【アカデミー】U-14 フランス遠征レポート|3〜4日目

FRANCE TOUR REPORT
フランス遠征レポート
3〜4日目|リヨンキャンプ

FC町田ゼルビアジュニアユースU-14は、5月16日から27日にかけてフランス遠征を実施しています。
5月16日から21日までは、アカデミーパートナーシップを締結しているオリンピック・リヨンの施設をお借りし、チーム強化と大会に向けた調整を行います。その後、リールへ移動し、バジューで開催される「Tournoi International U14 AS Baisieux」に参加します。

今回は、遠征3〜4日目の様子をお届けします。


【3日目|リヨンの街並みに触れる】

3日目は、ホテルで朝食をとった後、10時からOL Academyの施設でトレーニングを行いました。

この日は雨予報でしたが、空は少しずつ明るさを取り戻し、選手たちは穏やかな天候の中でトレーニングを行うことができました。

リヨンでの生活にも少しずつ慣れ始め、ピッチ上での表情にも自然な明るさが見られるようになってきました。長時間移動の疲れも抜け始め、選手たちはボールを追いながら、遠征先での日々を自分たちのものにしている様子でした。

 

トレーニング後は、施設内のレストランのテラスで昼食。

心地よい風を感じながら、仲間と食事をとる時間。日本とは違う景色、違う空気、違う時間の流れの中で、選手たちはリラックスした表情を見せていました。

午後は、リヨン市内の観光へ出かけました。

リヨンの街に足を踏み入れると、そこには日本ではなかなか見ることのできない景色が広がっていました。歴史を感じさせる建物、石畳の道、街角に並ぶカフェ、ゆっくりと流れる時間。選手たちは、目に映るもの一つひとつに興味を示しながら、リヨンの街を歩きました。

 

歩くたびに変わる街の表情。

見上げれば重厚な建物が並び、通りを抜けるとまた違った景色が広がる。

普段はピッチの上でボールを追う選手たちも、この時間ばかりは一人の中学生として、異国の街並みに目を輝かせていました。

 

それぞれが思い思いに写真を撮り、仲間と笑い合いながら歩く姿からは、サッカーだけではない海外遠征の魅力を感じ取っている様子が伝わってきました。

ピッチで経験する緊張感や勝負の空気とはまた違う、街を歩くことで得られる学び。
言葉、文化、建物、人々の雰囲気。
そのすべてが、選手たちにとって新鮮な刺激となりました。

遠征は、サッカーをするためだけの時間ではありません。
自分たちが知らなかった世界に触れ、感じ、考えること。
このリヨンの街で過ごした時間もまた、選手たちの心に残る大切な経験になったはずです。

【4日目|世界基準の環境を体感】

4日目は、ホテルで朝食をとった後、午前中にスタジアムおよびミュージアムの見学へ向かいました。

   

訪れたのは、オリンピック・リヨンの本拠地であるグルパマ・スタジアム。59,186席を備えたサッカー専用スタジアムで、観客席とピッチの距離が近く、世界トップクラスの雰囲気を感じられるスタジアムです。

OLスタッフのアンソニーさんに案内していただき、普段は入ることのできないエリアまで見学させていただきました。

 

大きく広がるスタンド、整備されたピッチ、選手たちが実際に使用する空間。

テレビや映像で見る世界が、目の前に現れたような時間でした。

選手たちは、プロの舞台が持つ空気を肌で感じながら、真剣な表情でスタジアム内を見学していました。いつか自分もこのような場所でプレーしたい。そんな思いを抱いた選手もいたかもしれません。

ミュージアムでは、男女問わず歴代のOL所属選手に関する記録や、歴代ユニフォーム、これまでに獲得した数々のタイトルなどが展示されていました。

 

クラブが積み重ねてきた歴史や誇りを前に、選手たちは展示を食い入るように見学。OLの歴史についてのお話も伺い、クラブの文化や伝統に触れる非常に有意義な時間となりました。

その後は、スタジアムに隣接するトップチームの施設で昼食をいただきました。アカデミー施設とはまた違った雰囲気やクオリティを感じながら、選手たちは食事の時間も楽しんでいました。

   

午後は全体トレーニングの前に、齋藤大雅選手、松本悠介選手、串田颯斗選手の3名が、リヨンU14のトレーニングに参加しました。

  

はじめは、外国人選手特有のフィジカルの強さやスピードに苦戦する場面もありましたが、時間が経つにつれて徐々に順応。3選手とも積極的にプレーし、随所に良いプレーを見せていました。

   

また、言葉の壁がある中でも、自分からコミュニケーションを取ろうとする姿が見られました。プレーの強度、判断のスピード、そして自ら関わろうとする姿勢。短い時間の中にも、選手たちにとって大きな刺激が詰まった経験となりました。

全体トレーニング前には、リヨンのアカデミー育ちで17歳でプロ契約を結んだAdil Hamdani選手が会いに来てくれました。

   

Adil選手からは、大会に向けた激励の言葉をいただいたほか、選手たちからの質問にも丁寧に答えていただきました。プロになるまでの経験や、日々どのような考え方でサッカーに向き合ってきたのかを直接聞くことができ、選手たちにとって非常に貴重な時間となりました。

リヨンの地で、世界基準の環境に触れ、同年代の選手とプレーし、プロ選手の言葉を聞く。

この遠征でしか得ることのできない経験を、一つひとつ積み重ねています。

明日は、大会前唯一の対外試合を予定しています。バジューでの国際大会に向けて、チームとしてさらに良い準備を進めていきます。