MATCH INFORMATION

【試合結果】高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ2025(東京都) T1リーグ第17節 vs FC杉野

FC町田ゼルビアジュニアユース
3 - 1
FC杉野
得点
5分 9朝野寅治郎
27分 8森脇進偉
73分 12片桐伶
概要
□会場:小野路GIONグラウンド
□時間:17:15kickoff

<メンバー>
【スタメン】
GK 
21中嶋悠樹

FP
2山本瑠人、4城野楽久、5宮﨑大河、7岸柚輝、8森脇進偉、9朝野寅治郎、10小林秀、15髙橋奏伍、24工藤慧士、32河田航史郎

【ベンチ】
1冨田圭佑、11田辺翔也、12片桐伶、13初塩依吹、14阿部圭吾、16金山悠斗、17関口幹太、18上條蒼太、19佐々木翔波、20羽立蒼空、33橋本敦貴

【交代】
67分 10小林秀→33橋本敦貴
67分 15髙橋奏伍→12片桐伶
72分 33橋本敦貴→11田辺翔也

==========

<レポート>
【試合前】
T1リーグ残留に向けて絶対に勝点3が欲しい今節。
現在勝点14(8位)のゼルビアが勝点差1で9位のFC杉野をホーム小野路GIONグラウンドに迎える。
前期では1-5で敗戦しており、今節も自分たちの成長した成果を存分に発揮できる相手。
石川コーチはいつも通りの声で「今日がどんな試合かはみんな理解できていると思う」
と、この試合の重要性を確認し戦術面を伝えると、永田監督からは「これまで自分達が練習してきているサッカーを出そう。その上で出た結果を受け入れよう。」と選手に伝えた。
雨も止み、両チームのファン・サポーター・保護者の声援を背に残留を賭けた一戦は17:15にゼルビアのキックオフで開始された。
※40分ハーフ

【前半】
お互いに硬い立ち上がりになるかと思われたが、互いに積極的にゴールに迫る。
最初のチャンスは杉野。
3分、ゴール前中央でセカンドボールを拾われるとそのままミドルシュートを打たれるが、ゴール左上に外れる。
すると、ゼルビアはファーストチャンスをモノにする。
5分、中央で森脇がボールを持つと、朝野が裏に飛び出しスルーパスを引き出す。
朝野は相手DFと競りながら、飛び出してきた相手GKより先にボールをプッシュし、先制点を奪う。
このまま流れを手繰り寄せたかったが8分、ゼルビアの右CKの流れからカウンターを受けてしまうと、中央を抜け出されてしまう。
ゼルビア守護神中嶋との一対一になるが、中嶋は冷静に間合いを詰め、身体を広げ相手のシュートをブロック。得点と同じ価値のあるビッグセーブで流れを渡さない。
その後も激しい攻防戦が続く中、ゼルビアは左サイドを起点に攻勢を仕掛ける。
18分、カウンターで左サイドを高橋がドリブルで仕掛け、最後は森脇のシュートは相手がブロック。
そして待望の追加点は27分。
またもカウンターで左サイドから岸と森脇が仕掛ける。最後は中央で混戦となると、こぼれ球に森脇が反応し2-0とリードを広げる。
さらに勢いを増したゼルビアは39分、カウンターからPA左すぐ外で朝野が倒され、FKを獲得。このクロスは相手に弾かれるがセカンドボールを拾い、岸が再び左サイドからクロスをニアに飛び込んだ朝野に合わせるが相手GKがキャッチ。
逆に試合終了間際、相手のセットプレーからピンチを作られるも守備陣が身体を張って守り切る。
2-0でリードはしているが、緊迫した展開のまま折り返す。

【ハーフタイム】
永田監督「もっと堂々と落ち着いてやろう。みんなならもっとやれるはず。相手は1点決めたら、必ず物凄い勢いでひっくり返す力がある。こちらは失点をせず得点を重ねていこう。気持ちはもっとアグレッシブに、自分達の試合にしよう。」
と、選手を鼓舞。そして戦術的な修正をし、後半のピッチへ選手を送り出した。

【後半】
立ち上がりに仕掛けたのはゼルビア。
42分、森脇が左PA内で巧みなボールコントロールで、相手を交わし決定的なシュートを放つが相手GKに防がれる。
さらに44分には左から髙橋がカットインで仕掛けると、最後はPA外中央から工藤のコントロールショットがゴール左に飛ぶが、相手GKが好セーブ。
追加点を奪えないでいると、相手に一瞬の隙を突かれ得点を奪われてしまう。
48分、相手に右CKを与えると押し込まれてしまい2-1に。
ハーフタイムの永田監督の言葉の通り、相手は勢いを増しセットプレーを中心に圧力を強めるが城野を中心に守備陣が粘り強い対応で我慢の時間が続く。
反撃に出たいゼルビアは55分、左から髙橋がドリブルで仕掛け中央の朝野に預ける。
これを朝野が右PAに走り込んだ河田にスルーパスを出すが、飛び出してきた相手GKにキャッチされてしまう。
自分達の流れに引き戻したいゼルビアは67分、小林と髙橋に代えて、橋本と片桐をピッチへ送り出す。
さらに72分にはこの日リーグ戦初先発となった河田から田辺へスイッチ。
するとこの交代出場した選手が結果を出す。
73分、左サイドを突破した森脇が、ゴール前に走り込んだ片桐へラストパスを送る。
これを片桐が落ち着いて詰め、再び2点差に広げる大きな追加点を得る。
これで少し落ち着くと、相手の攻勢に対しても、全員でコミュニケーションをとりながら凌ぎつつ、時計の針を進め試合終了。
3-1で杉野から勝利を掴み、T1リーグ残留を確定させた。

FC町田ゼルビアジュニアユースへのサポートありがとうございました。
引き続き、みなさまのサポートを何卒よろしくお願いいたします

【次節】
高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ2025(東京都) T1リーグ第18節(最終節)
日程・2025年11月2日(日)17:30キックオフ
対戦・FCトッカーノ
会場・小野路GIONグラウンド