○試合後の記者会見:相馬直樹監督
「東京・町田から遠いここ愛媛・松山までたくさんの方々に集まっていただきました。非常に力強かったですし、この前のゲームの後、『一緒に戦いましょう』と呼びかけたのですが、それに乗っかって来てくださった方もいらっしゃったと思います。本当にありがとうございました。非常に難しい試合でしたが、最後にパワーが出るような、そういうサポートをいただいたと思っています。本当に嬉しく思います。ありがとうございました。
ゲームの方ですが、我々にとっては、少し難しい試合でしたし、特に前半は我々の良さがあまり出ない、そういうゲームだったなと思っています。私自身はそういう話をしませんが、実際に昨日の他会場のゲームの結果の中で上位を争っているチームが勝利を収めたとか、そういったことが影響したことで硬さが生まれ、大事にしようとプレーしている中でちょっとずつや半歩ずつとか、それが我々の出足の鋭さが少ない前半になってしまったなと思っています。
そういう試合展開で後半に折り返し、選手たちにも後半はスタートから自分たちの戦いをすることで前半の分をチャラにする、そういうものを出していこうと話して送り出しました。実際に後半は攻めるチャンスもありましたし、それはシュート数に表れていると思います。後半は少し打ち合いのような展開になりましたし、実際に体力的には厳しい部分もありましたが、一番最後にきちんとパワーを出して、点を取って勝ち切る試合を選手たちが様々なチャレンジをする中で手繰り寄せてくれたと思っています。
ボックス内では相手に自由にシュートを打たれるようなことはなかったと思いますし、ボックスの外からは多少シュートを打たれる場面はありましたが、そういったシーンも含めて、体を張ることを徹底できていました。その中で前の選手が点を取ってくれることを待っている状況の中で、まず1つはセットプレーの形から先制し、2つ目の得点は良い位置でボールを奪ってのロングシュートで決める形になりましたが、選手たちが素晴らしい勝ち方を、選手たち自身が勝ち点を引き寄せてくれたと思っています。
自分たちの力で次の試合まで何かを起こすチャンスを残しましたので、もうあとは泣いても笑っても一つの試合という段階まできました。その試合ですべてを出し切れるように、ホームでもしっかりと戦えるように、1日短い準備期間になりますが、良い準備をしていきたいと思います」
以上
○愛媛FC:川井健太監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「2018シーズンホーム最終戦ということで勝ち点3が欲しい試合でした。今季は苦しいシーズンになったというのが率直な感想ですが、そんな時でも我々を支えてくれたファン・サポーターのみなさん、スポンサーさまにここニンジニアスタジアムで笑顔になってもらうためにも勝利をつかみたかったです。しかし、それができずに申し訳なく思っています。ただ選手たちは100%以上戦ってくれましたし、それに対してはまったく不満はないです。もっとそれ以上のなにかを私が選手たちに与えることができれば、勝利につながる試合になったかなと思っています。まだ1試合は残っていますので、またチーム一丸となって、最低でも昨季の勝ち点51を目指して戦っていきたいです」
–効果的に裏のスペースを突けていましたが、チャンスを決め切れない展開でした。ただ後半は少しテンポが上がらなかった印象です。
「町田さんが空けたスペースを突く形はできていましたし、選手たちは少し戸惑った部分がありましたが、やってくれたとは思っています。ただチャンスを決め切れなかったので、トレーニングと意識、この2つでもう少し改善できたと思います。やはり1本を決めていれば違う展開になりました。町田さんと対戦する時の後半はアウト・オブ・プレーが多くなるので、テンポが上がらなくなります。その中でもチャンスを作ることはできていたと思います。敗因はフィニッシュの部分に尽きるのかなと思っています」
以上
▽選手コメント
○平戸太貴選手
–結果的にゴールをこじ開けることにつながった先制点のFKの場面での狙いを教えてください。
「あの位置からのFKはドリアンが入ってきていたので、そのファーストチョイスとしてドリアンを狙おうと思っていました。あの中でドリアンを狙って蹴って彼が競り勝ってくれて、ゴールにつながったのは本当に良かったですし、狙い通りの形でした」
–貴重な追加点となる2点目も平戸選手のボール奪取がきっかけとなって決まっています。
「相手のトラップ際を狙っていて、狙い通りに相手からボールを奪ってゴールにつなげられて良かったです。ドリアンに感謝したいです」
–優勝の可能性を残したまま、最終節の東京ヴェルディ戦を迎えます。次の試合に向けて、一言お願いします。
「優勝の可能性があるので、ホームで絶対に勝って何かが起こればいいなと思っています」
○中島裕希選手
–まずはクラブのJ2通算200ゴール目となったゴールシーンを振り返ってください。
「ゴールシーンはセットプレーで折り返しを狙っていたのですが、うまくドリアンが折り返してくれて中で勝負できたことが良かったですね」
–あのFKを獲得したのも中島選手でしたね。
「まずボールを握るというか、ワンタッチで展開するというよりも、まずは前でボールを握って、後ろの押し上げを待つというようなことを考えていました。その中で相手も結構ガツガツ来ていたので、たくさん良い位置からのFKは何本かあった中でその1本をゴールにつなげられたので良かったと思います」
–次に何かを起こせるような状況で最終節を迎えることができます。次の試合は集大成のような位置づけになると思いますが、どう臨みますか?
「まずはホームでたくさんのお客さんが入った中で勝って終わりたいですし、優勝の可能性がある中で、まずは周りの結果どうこうではなく、自分たちが勝つということがやはり大事になってきます。また目の前の試合に勝つように頑張りたいと思います」
○ドリアン バブンスキー選手
–貴重な追加点となった2点目のゴールシーンを振り返ってください。
「GKが前にも出ていたことも分かっていましたし、これを決めれば2試合連続ゴールだと頭をよぎりましたが、思いのほか、冷静に決めることができました。ただただボールを目の前に蹴ったという感じです。またゴールを決めることができて幸せな気分です」
–先制点のアシストもドリアン選手でした。アシストの場面も振り返ってください。
「いつものことですが、(平戸)太貴から良いボールがきました。ファーサイドに(中島)裕希も見えていましたが、結構人も密集していて難しかったと思います。でも裕希がよく決めてくれました。素晴らしいゴールでしたよね」
–これで結果的に2試合連続ゴールです。すごい活躍ですね。
「とても幸せです。ゴールを奪うということはフットボールにおける最大の魅力ですからね。先週の試合に続いて、チームを助けるゴールを決められていることもうれしいです。次のゲームも勝つことが重要ですし、結果を残したいです」
–アウェイで味わう勝利のラインダンスの味はいかがでしたか?
「サポーターと幸せを分かち合えることは最高ですよね。サポーターのみんなもうれしそうに勝利のラインダンスをしていますし、一緒にラインダンスをできること、そして彼らの喜ぶ顔を見られて本当にうれしいです」
以上