○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「まずは今日たくさんの方々に集まっていただきました。夏休み最初のホームゲームに小田急さんのご協力もいただきながら、良い雰囲気の中でゲームができました。ゲーム自体は非常に蒸し暑く、金沢さんもそうですが、この夏場に連戦を戦っていることで選手たちにとっては大変な環境でした。その中で最後まで走り抜いて勝利という結果をもぎ取ってくれました。この結果はたくさんの方々が良い雰囲気を作ってくださったおかげでもあります。まずはありがとうございましたとお伝えさせていただきます。
金沢さんはタイトにマンマークを敷いてくるチームですし、今日は攻撃の2トップも背の高い選手でしたが、彼らもパワーを持っているチームでした。最近のゲームでも負けていないチームでしたし、非常に難しい相手でしたが、我々は我々らしく戦うこと、相手に合わせることなくゲームをしようと選手たちを送り出しました。前半からセカンドボールを拾う部分やボールを持つ場面では持つこと、また背後を取りに行くべき場面では取りに行くこと、そういうことを続けながら良い時間帯を作ることができました。その中でゴールを奪えたことは大きかったですし、ゴールには迫っていたので、もう一つ取れれば良かったですが、あの時間帯に点を取れたことは非常に大きかったと思っています。
後半はお互いに間延びした状況が出てくる中で、シュートまで持ち込む回数こそそこまでではなかったですが、ボックス内に入っていく形は作れていたと思います。自分たちが攻める時間を作れました。ただ最後の時間帯は点差のこともありますし、暑さのこともあります。そういった中で次第にセカンドボールを拾われて、サイドに揺さぶられて中で勝負する形を作られました。その回数は増えていきましたが、そこは粘り強く、耐久性があったと思います。我々としては自分たちから仕掛ける部分やそれがうまくいかないときや最後の時間帯など、この夏場を勝っていく意味でも耐久性は重要なものだと思っています。最後は総力を結集して戦う形になりましたが、選手たちはよくやってくれたと思います。
また連戦になりますが、この厳しい環境の中で最後まで戦い抜いた選手たち、ここ最近でもプレーをするという意思を持って戦ってくれている選手たちにあらためて感謝の気持ちを述べたいと思います。ありがとうございました」
–戸高選手はウォーミングアップ中に負傷したという認識でよろしいでしょうか?
「予期せぬことでしたし、ベンチメンバーを追加できませんでしたが、スクランブルの形でゲームに入ることになりました。その意味では土居が急にスタートから出ることになりましたが、逆に緊張しなくて良かったんじゃないかという話はしましたし、彼はよくやってくれたと思います。前半にかなり飛ばしていた分もあって、後半はかなり足が止まっていましたが、彼にとっては勝ちゲームに関与したことがポジティブな材料になったと思います」
–土居選手の交代もそんなに早い時間帯での交代ではなかったですし、交代カードを切ることに関して、我慢していらっしゃる印象です。そのあたりの交代策については、どんなお考えだったのでしょうか?
「最終的に深津が足を痙攣している形になりましたが、今日のような試合展開では他にもそういう選手が出てきてもおかしくないなとは思っていました。そういったことを含めて、事が起こってから交代に動くようでは遅いのですが、そこまで崩れていなかったことも選手を代えなかった理由の一つです」
–この段階での順位に関して、監督はどう受け止めていますか?
「すべてが終わったあとに話したいと思います」
–順調としか言いようがないでしょうが、どう思っていらっしゃいますか?
「僕自身は選手たちに対して、順位の話をしたことがありません。今季は6位以内を目指すという話はしていますが、順位を目標にするにしても、しないにしても、目の前のサッカーの試合をすること、7000人を越える方々に集まっていただいた中でプレーができること。その瞬間にすべてのプレーを出せるのか、楽しめるのか。選手たちにはそういうことに目を向けてもらいたいです。
順位うんぬんではなく、何位であっても目の前の相手に勝ちに行きますし、サッカーをプレーしにいってほしいと思っています。そのすべてをお客さんの前で出し切ること。それによって、初めて見に来てくださった方も多いと思いますが、一人でも多くの方がもう一度行きたいな、と思ってもらえたらいいなと思っています。質問の答えになっていないですね。すみません」
以上
○ツエーゲン金沢:柳下正明監督 会見要旨
「町田は90分を通して、自分たちのスタイルをやり通していました。我々は空いているスペースを使って戦うということを徹底してできれば、もっと足をつる町田の選手が増えたのかもしれません。どちらのリズムになるか難しいゲームではありましたが、こういうゲームで勝ち点を取って終わるようになれば、どんな相手に対しても自分たちのスタイルをやっていけるようなチームになるのかなと思いました。また中3日で次のゲームがあるので、しっかりと準備をして次のゲームに臨みたいと思います」
以上
▽選手コメント
○平戸太貴選手
–1-0での勝利おめでとうございます。まずは先制点の場面を振り返ってください。
「自分たちがボールを奪われて、シモさん(下坂晃城)がボールを奪い返して、僕のところに良い形でボールがこぼれてきました。自分はシュートを打とうと思っていたところ、シュートコースも見えたので、決められて良かったです」
–距離はありましたが、決められる自信はありましたか?
「日頃からシュートのトレーニングはしていることですし、決める自信はありました。うまく狙った方向に決められて良かったです」
–連戦は続きます。次のホームでの京都戦に向けて、どんな準備をして試合に臨みたいですか?
「連戦となるので、しっかりと体を休めてコンディションを整えることです。また次のホームゲームでも勝てるようにチーム一丸で戦っていきます」
–小田急マッチデーということで多くのお客様、子どもたちがスタジアムに駆けつけてくれました。メッセージをお願いします。
「お客さんがたくさん入るとモチベーションが上がります。たくさんお客さんに来てもらった中で勝てたことで喜んでもらえたんだと思います。子どもたちには目標としてもらえるようなプレーができるようにまた頑張ります。皆さんの声援が力になったので、ぜひまた応援に来てください」
○土居柊太選手
–アップ中に戸高選手が負傷したことで急遽リーグ戦初先発のチャンスがやってきました。どんな思いでプレーしましたか?
「緊急出場で少しビックリした気持ちはありましたが、急遽先発出場となったことで気持ちを切り替えて、とにかくやるしかないという気持ちで試合に臨みました」
–緊張感はいかがでしたか?
「やっぱりありました。それでも周りに助けてもらいました。「いつもどおりやりなよ」と声をかけてもらっていました。ピッチの中でもいろいろと声をかけてもらったので、それが力になりました」
–コーチングスタッフからはどんな指示があったのでしょうか?
「試合に入っていく中でボールを大事にすることは言われていたので、それは意識していました。ペース配分については、とにかく飛ばしていけと言われていたので、思う存分やりました」
○李漢宰選手
–短い時間だったかもしれませんが、今季リーグ戦で初めてピッチに立ちました。今、終えられてどんな心境ですか?
「こんなに時間がかかるとは思いませんでしたが、こういう状況の中でも短い時間ながらも、信頼して使ってくれた監督に感謝したいです。どんな状況であれ、チームの勝利に貢献できたことはうれしいことです。ただこれで満足することはなく、1、2分ではなく、もっと長い時間試合に絡めるように続けてやっていきたいです」
–終盤に時間を使うプレーなど状況に応じたプレーをできていたという印象です。
「特に何も考えていないです。当たり前のことを当たり前にやってきただけで、終盤の時間帯までハードワークをし続けてくれたチームメートの助けに少しでもなれればと無心でプレーしました」
以上