MATCH INFORMATION

【試合結果】高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグ第18節 vs 堀越

FC町田ゼルビアユース
3 - 1
堀越
得点
32分 11林夏生
53分 10武田翔琉
90+3分 11林夏生
概要
□会場・NICHIBUN SAKURA FIELD
□時間・18:00kickoff

<メンバー>
【スタメン】
GK 
1末永幹人

FP
2佐藤理宇、4佐藤智風、5森高優、6荻野凱、7原櫻太、8関大翔、9西川瑞希、10武田翔琉、11林夏生、19安田龍都

【ベンチ】
13西尾心、15杉原風我、16飯嶌蓮、18岡力輝斗、20森脇進偉、22熊谷瑛志、23髙橋春樹、34髙橋力斗、42橋田琉佳

【交代】
75分 9西川瑞希→22熊谷瑛志

==========

<レポート>
【試合前】
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグもいよいよ最終節。
今節の対戦相手は高校選手権東京都代表となった堀越高校をFC町田ゼルビアユースのホーム「NICHIBUN SAKURA FIELD」にて迎え撃つ。
ゼルビアは現在7連勝中とプリンス参入戦に向けて良い流れでいくためにも、この試合を勝切りたい。
一方で堀越高校も全国高校選手権を控え、チームのモチベーションは高く、お互いに内容・結果を手にしたい一戦。
試合前に中山監督は「非常に良い相手との試合。
改めて攻守において、良かった頃のことを思い出そう。全員で隙を作らないように。
自分自身を高めつつ、チームとしても高めて、良い準備をしよう。」と選手に伝えると、キックオフ直前には「全員で闘いましょう!」と鼓舞して選手を送り出した。
リーグ最終戦ということもあり、両チームのファン・サポーター・保護者が多く駆けつけたなか、FC町田ゼルビアユースのキックオフで試合は開始された
※45分ハーフ

【前半】
試合はお互いにボールを後ろから繋ぎながら前進するスタイルのチーム同士ということもあり、中盤での主導権争いや、前線からのプレスをどう剥がすかがポイントになった。
立ち上がり仕掛けたのはゼルビア。
3分、左サイド裏に抜け出した林がドリブルからクロスをニアの西川へ。
しかし、西川のシュートは相手にブロックされてしまう。
続く4分にはセカンドボールを拾っての2次攻撃を右サイドから仕掛ける。安田が起点となり、ボールを受けた荻野のクロスを中央で西川がヘディングで合わせたが、相手GKが好セーブで弾き出す。
立ち上がりのチャンスを決めきれずにいると、堀越もボールを動かしながら、ゼルビア陣内に仕掛けてくる。これに対して森高を中心とする守備陣も身体をしっかり寄せフィニッシュまで簡単にいかせず激しい攻防が続く。
そして、前半最大のピンチを23分に迎える。
自陣中央でボールを失いショートカウンターを受けるとPA内右斜めからループシュートを放たれる。これがバーに当たると、セカンドボールをゴールエリア内でヘディングされるが末永が右手1本で弾き出す。
すると、このピンチを凌いだゼルビアがスコアを動かす。
32分、右サイドからドリブル突破でPA内に仕掛けた安田からのクロスを林かニアで決め先制に成功する。
しかし直後の33分、相手に右FKを与えてしまう。これは守備陣が集中して跳ね返すも、どちらも譲らない緊張感のある展開が続く。
追加点を狙うゼルビアは41分、中央で相手からボールを奪うと関→武田とつなぎ、インナーラップした佐藤(理)が中央をドリブルで持ち上がり林へスルーパス。しかしこれはコントロールが乱れチャンスとはならない。
さらに決定機を迎えたのが43分、右サイドから安田のクロスを原がゴール前中央でシュートを放つが、ポスト直撃。
決定機は作るもスコアは1点しか動かず、ハーフタイムに入る。

【ハーフタイム】
選手同士での確認をした後、スタッフから攻守に修正点を伝えられた選手達。
そして「自分達から意図してプレーしよう。」と、中山監督から指示を受け後半のピッチへと向かった。

【後半】
前半同様に立ち上がりから球際での攻防から主導権の奪い合いとなる。
そんななかゼルビアの10番が追加点を奪った。
53分、自陣からのカウンターでリズム良くパスがつながると、最後は西川のダイレクトパスに反応した武田が相手の裏に抜け出し独走。相手GKとの一対一を冷静に制し2-0とリードを広げる。
しかし、前半同様に直後にまたもピンチを迎えてしまう。相手に中央から連続でシュート打たれるが、守備陣が身体を張ってブロック。
ここから、堀越の猛攻を受ける。
58分、末永のビッグセーブでピンチを凌ぎ右CKに。これをファーサイドで末永がパンチングで防ぐと、今度は左CKに。
この立て続けのセットプレーも守備陣は集中して跳ね返す。
その後も相手に押し込まれつつも、カウンターで反撃するが散発的な攻撃になってしまう。
流れを引き戻したいゼルビアは75分に西川を下げ熊谷を投入。
この直後、左サイドを林がPA内深くまで進入し、ニアに飛び込んだ原へクロス。
しかしこれはミートできず枠の左に外れてしまう。
すると80分、相手に中央からミドルシュートをゴール左に決められてしまい1点差に詰め寄られる。
なかなかボールを保持できないゼルビア。
両チームともにゴール付近へ仕掛け続けるが、スコアは動かずアディショナルタイムは3分の表示。
すると90+3分、右サイドから攻め込むと安田がクロスを中央の原へ。
原は決定的なシュートを放つも相手GKがビッグセーブで一度は防がれるも、こぼれ球を林が落ち着いて押し込み3-1。
そしてこのゴールと同時に試合終了。
リーグ最終戦を勝利し8連勝で締め括り、プリンス参入戦へ最高の形で向かうこととなった。

FC町田ゼルビアユースへのサポートありがとうございました。
引き続き、みなさまのサポートを何卒よろしくお願いいたします。

【次戦】
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 関東 supported by G-Vinculo 2部リーグ参入戦 1回戦
日程・2025年12月20日(土)13:30
対戦・帝京第三高校
会場・鹿嶋市ト伝の郷運動公園 A面