○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「9月に入ってのナイトゲームとなりましたが、我々を応援するために多くの方々に集まっていただきありがとうございました。今日は本当にタイトな、ちょっとしたミスも許されないような試合でしたが、最後まで選手たちが集中力を高く保って戦うことができました。選手たちに声援を送ってくださり、雰囲気を作ってくださった方々にお礼を申し上げたいと思います。
ゲームの方ですが、水戸さんとはシステム的にも噛み合いますし、水戸さんが2トップを縦関係にしてきた中、基本的には球際の攻防の多い、バチバチしたような展開でした。そして水戸さんもいろいろなことを徹底して戦っていて、我々も徹底して自分たちの戦い方をやっていこうとしている中で、球際や競り合いの中でちょっとした入れ替わりからチャンスが生まれるようなゲーム展開でした。
ただ多少のミスがあってもカバーをすることもできていましたし、少し良い形でボールを奪った中でもう少し攻め切りたかったですが、出るところ、戻るところをお互いに徹底した中でのゲームでしたので、なかなかオープンな展開にはなりませんでした。
そういう試合展開の中、危ないボールの失い方をしても、一番最後で相手に足を振らせない守り方ができていましたし、攻撃ではボックス近くまで入り込めていましたが、そこから先にゴールを奪うためには、相手が驚くようなタイミングでの仕掛けやアイディアなどが必要になってくるんだなと感じました。もちろん今できることの中で、選手たちは前へ前へ出ることをやりながら、前向きなトライをしてくれました。試合後にあらためてスタッツを見たのですが、相手のシュートは2本でした。もう少し五分のゲームだったのかなと思ったのですが、CKも含めて主導権を握れた試合でしたから、我々が勝たなければいけない、勝ちたかった試合でした。
ただ選手たちは前へ出ることを90分間、出し続けてくれました。後半の頭は相手に勢いがあったのですが、後半の15分過ぎからは我々が前へ出て行く姿勢が続いたのかなと感じています。最後まで戦い切る、走り切る、足を伸ばすということをやり切ってくれた選手たちに感謝しています。僕の方で選手たちの奮闘を勝ち点3に変えられれば良かったと思いますが、今日できたことを評価しつつ、次のゲームに向けて、もう一つ上のレベルにいくためにトレーニングをしていきたいと思っています」
–1枚目の交代カードは後半の34分でしたが、そこまで我慢したというか、交代カードを切らなかった理由と交代カードを切るまでの時間帯のピッチ上で起こっている現象に関してはどう見ていましたか?
「後半の最初の15分ぐらいまでは、相手の方がリズムに乗る展開でしたし、セカンドボールを相手に拾われるケースも多かったです。また自分たちのボールの収まりどころがなかなかなかったので、何か手を打たないといけないと思ってはいました。
ただ、その中でどう切ったら良いのかと考えていたところ、後半の15分から20分ぐらいの間に我々の方に試合の潮目がやってきました。そのあとはセカンドボールを拾えることもそうですし、シンプルに前に起点を作ることができて、サイドの選手が攻め上がる形もでき始め、セットプレーの本数も増えたと思います。そのため、この流れを継続したいと思いました。その一方で相手は2枚代えをしてきたので、その後の様子を見ようとその時間までは交代カードを切るようなことはしませんでした」
以上
○水戸ホーリーホック:長谷部茂利監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「お互いに得点を取れなかった面白みに欠ける試合でした。ただ、ファイトする部分が試合開始から終了までたくさんあって、そういう部分では楽しかったんじゃないかなと思っています。選手たちは気温もある中での試合となりましたが、(体力を)酷使して、バトルを繰り返していたという印象です」
–町田のコンパクトな陣形でのプレスに対して狙いとしていた攻撃で予定どおりにいった部分と、足りなかった部分は?
「何回かボールと逆サイドのスペースや選手に運んで、そこから縦に行くという形を何回かできかけましたが、その回数は少なかったですし、あまりうまくいきませんでした。ただ、選手はトライをしてくれて、真ん中を使いながら攻める場面が何回かありました。前回対戦の前半よりは良かったと思います」
▽選手コメント
○髙原寿康選手
–久しぶりのリーグ戦での先発出場となりました。どんなことをしようと思いながら試合に出ましたか?
「チームが良い流れできている中で、それを崩したくないと思いながら、試合に入っていきました」
–相手のチャンスやシュートが少ない中で後ろの選手としては、集中力の持続が難しい試合展開でした。集中力を保つために、意識したことはありますか?
「集中はずっとできていましたし、あまりボールが飛んでこない難しい状況でしたが、落ち着いて対応できたと思っています。後ろから見ていても、ずっと出ている選手たちはやるべきことを理解しながら戦えていたと思います」
–水戸の攻撃陣に対しての守備陣の対応はいかがでしたか?
「水戸は外国籍選手のパワーを使ってくるのが嫌でしたが、最終ラインの選手は落ち着いて対応してくれていました」
○酒井隆介選手
–前線のジェフェルソン バイアーノ選手は馬力もある選手で最終ラインとしては神経の使う試合展開だったと思います。試合を振り返っていかがですか?
「試合中に戦っていて、思ったよりもドリブルで勝負してくるタイプの選手だなと思いました。体をガッと使ってくるタイプの選手でもあったので、みんなでチャレンジ&カバーを意識しながら戦いました。あとはバイアーノ選手にボールが入ってくる前の駆け引きもしながらプレーしていました」
–相手が2枚代えをしてきて、攻撃陣の個性も変わりましたが、その後の対応はいかがでしたか?
「バティスタ選手が入ってきても、最初の競り合いでしっかりとできていましたし、あとはルーズボールを拾う作業だったので、そんなに難しい対応ではありませんでした」
–75分ごろの小島選手に抜け出されてシュートを打たれたシーンで相手のシュートをブロックするなど、酒井選手のスピードが活きる場面がありました。
「自分の良さを発揮できましたし、足に当てることができて良かったです。相手が出てくる前に出てくるなという予測ができたので、うまく対応することができたんだと思います」
○土居柊太選手
–非常にタフなゲームになりましたが、試合を振り返っていかがですか?
「試合前から球際など激しいゲームになると話していましたが、そうなることは意識して試合に入りました。結果こそ0-0でしたが、90分間を通して、守備で戻ることやハードワークをすることができたと思っています」
–交代直前にCKからヘディングでゴールを狙う場面がありました。あのシーンを振り返ってください。
「ボールがくるなと思ったときに相手のマークも外せたので、良い形でシュートを打てるなと思ったのですが、コースは良かったものの、僕のシュートが弱かったので決められなかったです。決めたかったです」
–まだまだリーグ戦は続きます。今後の試合に向けての意気込みを聞かせてください。
「今は負けていない分、一つの気の緩みを起こすと一気に崩れてしまうと思います。次の試合も守備からしっかりと入って、チーム一丸となって、勝ち点3を取りにいきたいです」
以上