【U-14】フランス・リヨンキャンプ 4~6日目

FC町田ゼルビアジュニアユース(U-14)は8/10(日)~8/22(金)まで、アカデミーパートナーシップを締結したオリンピック・リヨン(フランス)の施設を借り、チーム強化トレーニングキャンプをリヨンにて実施いたします。
そのリヨンキャンプレポート4~6日目をお届けします。
※リヨンレポートは数日ごとにまとめてお伝えします

・8/13(水)

OL U14チームと合同で、Run and Bikeのアクティビティをリヨンにあるオー・ブルー湖にて実施しました。
町田、OLの選手が混ざり合う形で3人1組となり、1組につき自転車1台が割当られ、約10kmのタイムを競うアクティビティです。
自転車に乗る選手は水分が欲しい選手に飲み物を渡したり、走りに疲れてきた選手と自転車を交代するなど、早くゴールするためにはコミュニケーションが欠かせません。
町田の選手たちだけでなく、OLの選手たちも、疲れが出てくる局面でも積極的に話しかけ、励ましあいながらゴールを目指しました。

午後はリヨン近郊で飲食店を営まれているChez SACHIの小櫻真也様、また在リヨン領事事務所の坂田慶子様、西川由里子様に滞在拠点の施設を訪問いただきました。
Chez SACHI様からはおにぎり、レストランの営業でお越しになれませんでしたがリヨンで日本食レストランを営まれているBOCHI BOCHI様からは唐揚げの差し入れをいただきました。
在リヨン領事事務所の坂田様からは「リヨンは比較的安全ではありますが、スリの被害も増えているので、街中ではくれぐれも気を抜かないように」とのお話をいただき、改めて国外にいることを理解する機会となりました。
また小櫻様はサッカーをやられており、「今回の経験が今後の人生に大きな影響を与えてくれると思うので、頑張れ!」とエールをいただきました。
数日ぶりの日本食に選手たちの食べる手が止まらず、「やっぱり日本食は美味しい!フランスで食べた他のお米とはまた少し違う!」など、みるみるうちににおにぎりと唐揚げがなくなっていきました。
この場をお借りして、大変心温まるサポートをいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。

・8/14(木)

前日に一緒にアクティビティを行ったOL U14チームと合同で練習を行いました。
日本では体験できない海外の選手との違いだけでなく、自分たちもやれるという自信も得ながら、充実した時間を過ごすことができました。

午後は合同練習を行ったメンバーと共に、リヨン市内でオリエンテーリングレースを行いました。
6人1組で、市内に設定された11のスポットと、ボーナスポイントがもらえるスポットを回り、集合写真を撮っていきながら、ゴール地点に戻ってくるまでの時間を競うレースです。
OLの選手たちが先導する中、町田の選手たちも市内の観光スポットを走り回りました。
前日のRun and Bikeや今回のオリエンテーリングレースなど、一見遊びのような活動でも、真剣に取り組むOLの選手たちに刺激を受けながら、町田の選手たちもまた一つ成長する機会となりました。

・8/15(金)

今日はチームトレーニングの他に、橋本 敦貴選手、工藤 慧士選手、齋藤 大雅選手の3名はOL U14のトレーニングに参加しました。
チームトレーニングでは、翌日にリヨンキャンプで初となる試合を控えていることもあり、ディフェンスを中心とした確認を行いました。

一方、OL U14のトレーニングに参加した3名は、合同練習では感じなかった強度の高さ、激しさを感じるとともに、チャンスでなかなか自分にボールが回ってこない場面があるなど、普段のトレーニングでは感じることのできない体験をしました。
練習参加した3名はトレーニング後、”ボールを持てば何かできる”という自信が持てた一方で、もっと自分に矢印を向けて、”ボールがない中で何が表現できるか、どうすれば認めてもらえるか”など、視点の上がるきっかけとなりました。

午後はOL リザーブスの練習試合を観戦しました。
リヨンに来て初めての試合観戦ということもあり、フランスサッカーの激しさ、球際の強さなどを目の当たりにし少しプレーにびっくりする機会となりました。

明日から練習試合が始まります。
フランスで初の実戦形式が行われることに、選手たちもワクワクしています。
町田そして日本を背負ってフランスで戦うFC町田ゼルビアジュニアユースへの応援を、引き続きよろしくお願いいたします。