からないのですが、また先発出場が一つで終わらないように継続して試合に出られるようにしていきたいと思います」
○FW戸島章選手
–待望の今季初勝利です。その味はいかがですか?
「ただ単にうれしいです。オウンゴールという形ではありましたが、試合を通して全員でプレスをかけることは出来ていましたし、それが勝利にもつながったと思います」
–オウンゴールは戸島選手の前からのチェイシングが生んだゴールシーンでもあったと思います。
「あの場面は追いかけてバックパスでミスる可能性はありましたので、最後まで追いかけたことがあのようなオウンゴールの形になって報われて本当に良かったです」
–欲を言えばご自身でゴールを決めたかったと思いますが、ポストプレーや起点となる動きでチャンスにも絡めていたと思います。
「後半は前でボールを収めることはできましたし、それが効果的な攻撃につながった部分もあったので良かったです。でも後半にゴール前でシュートを打ったシーンでは決め切れていないですし、今日は勝てたから良かったですが、FWとしてはあの場面は決め切らないといけないですね。チャンスを決め切ることが大事です」
–最後にファン・サポーターの皆様へのメッセージをお願いします。
「ホームでようやく勝てて喜び分かち合えて良かったです。ホームでの試合が続くので、3連勝できるように頑張ります。ラインダンスはサポーターとの一体感がありました。すごくうれしかったです。またやりたいですね」
以上