HIGHLIGHT

2019 明治安田生命 J2リーグ

10月27日(日) 15:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場
試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 - 0
0 - 0
0
FC岐阜
ゴール
スターティングメンバー
GK 13 増田 卓也
DF 35 大谷 尚輝
DF 5 深津 康太
DF 40 小林 友希
DF 2 奥山 政幸
MF 19 土居 柊太
MF 15 井上 裕大
MF 29 森村 昂太
MF 10 平戸 太貴
FW 8 ジョン チュングン
FW 30 中島 裕希
ベンチスタート
GK 1 福井 光輝
DF 23 酒井 隆介
MF 6 李 漢宰
MF 25 佐野 海舟
FW 11 山内 寛史
FW 18 岡田 優希
FW 20 ドリアン バブンスキー
チーム監督
相馬 直樹
選手交代
58' 大谷 尚輝 → 佐野 海舟
75' ジョン チュングン → 山内 寛史
87' 土居 柊太 → ドリアン バブンスキー
警告
35' 井上 裕大
61' 佐野 海舟
73' 土居 柊太
退場
データ
FK 13
CK 10
PK 0
シュート 14
警告/退場 3 / 0
ゴール
スターティングメンバー
GK 43 ヤン オレ ジーバース
DF 17 藤谷 匠
DF 50 當間 建文
DF 3 竹田 忠嗣
DF 4 甲斐 健太郎
MF 2 阿部 正紀
MF 5 川西 翔太
MF 38 塚川 孝輝
MF 22 柳澤 亘
FW 11 前田 遼一
FW 39 馬場 賢治
ベンチスタート
GK 21 原田 祐輔
DF 34 北谷 史孝
DF 36 タビナス ジェファーソン
MF 8 フレデリック
MF 30 中島 賢星
FW 10 ライアン デ フリース
FW 33 ミシャエル
チーム監督
北野 誠
選手交代
64' 柳澤 亘 → タビナス ジェファーソン
71' 馬場 賢治 → ミシャエル
90' 塚川 孝輝 → 北谷 史孝
警告
47' 阿部 正紀
退場
データ
FK 17
CK 7
PK 0
シュート 4
警告/退場 1 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
6,206 晴 / 21°C / 57% 全面良芝、乾燥
主審 副審 第4の審判員
中村 太 佐藤 貴之、細尾 基 権田 智久
試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 - 0
0 - 0
0
FC岐阜
試合経過
前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

町田は井上が、岐阜は阿部がそれぞれキャプテンマークを巻く

前半2分

立ち上がりは互いにシンプルに前線にボールを蹴り込んでいる

前半4分

町田 自陣から細かくパスを回し、前方に運ぶ。最後はジョンチュングンがペナルティエリア左に走り込んだ森村にパスを送るが、森村はオフサイドの判定

前半6分

町田 左サイドからのCKを獲得すると、キッカーの平戸はショートコーナーを選択。森村とのパス交換からクロスを上げるが、至近距離でDFにブロックされてしまう

前半10分

町田 ペナルティエリア手前の右でセカンドボールを収めたジョンチュングンが積極的に右足を振り抜く。だが、GKにセーブされてしまう

前半12分

町田 フリーでボールを持った大谷が右サイドに流れてボールを要求する土居にパスを入れるが、パスはわずかに長くなり、タッチラインを割ってしまう

前半15分

町田 左サイドからのCKはクリアされるが、こぼれ球をつないで攻撃を仕掛ける。右サイドから中島が鋭いクロスを入れ、ジョンチュングンがニアサイドで合わせるが、枠をとらえ切れない

前半18分

町田 左サイドの敵陣中央でFKを得ると、キッカーの平戸が直接ゴールに向かうクロスを上げる。味方が飛び込むが、手前で阻まれてしまう

前半24分

町田 自陣でゆったりとパスを回し、小林が左足で右サイドに大きく展開するフィードを送る。だが、パスは前方に流れて大谷にはつながらない

前半26分

町田 ジョンチュングンが複数のDFの対応を振り切り、左サイドの敵陣深くから右足でクロスを供給。ペナルティエリア内に走り込んだ大谷が拾うと、平戸にボールを預ける。平戸はペナルティエリア右から左足でコースを狙ったシュートを放つが、枠を大きく外れてしまう

前半34分

町田 序盤の勢いは弱まりつつあるも、中盤で連動したプレスを披露し、相手に自由を与えていない

前半35分

町田 井上にイエローカード

前半35分

町田 ボールを横に運んだ川西を背後から倒してしまい、警告を受ける

前半43分

立ち上がりこそは町田が人数を掛けた攻撃でリズムを作るが、中盤以降は岐阜が押し返して一進一退の攻防を繰り広げている

前半44分

町田 ジョンチュングンが球際の競り合いから相手に対して興奮する様子を見せたが、主審や味方になだめられる

前半46分

アディショナルタイムは1分の表示

前半47分

前半終了。スコアレスで試合を折り返す

後半0分

岐阜ボールでキックオフ、後半開始

後半0分

両チームともにハーフタイムでの選手交代はなし

後半2分

町田 細かくパスをつなぎ、最後は森村からのパスに反応した大谷が右サイドの敵陣深くからクロスを蹴り込む。至近距離でブロックされるが、右サイドからのCKを獲得

後半2分

町田 キッカーの平戸のクロスはニアサイドで阻まれるが、こぼれ球を拾った井上がペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。しかし、DFにブロックされてしまう

後半2分

岐阜 阿部にイエローカード

後半5分

町田 右サイドの敵陣中央でFKを得ると、ボールの近くに平戸と森村が立つ。キッカーの森村はゴールへ向かうクロスを供給するが、味方の手前でクリアされてしまう

後半7分

町田 奥山が左サイドを駆け上がって味方のパスを受けるが、DFに対応され、相手ボールとなってしまう

後半9分

町田 右サイドの敵陣深くから大谷が低い弾道のクロスを入れる。ジョンチュングンがニアサイドに、中島がゴール前に飛び込むが、中島の手前でDFにクリアされてしまう

後半11分

町田 ペナルティエリア内へ後方からフィードが送られる。走り込んだジョンチュングンは飛び出したジーバースと空中で接触し、ピッチに倒れ込む

後半13分

町田 35大谷OUT→25佐野IN

後半13分

町田 ジョンチュングンは担架でピッチの外に運ばれる

後半14分

町田 担架でピッチの外に運ばれたジョンチュングンは無事に立ち上がり、自ら歩き出す。スタンドからは拍手が起こる

後半16分

町田 佐野にイエローカード

後半16分

球際での激しい攻防から両チームが熱くなる場面が続いている

後半19分

町田 右サイドからのCKはクリアされるも、こぼれ球に反応した奥山がペナルティエリア手前の中央から右足でシュートを放つ。だが、わずかにゴール左に外れてしまう

後半19分

岐阜 22柳澤OUT→36タビナスIN

後半21分

町田 前線やサイドで人数を掛けて起点を作り、敵陣で攻撃を繰り返している

後半22分

町田 右サイドの敵陣深くからドリブルを仕掛けた平戸の突破は阻まれるも、ルーズボールに反応した井上がペナルティエリア手前の右から右足でシュートを放つ。だが、ゴール左に外れてしまう

後半26分

岐阜 39馬場OUT→33ミシャエルIN

後半28分

町田 土居にイエローカード

後半30分

町田 8ジョンチュングンOUT→11山内IN

後半32分

町田 CKの際には、ペナルティエリア手前が空くことが多く、こぼれ球を数多く拾ってシュートに結び付けている

後半34分

町田 左サイドから奥山が高い弾道のクロスをファーサイドに送り込む。中島が反応して右足で折り返すが、GKに阻まれてしまう

後半35分

町田 森村、平戸、山内の3人で相手の守備陣を崩し、最後は平戸がペナルティエリア内から力強く右足を振り抜く。だが、DFの懸命のブロックに遭ってしまう

後半42分

町田 左サイドの敵陣中央から奥山が右足でふわりとしたクロスを上げる。相手にヘディングでクリアされるが、右サイドからのCKを獲得

後半42分

町田 19土居OUT→20DバブンスキーIN

後半43分

町田 キッカーの森村がファーサイドにクロスを蹴り込む。Dバブンスキーが飛び込むが、手前でクリアされてしまう

後半43分

町田 右サイドからの中島のクロスに山内がダイビングヘッドで合わせるが、ゴール上に外れてしまう

後半45分

岐阜 38塚川OUT→34北谷IN

後半46分

アディショナルタイムは5分の表示

後半48分

町田 Dバブンスキーが頭で前方にパスをつなぎ、走り込んだ山内がダイレクトで右足を振り抜く。DFにブロックされるも、右サイドからのCKを獲得

後半48分

町田 キッカーの平戸がクロスを入れるも、ニアサイドでDFにクリアされてしまう

後半50分

町田 右サイドの敵陣深くでFKを得る。ボールの近くには平戸と森村が立つ

後半50分

町田 キッカーは平戸。右足でペナルティエリア中央にクロスを上げると、深津が絶妙なタイミングで反応し、頭で合わせる。しかし、枠をとらえ切れない

後半51分

試合終了。0-0で引き分けに終わった

○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「ホームで勝てていない状況にもかかわらず、6000人を越える方々に集まっていただきまして、ありがとうございましたとお伝えさせてください。

毎回にはなるのですが、ホームでの勝利を一緒に喜びたかったですし、最後は一緒に喜ぶことができそうな雰囲気を作ってくださいました。あきらめずに最後まで選手たちが戦えるような雰囲気作りをしてくれたことに感謝を申し上げたいと思います。

ゲームの方ですが、岐阜さんが引いてカウンターに出てくることは、予想できた部分だったのですが、それに対して、立ち上がりはボールを動かしながら、相手の奥に入っていく形を作れました。ただ相手が中央の守備が堅く行き切りませんでした。その中でもセットプレーから点を取れることができれば試合運びはだいぶ違ったと思います。

前半の半分は良い形でゲームを進めることができましたが、前半の途中から次第に何度か相手にFKを与える場面が増えて、いざ自分たちが守勢に回る中で攻撃に転じるときに、淡白な攻撃になってしまったことで、セカンドボールを相手に拾われ、何度か相手にゴールに迫られる場面を作られていました。

そのあたりは岐阜さんも必死に戦ってきますし、我々も当然そうなのですが、自分たちから相手に流れを渡してしまう場面があったのかなと思っています。ただハーフタイムに修正をして、相手陣地でサッカーをする時間を増やすことができましたし、後半は前半よりも足を振れるシーンは増えましたが、最後にゴールを奪う段階でもう1つ取り切れなかった。そこに尽きるゲームになりました。

相手がミシャエル選手を投入してきて、カウンターを狙ってくる中でも、後ろの選手たちは1点を持っていかれそうなシーンで対応してくれました。ただ1点を取り切れず、ドローゲームは今季16個目になりますが、そこから突き抜ける何かをつかまないといけないなと思っています。今日もそう言って選手たちを送り出しましたが、そこまで辿り着けませんでした。

でも選手たちはプレッシャーがある中でトライをしてくれていますし、そういう勇気のあるプレーが増えていると思います。その姿勢を点を取ることにつなげて、突き抜けるものを、また次の愛媛戦に向けて準備をしていきたいです」

–前半の中盤の時間帯から後半の中盤の時間帯までは、一進一退のゲームになりましたが、ボールを奪い切って攻め切る良いときの時間帯がなかなか出ないゲームだったと思います。それは得点が奪えないことにもつながっていくと思いますが、どう打開していくイメージをお持ちでしょうか?
「相手もあることではありますが、最初の25分はかなりパワーの掛かったサッカーをやっていますし、その時間帯に取り切らないと、90分間、そのサッカーをやり続けることは不可能に近いです。それは簡単ではないです。

その中で攻守のバランスを取らないといけないですし、最初の25分のサッカーを続けられるに越したことはないですが、疲れてきた中でやればやるほどリスクが増しますし、そこを相手も突いてきます。そのあたりのことを睨みながらですが、前半の終盤と後半の頭はだいぶ違うものになったかなと思います。私の中では後半の頭は相手に吸収されたとは感じていません。相手も後ろに重心を置いた中で運動量がある状況で破り切ることは難しかったと思います。

90分のゲームの中で今日のゲームで言えば、立ち上がりの時間帯、そして終盤の時間帯、やはり我々の時間帯になったときに点を取り切ること。そこにフォーカスしていかなければいけないかなと思っています。ただそうすることで相手が突いてくるというリスクもあるとは思いますが、それを見ながらだと思っています。

この時期に多くのことを求められませんし、何か魔法があるわけでも、特別な戦術があるわけではないので、この一発、この一本というトレーニングを日々積み重ねていくことだと思います。昨日のルヴァンカップの決勝でもそうですが、特別な崩しではなく、一瞬のワンプレーでゲームは決まってきます。全員がゲームに入り込める準備をしたいですし、ただ90分間、高いインテンシティーでできるわけではないので、点を取り切ること、点を取らせないこと、そのあたりのことをやっていく必要があると思います。一番はあきらめることなく、戦っていくだけです」

以上

◯FC岐阜:北野誠監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「こういった町田さんのホームのすごい雰囲気の中で勝ち点3を取りたかったのですが、勝ち点1は取れました。良かったと思います。

ただ、前半は町田さんがもう少しつないでくると予想していたのですが、長いボールを最初から入れてきたので、サイドハーフを少し絞らせて、町田さんが進入してくるコースをほぼ消せたと思います。それでも、あれだけ低い位置にさせられてしまうと事故も起きます。怖かったのですが、前半はあのままで良いと考えていました。

後半は、町田さんが中盤と最終ラインの間が開いてきたので、うまくハマりませんでしたが、ウチはどこで速い選手を入れるか、ということを狙っていました。いま、ウチは勝たなければいけないので、得点を取れるようにしていきたいですし、次は中2日ですが、頑張って準備していきたいと思います」

–無失点に抑えた守備面の評価について。
「枠を捉えたシュートはどれだけあったのでしょうか? ほとんどがボックスの外だと思いますし、ウチには良いGKがいますから、そこまで怖くはなかったです。そして、ペナルティーエリア脇に進入を許したところからのほうが、ウチはしっかりと守備ができていたと思います。あとは、どうやって守備からカウンターへとつなげていくか、という部分でしたが、そこが(この試合に関しては)うまく収まらなかったと思います」

以上

▽選手コメント
○深津康太選手
–結果は0-0でしたが、この結果をどう受け止めていますか?
「負けなかったことは大事ですが、なかなか勝利を掴み取れていないので、サポーターの皆さんに申し訳ないという気持ちが強いですね」

–セットプレーのチャンスも多かっただけに決めたかったですね。
「セットプレーでのチャンスがある中で決められていませんし、こういう試合はセットプレーで決まることが多いので、決めないと。セットプレーで勝負を決められなかったことが勝てなかった原因の1つなので、もっとトレーニングが必要です。一人一人が責任を持って飛び込むべき場面では飛び込めるようにしていきたいです」

–相手のチャンスが多くない中でも、ピンチの場面では、集中力を持って守れていたと思います。
「1本のカウンターでチャンスを作られることは想定していました。その中で止めることは意識していましたし、集中力を高く持って守ることはできました」

○中島裕希選手
–チャンスはありましたが、なかなか1点が遠い展開でした。
「決め切るべき場面で決めることで勝ち点3になるかどうかが決まってきます。今日の試合に関しては、それに尽きます。失点をゼロで守ることはできましたが、最後の部分はもっともっと取り切ることにこだわっていきたいです」

–相手の必死の守備を破ることができなかった印象です。
「僕たちもそうであるように、相手も必死です。90分を通して戦えたことはあと4試合も続けてやっていかないといけないことです。相手よりもキワの部分で上回るようにしていきたいです」

–ホームでの勝利が遠い状況です。ただあと2つチャンスがあります。
「その2回を絶対に勝つつもりで戦いますし、そのホーム2試合で勝てれば残留という結果もついてきます。みなさんの後押しの中で試合ができるので、その中で勝ち切れるようなチームになっていきたいです」

◯山内寛史選手
–後半から入る形になりました。ピッチに入るときにコーチングスタッフから言われたことを教えて下さい。
「(中島)裕希さんが時間も経っていて疲れていたこともありますし、フレッシュな形で出るので、ボランチのケアや落ちるところをしっかりやるように言われました。あとは、足を振れる場面でしっかり足を振って得点を取るように、と皆が期待してくれていた部分なので、そこを自分は一番意識して入りました」

–投入されてから惜しい場面は何度もありました。その場面を振り返っていかがでしょうか?
「結構ボールは集まってきていましたし、途中から出てあれだけチャンスが来ることもなかなかないと思うので良かったとは思いますが、やはり最後の質ですね。結局0-0のまま終わっているので、一番求められている仕事ができなかったというのはしっかり受け止めて、それが全てだと思います。チームが点を取れていない状況で点を取れる選手が必要だと思うので、そこは引き続きやっていきたいと思います」

–この出場を良いきっかけに次の試合につなげていきたいですね。
「正直、今はすごい先を見ているというよりもまた一週間、一日一日、まずは明日のトレーニングマッチや練習をやっていった先に試合があると思っています。残留争いをしている中で、本当に一日一日がより大切になると思います。しっかり準備をしてどういう形で出ることになったとしても、最高のパフォーマンスができるように、しっかり準備をしていきたいと思います」

–ファン・サポーターの皆様にメッセージをお願い致します。
「ホームでこれだけ勝てていない中で来てくださっているサポーターの皆様は大切ですし、その人たちの期待に応えないといけないと思います。今日もそういう気持ちで皆も取り組んでいますが、結果が出ていません。次はアウェイにはなりますが、しっかり結果を出すために、今日も(井上)裕大さんが言っていましたように、結果で示せるようにやっていきたいと思います」

以上