MATCH INFORMATION

【試合結果】高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ2025(東京都) T1リーグ第14節 vs FCトリプレッタ

FC町田ゼルビアジュニアユース
1 - 1
FCトリプレッタ
得点
2分 9朝野寅治郎
概要
□会場:小野路GIONグラウンド
□時間:17:15kickoff

<メンバー>
【スタメン】
GK 
21中嶋悠樹
FP
4城野楽久、5宮崎大河、6日朝秀、7岸柚輝、8森脇進偉、9朝野寅治郎、11田辺翔也、12片桐伶、24工藤慧士、33橋本敦貴

【ベンチ】
1冨田圭佑、2山本瑠人、3野本翼、13初塩依吹、16金山悠斗、17関口幹太、18上條蒼太、19佐々木翔波、20羽立蒼空

【交代】
60分 12片桐伶→17関口幹太
71分 11田辺翔也→20羽立蒼空
78分 9朝野寅治郎→19佐々木翔波


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<レポート>
【試合前】
夏の中断期間開け連敗スタートとなってしまったFC町田ゼルビアジュニアユース。
こういった苦しい時こそ、全員で一丸となって闘う。
今節の相手は現在暫定2位のFCトリプレッタ。
この一週間、勝ち点を積みあげるために選手・スタッフが試行錯誤しながら準備を進めた成果を結果に繋げたい。
試合前、永田監督から戦術的な部分の確認をされると最後に「これまで自分達が積み上げてきているものに自信を持とう。」と選手に声をかける。
石川コーチも「ボランチのセカンドボールの攻防が鍵になる。」と選手に伝えた。
トップチームの試合がない週末ということもあり、トップチームの試合会場で見かけるサポーターの姿も。
多くのファン・サポーター・保護者が駆け付けた小野路GIONグラウンドでの激闘は17:15にキックオフされた。
※40分ハーフ

【前半】
勝点3を積みあげたいゼルビアは試合開始早々に試合を動かす。
2分、相手陣内中央右で日朝から森脇につなぐ。
これを森脇がドリブルでスルスルと相手をかわしてPA内に侵入すると、最後は朝野が詰め先制点を奪う。
その後、戦前のMtgの通りセカンドボールや球際での激しい攻防戦となる。
この日リーグ戦初先発の橋本と同じく2年生の工藤が中盤での攻防を臆することなく闘えば
左サイドでプレーした片桐も再三ドリブルで仕掛けチャンスを作る。
反対サイドも日朝と田辺のコンビで相手陣内へと仕掛けていく。
トリプレッタはカウンターで左右両サイドから突破を仕掛けてくるが、守備陣がしっかりと対応し続ける。
24分にはカウンターで朝野にボールが入ると、サポートにきた森脇に出す。
森脇は中央をドリブルで持ち上がりPA内まで運ぶがシュートを打ち切れない。
続く27分には右サイドを片桐が仕掛けクロスを田辺に合わせるが、ヘディングは相手GKがダイビングキャッチ。
逆にピンチを迎えたのが直後の28分、左サイドを相手に個人技で突破されてしまうと、PA内で中嶋と1対1に。
右に飛んできたボールに中島が鋭い反応で弾き出すビックセーブ。
この試合中嶋はこの後も再三好セーブを披露し、まさに守護神の活躍を魅せる。
観客席からも「ゼルビアのGK凄い」と声が上がっていた。
このプレーで与えた右CKも中嶋がパンチングでクリアーし相手の攻撃を断ち切る。
ゼルビアのチャンスは30分に迎える。
カウンターで朝野が中央をトリプルで持ち上がりPA前で左を走る森脇へ。
森脇はドリブルでPA内に入っていくと、最後は片桐のシュートはネットを揺らしたがオフサイドの判定。
その後もスコアは動かず1-0で折り返す。

【ハーフタイム】
永田監督は選手達にポジショニングなどを確認し、選手達も「次の得点が重要」と確認し合う。

【後半】
開始直後からトリプレッタの勢いを受ける形になってしまう。
相手の前への推進力に対して、ゼルビア守備陣はPA周辺で激しく抵抗する。
トリプレッタ攻撃陣のシュートやドリブル突破に対して宮崎や城野が身体を張ってゴールを守る。
流れを取り戻したいゼルビアは左右両サイドからカウンターで応戦する。
49分、右サイドを片桐が縦に仕掛け突破。クロスをニアに走りこんだ朝野に送るが、最後まで打ち切れない。
なんとか守り切っていたゼルビアだったが55分に追いつかれてしまう。
自陣右サイドでFKを与えると、PA内ファーサイドに送られる。
これを折り返されると中央で詰められ同点となってしまう。
さらに直後にも左から仕掛けられると最後はファーサイドに送られ強烈なシュートがバー直撃。
トリプレッタの猛攻は続き、またも左サイドから強烈なシュートがゴールを襲うも中嶋が好セーブ。
給水タイムを挟み流れを引き戻したかったが、その後も相手の攻勢を受けるが中嶋が幾度となく立ちはだかる。
この給水タイムのタイミングでゼルビアは片桐に代え関口を投入。
選手を代え攻撃の時間を作り始める。
関口は左サイドの攻撃を活性化させると、71分には田辺から羽立へスイッチ。
すると直後に羽立が右サイドを突破し、PA内の右ポケットに入りこんだ工藤に預ける。
この工藤のシュートは相手GKに防がれてしまう。
さらに75分には左サイドを岸がドリブルでPA内に入りゴール前中央の朝野へクロス。
これはわずがに朝野の頭の上をこえてしまう。
攻勢を強めるゼルビアは78分に朝野を下げ佐々木をピッチに送りこむ。
最後までお互いに激しい攻防が続くがスコアは動かず、まさに激闘となったこの試合は1-1で勝点1を分け合う形となった。

FC町田ゼルビアジュニアユースへのサポートありがとうございました。
引き続き、みなさまのサポートを何卒よろしくお願いいたします。

【次節】
高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ2025(東京都) T1リーグ第15節
日程・2025年9月23日(火祝)19:00キックオフ
対戦・FC Consorte
会場・清瀬内山C面