MATCH INFORMATION 試合情報 - 詳細
【試合結果】高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグ第6節 vs 多摩大目黒高
FC町田ゼルビアユース
1
-
0
多摩大目黒高
- 得点
- 64分 11林夏生
- 概要
- □会場:東戸塚フットボールパーク
□時間:19:00kickoff
<メンバー>
【スタメン】
GK
1末永幹人
FP
2佐藤理宇、4佐藤智風、5森高優、6荻野凱、7原櫻太、8関大翔、9西川瑞希、11林夏生、17藤巻陽向、20有馬佑賀
【ベンチ】
3間正大樹、13西尾心、15杉原風我、16飯嶌蓮、18岡力輝斗、19安田龍都、21船木蒼太、22熊谷瑛志、44本橋璃玖
【交代】
なし
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<レポート>
【試合前】
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグも折り返しとなる今節。
前節駒澤大学高に勝利し首位に返り咲いたゼルビアは今節も暫定3位につける、多摩大目黒高との首位攻防戦となる。
中山監督は「セットプレーがポイントになる。自分達に隙を作らないように常に集中すること。」と選手に声をかける。
アウェイ東戸塚フットボールパークは応援行為が可能な会場のため、両チームファン・サポーターによる応援を背に闘う選手達。
陽も落ち着き、暑さが和らぎ始めた19:00。
102名の観客に見守られ試合はゼルビアのキックオフで開始された。
【前半】
先制点を奪いたいゼルビアがこの試合のファーストシュートを放つ。
4分、この試合で前線の起点となり続けた原がファーストシュートを放つが枠の外。
多摩大目黒も9分に右CKをショートコーナーで始める。これをニアサイドに強襲されるが末永が落ち着いてセーブ。
スコアが動かない立ち上がりの時間帯を超えると、試合が落ち着き始め膠着状態となる。
多摩大目黒はDFラインを高く押し上げ、前線もハイプレスというよりは高い位置にFWを配置し、非常にコンパクトな陣形を整える。
ゼルビアが中盤や前線に縦パスを入れると、激しい守備で応戦してくる。
これによりゼルビアはDFラインでのビルドアップからボールを前進させようとするが、相手陣内に入ろうとするセンターライン周辺で相手守備陣に引っ掛かり相手陣内に入っていけない。
飲水タイム直後にはゼルビアベンチ横から、多摩大目黒のロングスローがゴール前に飛んでくる。
これを守備陣が跳ね返すと、こぼれ球をワンバウンドからドライブのかかった強烈なシュートがゴールを襲うが、バーの上に僅かに外れ事なきを得る。
ゼルビアも26分、相手PAすぐ外の中央から仕掛けると、PA左にポジションをとった藤牧に預け左脚を振り抜く。
これは左ポストに直撃し観客エリアもワッと盛り上がる。
直後の28分には多摩大目黒に強烈なミドルを放たれるが末永がパンチングでクリアー。
その後もお互いになかなか決定機会の少ない展開のまま、スコアレスでハーフタイムを迎える。
【ハーフタイム】
中山監督「前半0-0で帰ってきたことはポジティブ。自分達からアクションし、後半は攻撃に出よう。綺麗なゴールはいらない。」
と、選手に伝えると最後には「今シーズンはみんなとNo.1(T1リーグにおいて)になる約束をしたはず。しっかり闘おう」と選手を鼓舞しピッチに送り出した。
【後半】
立ち上げりからゼルビアは相手のセットプレーからピンチを迎える。
48分、右CKから決定的なヘディングシュートを放たれるも、末永が好セーブではじき出し左CKとなる。
このCKも守り抜くと今度は自陣中央左サイドでFKを与えると、PA内中央にクロスが上がる。これは守備陣が跳ね返す。
前半同様にゼルビアがDFラインからビルドアップで前進を試みるも、なかなか相手陣内に進入できない。
すると58分、ゼルビアDFライン裏にボールが落ちると末永が飛び出しスライディングでクリアーを試みる。
これが相手選手とのクロスプレーとなり末永が倒れこんでしまうが、大きな怪我にはならず立ち上がる。
こうした守備陣の奮戦に対して、攻撃陣も徐々に相手陣内に進入しカウンターを仕掛ける。
60分、林がカットインからシュートを放つと、ゼルビアが待望の先制点を奪う。
カウンターを仕掛けた64分。
原が起点となり、西川に繋ぐとドリブルで相手陣内中央を仕掛ける。
最後はPAに入ったあたりで、右サイドからゴール前まで並走した林に預けしっかりと仕留める。
スコアが動くと、お互いにゴール前に迫るシーンが増えはじめ、攻守の切り替えの激しい展開となる。
ゼルビアは怖がらずに、引き続きビルドアップから前進を狙いつつ、時折相手DFラインの背後をシンプルに使うカウンター攻撃を仕掛けるも追加点を奪えない。
試合も終盤になると、ゼルビアは時間を上手く使い時計の針を進める。
このままスコアは動かずに1-0で逃げ切り、2位との勝点差を5に広げた。
試合後、この日誕生日だった中山監督が「自分達のやりたいサッカーではなかったけど、勝ち切ったことが素晴らしい。良い誕生日プレゼントをもらいました。ありがとう!」と、ずぶ濡れになりながら選手達に感謝の言葉を伝えた。
FC町田ゼルビアユースへのサポートありがとうございました。
引き続き、みなさまのサポートを何卒よろしくお願いいたします。
【次節】
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグ第10節
日程・2025年9月7日(日)18:00キックオフ
対戦・大成高校
会場・NICHIBUN SAKURA FIELD