MATCH INFORMATION 試合情報 - 詳細
【試合結果】高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグ第14節 vs FC東京U-18B
FC町田ゼルビアユース
3
-
0
FC東京U-18B
- 得点
- 25分 11林夏生
47分 11林夏生
50分 7原櫻太
- 概要
- □会場:東京ガス武蔵野苑多目的グラウンド
□時間:16:00kickoff
<メンバー>
【スタメン】
GK
1末永幹人
FP
2佐藤理宇、4佐藤智風、5森高優、6荻野凱、7原櫻太、8関大翔、9西川瑞希、11林夏生、19安田龍都、20有馬佑賀
【ベンチ】
3間正大樹、10武田翔琉、13西尾心、15杉原風我、16飯嶌蓮、18岡力輝斗、22熊谷瑛志、31小澤瑶向、42橋田琉佳
【交代】
85分 19安田龍都→13西尾心
85分 9西川瑞希→10武田翔琉
90+3分 20有馬佑賀→22熊谷瑛志
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<レポート>
【試合前】
前節、実践学園戦後に中山監督は「次の試合が非常に重要になる。」と話したこの試合。
勝点6差の4位につけるFC東京U-18Bチーム。世代別代表選手なども在籍するリーグ内屈指のタレントを揃える。
リーグ優勝・プリンス昇格という目標を達成するためには、同じ東京を本拠地にするJクラブ同士として上回らないといけない。
中山監督は「今週と来週の試合が大一番になる。夏の遠征で自分達より身体の大きい選手やスピードのある選手のいるチームとたくさんやってきた。
向こうは今日の試合は死に物狂いでくる。
相手が誰が出てきても自分達は対応できる。自信を持って闘おう!
全員でカバーをし合って、一体感持ってやろう!
優勝したいというメンタリティを行動に移そう。今日の試合もいろいろな苦労はあるかもしれないが、目指す先は一緒。
誰1人下を向くことなく、全員で勝ちに行こう!」
と、選手達を鼓舞した。
両チームのファン・サポーター・保護者がスタンドで見守る中
敵地、東京ガス武蔵野苑多目的グラウンドに乗り込んでの試合はFC町田ゼルビアのキックオフで開始された。
※45分ハーフ
【前半】
序盤からペースを握ったのはゼルビアだった。
ゼルビアの選手達は全員の集中力が高く、守備やセカンドボールに対しての出足が非常に速い。
また、DFラインからのビルドアップでも相手の動きをよく見て左右にボールを動かし的を絞らせない。
6分、中央から左の林にボールを送ると、林がドリブルでPA内に進入しシュートを放つと相手DFがブロック。
これで得た左CKは原がニアに飛び込むもゴールならず。
続く9分には今度は右サイドを安田がドリブルで仕掛けると斜めに裏へ抜けた西川へラストパス。
西川のシュートは枠の上へ外れてしまう。
ボールを支配し、自分達のサッカーを披露するゼルビアは11分、安田が右サイドから仕掛け左足でゴール前の西川へクロスを供給。
これが混戦となると原が拾い、林に繋ぐ。最後は有馬に落とし有馬のシュートは相手GKが好セーブ。
試合が動いたのは25分、右サイドでボールを持った安田が縦にボールを出し、右角を原がとるとゴール前へクロス。
これに逆サイドから林がゴール前にポジションをとり、ヘディングで合わせ先制に成功する。
ここからFC東京に流れを持っていかれる展開になるが、チャンスは作らせず時計は進む。
さらには36分、ビルドアップで右から左に展開すると佐藤(理)が縦に林を走らせる。
これは相手GKがDFラインの背後をカバーしカットされるが、中央・左右と多彩な攻撃を魅せ続ける。
相手の時間を凌ぐと42分、右サイドから仕掛け中央で細かくパスでつなぎ、最後は原がミドル。
このシュートは相手GKの好セーブに阻まれる。
前半アディショナルタイムには右サイドを安田と荻野で仕掛け最後は、荻野のクロスをファーで林がダイレクトボレーで合わせるが、これも相手GKが足で好セーブ。
公式記録では前半のFC東京のシュートは「0本」と攻守で相手を圧倒し前半を折り返す。
【ハーフタイム】
中山監督や保坂コーチから戦術的な確認を済ませると、中山監督は「守りに入ったら絶対ダメ。もっと動いて声を出そう。
全員で歯を食いしばってやろう。綺麗なサッカーはいらない。」と、選手の気を引き締める。
選手達自身も心身の回復を行いつつ、後半に向けて集中力をより高める。
【後半】
FC東京のキックオフで後半が始まると右サイドから仕掛けられるも守備陣が落ち着いて対応する。
すると、追加点が生まれる。
相手のチャンスの直後、右サイドから安田がドリブルで中へ切り込み、西川を経由して有馬がシュート。
これを相手GKがセーブしたこぼれ球に林が逃さず後半早々に2点目をゲット。
さらに、50分にも相手PA前中央で林がボールを持ちキープすると右にいた原へ。
ここから原がドリブルで切り込みシュートを決め3-0。。
風下の後半は相手にPA周辺まで攻め込まれるが決定機は作らせない。
DFラインは相手のドリブル突破に対して、冷静に身体を入れボールを刈り取り、末永も安定したゴールキーピングとキックで流れを相手に渡さない。
また前線からのプレスやプレスバック、中盤の選手のセカンドボールへの反応も衰えず、試合は終盤へ。
75分、混戦から相手に決定機を作られるが、最後は末永がボールを弾き出し右CK。
さらに76分にはDFライン中央裏にボールを出されるとゴール前まで進まれるが相手シュートは枠の上へ外れる。
ゼルビアは85分、武田と西尾をピッチへ送りゲームをクローズさせにいく。
この交代出場した選手の特徴を活かし、相手の流れを渡さない。
アディショナルタイムには熊谷をピッチへ送り、このまま3-0で試合終了。
試合後中山監督は「素晴らしい内容だった。後半攻め込まれたが守備陣が集中してよく凌いだ。
守って勝つことも大事。」と伝える一方「次の多摩大目黒に勝たないとなにも意味がない」と
すぐに次戦への準備を選手へ求めた。
非常に難しい試合を全員で勝ち切ったこの試合。
選手・スタッフ、ファン・サポーター・保護者、全員が一丸となって闘うことの重要性を改めて感じた。
次節は優勝を争う、2位多摩大目黒との天王山。
1人でも多くの方にお越しいただき、選手達と共闘してもらえたらと思います。
FC町田ゼルビアユースへのサポートありがとうございました。
引き続き、みなさまのサポートを何卒よろしくお願いいたします。
【次節】
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグ第15節
日程・2025年10月5日(日)18:00キックオフ
対戦・多摩大目黒
会場・NICHIBUN SAKURA FIELD