HIGHLIGHT

2020 明治安田生命 J2リーグ

12月06日(日) 14:00 KICK OFF 町田GIONスタジアム
試合終了
FC町田ゼルビア
1
0 - 0
1 - 0
0
東京ヴェルディ
ゴール
67' 平戸 太貴
スターティングメンバー
GK 42 福井 光輝
DF 22 小田 逸稀
DF 5 深津 康太
DF 4 水本 裕貴
DF 2 奥山 政幸
MF 18 髙江 麗央
MF 25 佐野 海舟
MF 14 吉尾 海夏
MF 10 平戸 太貴
MF 8 ジョン チュングン
FW 16 安藤 瑞季
ベンチスタート
GK 1 秋元 陽太
DF 23 酒井 隆介
MF 15 井上 裕大
MF 29 森村 昂太
FW 7 マソビッチ
FW 9 ステファン
FW 30 中島 裕希
チーム監督
ランコ ポポヴィッチ
選手交代
86' ジョン チュングン → 森村 昂太
88' 安藤 瑞季 → 中島 裕希
警告
81' 小田 逸稀
84' 安藤 瑞季
退場
データ
FK 11
CK 7
PK 1
シュート 13
警告/退場 2 / 0
ゴール
スターティングメンバー
GK 31 マテウス
DF 2 若狭 大志
DF 6 高橋 祥平
DF 5 平 智広
DF 21 山本 理仁
MF 11 井出 遥也
MF 36 藤田 譲瑠チマ
MF 14 森田 晃樹
MF 20 井上 潮音
FW 19 小池 純輝
FW 25 端戸 仁
ベンチスタート
GK 1 柴崎 貴広
DF 16 福村 貴幸
DF 17 クレビーニョ
MF 9 佐藤 優平
MF 33 松橋 優安
MF 34 石浦 大雅
FW 48 山下 諒也
チーム監督
永井 秀樹
選手交代
46*' 山本 理仁 → 福村 貴幸
69' 井出 遥也 → 佐藤 優平
69' 小池 純輝 → 山下 諒也
80' 若狭 大志 → クレビーニョ
89' 井上 潮音 → 松橋 優安
警告
90+1' 端戸 仁
退場
データ
FK 15
CK 4
PK 0
シュート 2
警告/退場 1 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
1,960 晴 / 12.8°C / 49% 全面良芝
主審 副審 第4の審判員
岡 宏道 村田 裕介、篠藤 巧 宇田 賢史
試合終了
FC町田ゼルビア
1
0 - 0
1 - 0
0
東京ヴェルディ
試合経過
前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

町田の直近5試合は0勝1分け4敗。東京Vの直近5試合は2勝2分け1敗。両者の過去対戦成績は4勝3分け4敗と互角

前半2分

町田 平戸が敵陣中央でボールを持ち、周りを見渡した後にGKの位置を見極めてロングシュートを放つ。しかし、マテウスに簡単にキャッチされる

前半6分

町田 右サイドの敵陣深くで安藤が倒されてFKを獲得する

前半7分

町田 安藤はピッチに倒れ込んでいる

前半7分

町田 安藤は自力で立ち上がる

前半8分

町田 ボールのそばには平戸と吉尾が立つ

前半8分

町田 キッカーの平戸が少し後ろに蹴ったボールに反応した吉尾が低い弾道のクロスをニアサイドに入れるが、DFにクリアされる

前半10分

町田 平戸がペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。しかし、強烈なシュートはGKの好セーブに阻まれる

前半17分

町田 安藤が敵陣中央の右で倒されてFKを獲得する

前半18分

町田 キッカーの吉尾が強烈なシュートを放つ。しかし、DFにクリアされ、右CKを獲得する

前半19分

町田 キッカーの吉尾が左足でクロスを上げるが、DFにはじかれてしまい、ゴールにはつながらない

前半20分

町田 味方からのロングパスに反応してディフェンスラインの裏へ抜け出した安藤がペナルティエリア内でボールを持つが、オフサイドの判定を受ける

前半21分

町田 左CKを獲得する。キッカーの平戸が右足でグラウンダーのパスをペナルティエリア手前の中央へ入れる。受けた吉尾が倒されてFKを獲得する

前半22分

町田 ペナルティアークの中でのFKを獲得し、場内は拍手での後押しをする

前半23分

町田 キッカーの吉尾が低い弾道でのシュートを放つが、安藤に当たってコースが変わり、ゴールラインを割ってしまう

前半23分

飲水タイムが設けられ、プレーが中断する

前半24分

飲水タイムが終了し、プレーが再開される

前半25分

町田 平戸がGKに素早くプレスを掛けてパスミスを誘う

前半28分

町田 前線の選手が連動した守備を見せ、パスミスを誘う。ボールをカットした奥山がダイレクトでペナルティエリア手前の中央へパスを送るが、精度を欠いて相手にボールを渡してしまう

前半32分

町田 自陣でブロックを作り、中央へパスを出させないような守備を見せる

前半33分

町田 右CKを獲得する

前半34分

町田 キッカーの平戸がペナルティエリア中央へクロスを入れるが、高くジャンプした水本には合わず、ファーサイドへボールが流れてしまう

前半36分

町田 高江が敵陣中央からペナルティエリア内へ浮き球のパスを送る。しかし、反応して飛び出した平戸につながる前にマテウスにキャッチされる

前半41分

町田 安藤がハーフウェーライン付近でボールを持つが、味方のサポートを待っている間に囲まれてボールを奪われてしまう

前半42分

町田 佐野が敵陣中央から思い切りよくミドルシュートを放つが、枠の左へ外れてしまう

前半42分

町田 ペナルティエリア手前の中央の平戸が右へ横パスを出す。受けた安藤がDF2人に囲まれながらもシュートを放つが、ゴールには至らない

前半44分

町田 安藤がボールを奪い、体勢を崩しながらも、ペナルティエリア手前の左からペナルティエリア左へスルーパスを供給。受けたジョンチュングンがマテウスと1対1になり、シュートを放つが、マテウスの好セーブに阻まれてしまう。決定機を決め切れない

前半46分

アディショナルタイムは3分の表示

前半47分

町田 奥山がハーフウェーライン付近まで上がって守備を行い、相手を前に向かせない

前半49分

前半終了。スコアレスで試合を折り返す

後半0分

東京Vボールでキックオフ、後半開始

後半0分

東京V 21山本OUT→16福村IN

後半3分

町田 パスを細かくつないで前線の選手にパスを出すタイミングを計っている

後半7分

町田 敵陣中央でパスをカットする。最後は平戸がペナルティエリア左からシュートを放つが、DFにブロックされる

後半9分

町田 右サイドの敵陣中央でボールを持った安藤が突破を図るが、すぐに相手に囲まれてしまい、ボールを奪われてしまう

後半10分

町田 自陣の深くまでボールを持ち込まれるが、ブロックを作り、声を掛け合って押し返すことに成功する

後半15分

町田 右サイドの敵陣中央でFKを獲得

後半16分

町田 キッカーの平戸はショートパスを近くの味方に出すが、一連の流れはゴールに至らない

後半17分

町田 吉尾が右サイドの敵陣中央でフリーになり、ボールを受ける。中央に切れ込むが、DFの対応に遭ってボールを失ってしまう

後半20分

互いに中盤でボールを奪い合って攻守の切り替えが早い展開となっている

後半21分

町田 味方のスルーパスに反応して抜け出した平戸がマテウスにペナルティエリア内で倒されてPKを獲得する

後半22分

町田 ゴール!!!キッカーの平戸が冷静にシュートを放つと、マテウスの逆を突いてゴール右に流し込み、先制に成功する

後半23分

飲水タイムが設けられ、プレーが中断する

後半24分

東京V 11井出OUT→9佐藤優IN

後半24分

東京V 19小池OUT→48山下IN

後半24分

飲水タイムが終了し、プレーが再開される

後半27分

町田 カウンターを展開する。味方の浮き球のパスに反応して抜け出したジョンチュングンがペナルティエリア内へ進入するが、DFに対応され、シュートを放てない

後半34分

町田 高江が敵陣中央の右からシュートを放つが、枠から大きく外れてしまう

後半35分

東京V 2若狭OUT→17クレビーニョIN

後半36分

町田 小田にイエローカード

後半38分

町田 ペナルティエリア手前の中央でボールを受けた安藤がペナルティエリア左へドリブルで進入してシュートを放つが、枠の右へわずかにそれてしまう

後半39分

町田 安藤にイエローカード

後半40分

町田 カウンターを展開し、平戸がペナルティエリア手前の中央から左にパスを出す。受けたジョンチュングンがDFのタイミングをずらしてシュートを打つが、枠の右へ外れてしまう

後半41分

町田 8ジョンチュングンOUT→29森村IN

後半43分

町田 16安藤OUT→30中島IN

後半43分

町田 試合を通してチームに貢献した安藤に対して場内から大きな拍手が送られる

後半44分

東京V 20井上OUT→33松橋IN

後半46分

アディショナルタイムは5分の表示

後半46分

東京V 端戸にイエローカード

後半47分

町田 森村がスライディングタックルで相手の突破を止め、場内から拍手が沸き起こる

後半48分

町田 敵陣でボールを回しながら時間を使う

後半49分

町田 深津が体を張って相手のボールをカットし、攻撃を止める

後半51分

町田 敵陣深い位置でボールをキープする

後半52分

試合終了。1-0でホームの町田が勝利

○試合後の記者会見:ランコ ポポヴィッチ監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「攻守においてやり切れた試合でした。非常に試合開始から攻守において、インテンシティーも十分にありましたし、集中力に関しても高いものを保ちながら戦い抜けたと思います。前節の山形戦で良いゲームをして、最終的に負けてしまうという試合をしながら、ショックも大きい試合の後でこういう試合を見せられたことに成長を感じます。直近3試合で続けて3失点をして、計9失点という失点の多さもありましたが、その中で素晴らしい試合をしてくれた選手たちを誇りに思っています。5連戦の最後でこうしたハイインテンシティーのゲームをできたこと、我々もリーグの中でローテーションを使わないチームであることを踏まえても、素晴らしい試合をしたと思います。安藤瑞季が帰ってきて、またチームにパワーを吹き込んでくれましたし、彼のアグレッシブなパワーが加わったことも大きかったです。ヴェルディさんに自由にやらせてしまえば危険ですが、相手に嵌らず、狙い所を持って攻守においてプレーできたことに非常に満足しています」

–思ったよりもヴェルディさんにボールを持たれず、持たされ過ぎず、バランス良く戦えていた印象です。守備面で良かった部分は何でしょうか?
「ヴェルディさんとどちらがボールを持つかの競争をすると我々が不利だと思っていました。ボールの持たせ方を考えていました。どこでは持たせても良いけど、どこに入ってきたら、我々が狙うのか。狙いを共有してやれていました。相手は我々を前に食いつかせて、後ろのスペースを使うとか、そういった相手の狙いをケアして、穴を開けなかったことが非常に大きかったです。前半の立ち上がりは相手に対しての守備が嵌まっていない部分も少しありましたが、試合の中で選手たちがうまく修正してくれました。そして守備の仕方も嵌るような形になり、ボールを奪って攻撃する形を作ることができました。若手選手を使いながら、そしてJ2の経験を積んでいない選手たちが先発にもいて、J3でしかプレーしていないような選手もいる中、そういった選手たちが成長した姿を見せてくれていると感じています」

–PKを取った場面は、ボールを保持した中で縦に入れてのスピーディーな攻撃の形でした。あの場面は1つの理想的な形だと思いますが、いかがでしょうか?
「キャンプから目指していたこと、要求していたことがあのシーンにもしっかりと表れていたと感じています。今までもそういったプレーにトライしてきましたが、少しパスが合わなかったり、ズレてしまったり、入れるタイミングが合わないこともありました。パスの出し手と受け手のタイミングも合ってきました。パス自体の精度も上がってきていると思います。もちろん、チームの始動当初よりも攻撃の精度も上がってきていると思います。この試合でも攻撃でパスが繋がらなかったりのミスはありますが、ミス自体のクオリティーが違います。狙う場所やアイディア、トライする場面だったり、ミスの質自体が違ってきていると感じています。選手たちもよりスムーズに、流れるようにプレーできるようになってきました。迷わずに、ボールを持った時の判断がより早くなってきたなという印象を受けています。次に行くためのステップは、ボールを持った時に流れを読んでバランスを取ることです。バランスというのは、緩急のつけ方です。ボールを保持して、いつ縦に早く入れるか。そういった判断をできるのか。その段階に進まなければなりません。大事なのは我々がやってきたことを信じて、そして選手の能力を信じれば、こういう戦いをできるということをあらためて証明できたことです。それはチームにとっても大事なことで、良かったことだと思います」

以上

○東京ヴェルディ:永井秀樹監督 会見要旨
「今日はダービーマッチということで、良いモチベーションで試合に入れましたが、特に前半は我々のハーフウェーラインの越え方が非常にうまくいかなかったです。それが一番の反省点になります。後半、人を代えて立ち位置を変えて、だいぶ改善されて良くはなりましたが、我々本来の距離感、優位性、テンポといった部分が今日に関しては非常にうまくいかなかったことを反省すべき試合だったと正直に思います。選手たちは連戦の疲れがある中、最後の最後まで良くやってくれましたが、まだまだやれる選手たちだと信じています。また今日の試合を振り返って、反省すべきことは反省して、改善して、また次の最後の3連戦に向けて良い準備をしたいと思います。そしてダービーマッチということでたくさんのヴェルディのファン・サポーターの皆様に来ていただいて、我々の勝利のために最後の最後まで後押し、力をくれましたが、勝利で恩返しできなかったことを申し訳なく思います。また今日できなかった恩返しを次のホームゲームでしっかりとできるように、選手たちと最大限の準備をしたいと思います」

以上

▽選手コメント
○佐野海舟選手
–うれしい6試合ぶりの勝利となりました。まずは勝利の喜びの声を聞かせて下さい。
「勝利がなかった中で、それでも見に来てくださっている方々のためにも、必ず勝利を届けたいと思っていました。それができて本当に良かったです」

–個人の出来としても、ここ最近はふがいない試合もある中で、今日の出来は良かったと思います。いかがですか?
「チームも勢いを持って前に行けていたので、その勢いに乗りながら、自分の力をプラスしてプレーできたことが今日のようなプレーに繋がったと思います」

–たとえボールを奪えなくても前を向かせないプレーとか、そういった細かい部分の積み重ねができていた印象です。ご本人としては、いかがですか?
「自分の位置でボールを奪えるのが一番良いことですが、それだけが仕事ではないので、うまく誘導させることや、細かいこと、当たり前のことを徹底してやることができました。それで良い方向に行ったのかなと思います」

○平戸太貴選手
–うれしい6試合ぶりの勝利となりました。まずは勝利の喜びの声を聞かせて下さい。
「本当に勝てない試合が続いていて、ファン・サポーターの皆様に申し訳ないという気持ちがあったので、その中で今日こうしてホームで勝ち切れて良かったです」

–ゴールシーンは冷静にPKを決めました。PKの場面を振り返って下さい。
「相手GKとの駆け引きをしていて、相手が先に動いたので、その中で落ち着いて決めることができて良かったです」

–相手に対するプレッシャーの掛け方のイメージは?
「下げずに前から行く場面と、セットしながらサイドへ追い込むこと、セットをしながらボールを奪うことなど、瑞季とコミュニケーションを取りながら、スイッチを入れて守備をすることができてました。後半はボールを持たれる時間は長かったですが、チームとして対応しながら、自分たちがやりたい守備の形を表現できたという実感があります」

以上