MATCH INFORMATION

【試合結果】高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグ第12節 vs 駒澤大学高

FC町田ゼルビアユース
1 - 0
駒澤大学高
得点
46分 19安田龍都
概要
□会場:NICHIBUN SAKURA FIELD
□時間:18:00kickoff

<メンバー>
【スタメン】
GK 
1末永幹人
FP
2佐藤理宇、4佐藤智風、5森高優、6荻野凱、7原櫻太、8関大翔、9西川瑞希、11林夏生、19安田龍都、20有馬佑賀

【ベンチ】
3間正大樹、10武田翔琉、13西尾心、15杉原風我、16飯嶌蓮、31小澤瑶向、42橋田琉佳

【交代】
88分 19安田龍都→13西尾心

==========

<レポート>
【試合前】
後期9試合のうち、5試合が今月に開催される。
その2試合目である前節、後期初勝利を挙げたゼルビア。ここからさらに勢いを増していきたい。
今節の対戦相手は前期激闘を繰り広げた駒澤大学高(現在勝点差5の3位)。
駒大高はゼルビアとの直接対戦で勝利を奪い勝点差を縮めるために、モチベーション高く挑んでくることが予想される。
ゼルビアは前節の結果により2位FC東京Bとの勝ち点差は3に縮まった。
自分達の目標を達成するためにも、どこと対戦しても相手を上回るメンタリティと冷静さ。
そして、仲間と自分達の日頃の積み上げを信じて闘い抜きたい。
中山監督は試合前のMtgで「ゴールに対する執着をもとう。セカンドボールの攻防がポイントになる。一人一人がチームに貢献して、攻守に身体を張って勝点3を取るためにアップから良い準備をしていきましょう」と選手に伝えた。
この試合にも前期の対戦時以上の観戦者が集まり、座席に座りきれない状態となった。
そんな注目の一戦はゼルビアのキックオフで試合が開始された。
※45分ハーフ

【前半】
前半はゼルビアがボール保持率8割近くとなり、相手陣内で前半の大半を進める展開となる。
駒大高はゼルビアがボールを持つと全員が自陣に下がり、PA前に10人のブロックをしっかりと組み、コンパクトな陣形を組む。
それに対してゼルビアはDFラインも相手陣内のセンターサークル付近でボールを動かし、佐藤(智)や森高もドリブルで持ち上がり攻略の糸口を探す。
10分、駒大高のカウンターを受けるとハーフライン付近で相手を倒してしまう。
これで与えたFKからゴール前ロングボールを蹴りこまれるがサイドラインにクリアー。
すると、右タッチラインからのロングスローがゴール前に飛んでくる。
ニアゾーンで混戦となるがヘディングで跳ね返す。
その後も、駒大高のロングボールやロングスローを中心とする攻撃を受けるが、守備陣が冷静に対処し決定機を作らせない。
ゼルビアは左右両サイド、そして中央でのコンビネーションで相手守備陣を崩しにかかる。
14分、左サイドでボールを回しながら右サイドに展開すると安田が個人技でPA内に進入。右CKを獲得したが、得点には至らない。
20分には森高が原に縦パスを差し込むと、西川に繋ぎPA内でシュート打つが、相手GKが好セーブ。
さらに前半の給水タイム直前には、安田がサイドライン際でボールを持つと、萩野がインナーラップ。
相手を引き付け空いたスペースにカットインした安田が左脚でクロスを入れる。
このボールを原がヘディングで合わせたが枠を捉えきれない。
28分頃には、関・西川と立て続けにミドルを放つが相手GKに防がれてしまう。
多彩な攻撃を仕掛けるがなかなかゴールをこじ開けられないゼルビアは、36分。
右サイドを萩野がゴールライン近くまで入り込み、ニアにいた原へ。
これをPA外にいた関に落としPAすぐ外からミドルシュートを放つもゴールのわずか右に。
なかなか得点の奪えない嫌な展開となるなか、前半アディショナルタイムに、相手GKのロングキックから自陣内でファールを与えてしまう。
この自陣内でのFKを直接狙われるが壁が防ぐ。さらに、セルビア陣内でのロングスローからゴール前に迫られるが守備陣がしっかりと跳ね返す。
難しい試合展開のなか、0-0で前半を終えた。

【ハーフタイム】
中山監督「相手は完全にこっちの対策をしてきている。
後半相手がどう変化してくるかはわからないが、相手を見てしっかり対応しよう。
我慢比べと力比べになる。」
と、選手に伝え後半のピッチに送り出した。

【後半】
リセットされた後半立ち上がりに、前半右サイドを果敢に攻め続けていた、安田がゴールをこじ開ける。
46分、後半何度も左サイドを仕掛けた林がドリブルで縦に仕掛けファーサイドへクロスを上げる。
このボールを原がファーポスト付近で頭で合わせる。このボールの混戦からこぼれたボールに安田が素早く反応。
左脚を振り抜き、待望の先制点を奪う。
その後、ゼルビアはセットプレーなどでチャンスを作るが追加点は奪えない。
先制点を奪ったことで、駒大高は前半よりチーム全体でボールを繋ぎながら前進をしようとしてくる。
これに対してゼルビアは原と西川が前線から連動したプレッシャーをかけ自由を与えない。
追加点が欲しいゼルビアがチャンスを作る。
67分、相手ディフェンスラインの裏にボールが落ちる。これを原が広い相手DFと競り合いながらドリブルで前進シュートを放つも相手にブロックされる。
78分にも左サイドから林が仕掛け、PA付近で細かくパスを繋ぐ。
最後は中央で原がシュートを放つが、僅かに枠の外。
87分にも林が相手DFラインの裏へ抜け出しチャンスを迎えるが、相手守備陣にブロックされてしまう。
すると直後の88分に安田を下げて西尾を投入。ゲームをクローズしにかかる。
相手の圧力を受けたのは90分、相手陣内からのFKを相手GKがゴール前に蹴り込んでくる。
ゴール前で混戦を作られるが最後は末永がキャッチ。
このまま試合は終わり、1-0で勝利し今節の結果により再び2位(多摩大目黒)との勝点差を5に広げた。

FC町田ゼルビアユースへのサポートありがとうございました。
引き続き、みなさまのサポートを何卒よろしくお願いいたします。

【次節】
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグ第13節
日程・2025年9月23日(火祝)18:00キックオフ
対戦・実践学園
会場・NICHIBUN SAKURA FIELD