MATCH INFORMATION

【試合結果】2025Jユースカップ 第31回Jリーグユース選手権大会 2ndラウンド 第2節 vs 福島ユナイテッドFCU-18

FC町田ゼルビアユースB
8 - 3
福島ユナイテッドFC U-18
得点
2分 18岡力輝斗
19分 27奥山瑛人
21分 27奥山瑛人
25分 18岡力輝斗
27分 40駒形琳大朗
76分 14谷口碧生
90+1分 30石原こたろう
90+3分 25小林羚琉
概要
□会場・NICHIBUN SAKURA FIELD
□時間・18:45kickoff

<メンバー>
【先発】
GK
23髙橋春樹

FP
14谷口碧生、18岡力輝斗、27奥山瑛人、28牧田朝陽、29福留一翔、 30石原こたろう、34髙橋力斗、37小椋礼應、40駒形琳大朗、43関川直純

【ベンチ】
15杉原風我、16飯嶌蓮、25小林羚琉、26船戸瑠心、31小澤瑶向、33竹内遼太朗、48於保颯介

【交代】
64分 15杉原風我→18岡力輝斗
77分 30石原こたろう→29福留一翔
77分 43関川直純→48於保颯介
89分 27奥山瑛人→26船戸瑠心

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<レポート>
【試合前】
今日は保坂コーチが指揮をとるこの試合。
試合前のミーティングでは「上に行ける可能性はなくなったが、公式戦である以上勝ちにいこう。」と、改めて選手へこの試合を戦う意味を確認した。
そして、攻守両面のポイントを確認し、最後に保坂コーチは「良い準備をしよう!」と声をかけた。
気温も下がり始め、少し肌寒いなかでの開催となったが、両チーム合計11得点という激しい打ち合いとなった。
※45分ハーフ

【前半】
ゼルビアのキックオフで試合が始まると、開始早々の2分、岡が巧みなボールコントロールから先制点を奪う。
これで勢いに乗るかと思われたが、この試合は終始攻守の入れ替わりの激しいオープンな展開へと向かう。
ゼルビアは8分、牧田が自陣でボールを持ち上がり関川に渡す。関川は相手陣内を縦に突破し右からPAに入ると、右足で放ったシュートは相手に防がれ右CK。
このCKは得点には結びつかない。
すると14分、カウンターで右サイドを突破されると、カットインからDFの股の間を抜けてニアに決められてしまい同点となる。
反撃に出るゼルビアは19分、福留が右サイドから斜めにドリブルで相手陣内を横断し左サイドへボールを運ぶ。
そこから細かくパスを繋ぎ、最後は奥山がネットを揺らし再びリードを奪う。
さらに21分にも奥山が追加点を奪うと、25分には岡がクロスから高い打点のヘディングで4-1。
続く27分には駒形がゴールを奪い点差を5点に広げる。
得点差は広がるが福島のモチベーションは全く下がらず、スピーディーなカウンターと連続した前からのプレスを受ける。
30分、カウンターを受けると左サイドからPAへドリブルでの侵入を許してしまうが、最後は牧田がスライディングでカバー。
さらに32分には自陣でのビルドアップにプレスをかけられると、ボールを奪われてしまう。
ここから、PA前中央左から決定的なシュートを許してしまうが、今大会初出場となった髙橋が好セーブ。さらに直後にも相手の決定機を髙橋の好守で凌ぐ。
ゼルビアはボールが落ち着く時間を作れず、リードはしているものの難しい展開のまま前半を5-1のリードで折り返す。

【ハーフタイム】
中山監督が攻撃の確認を行い、保坂コーチが守備面の整理を行うと、最後にこの試合の意味を改めて選手に伝えて、後半のピッチへ選手を送り出した。

【後半】
後半も大きな流れは変わらず、ゼルビアはボールを保持するものの、自分達のミスからボールを失うなど、流れを掴みきれない。
反対に福島は選手交代などで、前線にフレッシュな選手を置くことで、前からのプレス強度を維持してくる。
すると59分、右CKからニアの混戦がオウンゴールに繋がり、後半最初の得点が福島に入り3点差となる。
流れを落ち着かせたいゼルビアは71分、駒形から飯嶌に交代。飯嶌は交代直後にゴール前で右脚を振り抜く積極性を見せ、枠の左へシュートは外れるがチームの士気を高める。
すると76分、右サイドから関川がクロスを上げ、中央ファー寄りで谷口がボールを受けると、胸トラップから落ち着いてゴールを決め再び4点差に戻す。
82分、ゼルビアは関川に代えて杉原を投入し右サイドを活性化させる。
さらに90分に岡と奥山に代えて小林と船戸をピッチへ送りゲームをクローズしにいくが、試合はまだまだ動く。
90+1分、右CKを石原が中央でヘディングを決め7-2。
しかし、諦めない福島も直後に左からのクロスを中央でミドルを決め7-3。
そして最後の得点は90分に投入された小林。
90+3分、相手PA内中央で小林がボールを持つと強引に相手守備陣を突破し8点目を奪い試合終了。
8‐3で福島から勝利を奪った。

試合後、保坂コーチは勝ったことを喜びつつ、点差ほどの差がないことを選手に強調し、ここからT3リーグ順位決定戦やT1リーグ終盤戦に絡んでいってほしいと選手へ伝えた。

FC町田ゼルビアユースへのサポートありがとうございました。
引き続き、みなさまのサポートを何卒よろしくお願いいたします。