MATCH INFORMATION

【試合結果】高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグ第9節 vs 堀越高校

FC町田ゼルビアユース
1 - 2
堀越高校
得点
90+1分 6荻野凱
概要
□会場:堀越学園総合グラウンド
□時間:10:00kickoff

<メンバー>
【スタメン】
GK 
1末永幹人
FP
2佐藤理宇、4佐藤智風、5森高優、6荻野凱、7原櫻太、8関大翔、9西川瑞希、11林夏生、17藤巻陽向、20有馬佑賀

【ベンチ】
3間正大樹、13西尾心、15杉原風我、16飯嶌蓮、18岡力輝斗、19安田龍都、22熊谷瑛志、31小澤瑶向、44本橋璃玖

【交代】
73分 7原櫻太→19安田龍都
87分 20有馬佑賀→13西尾心

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<レポート>
【試合前】
朝の10時キックオフとなる、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグ第9節。
前節の結果に寄り暫定ながら首位となったゼルビアの対戦相手は堀越高校。
ウォーミングアップ前のMtgでは「優勝するためには大事な試合になる。チームの意識を合わせてやることが、効率的に暑さ対策にもなる。
暑くて頭がボーッとすることもあるかもしれないが、周りの選手としっかり繋がってやるように。」
と、選手に伝えた中山監督は、試合直前にも「自分達からアクションをおこし、後手を踏まないように」と声をかけた。
森下ヘッドコーチへの想いをそれぞれが腕に巻き(喪章を着用)、選手たちはピッチへと向かっていった。

【前半】
気温が上がっていくことが予想される、先制点が試合のポイントになりそうなこの試合。
ファーストシュートをゼルビアが放つ。
2分、相手ディフェンスラインの裏に原が走り込み、シュートを放つがGK正面。
続く3分、林が右サイトから中央にドリブルで進み、左の藤巻へ。藤巻の左足シュートは得点ならず。
5分にも左サイドから相手ゴールへ迫るも決定機を決められず、試合は膠着状態に。
ゼルビアはボールを握る時間が続くも、ビルドアップの位置が低く、効果的な前進ができない。
また、相手に嫌な形でボールを奪われ、カウンターを受ける展開に。
すると17分にはビルドアップからボール奪われ、左サイドからニアへライナー性のクロス。この決定機は守備陣が対応し左CK。
GK末永を中心に声をかけあい集中力を高めたゼルビアはニアでしっかりと弾き返す。
その後もお互いに中盤の攻防からゴール前になかなか入っていけず、クーリングブレイクに入る。
中山監督から「アクションを自分達から起こそう」と、声がかかる。
しかし、クーリングブレイク明けのプレーで先制点を許してしまう。
29分、相手のゴールキックでプレーか再開すると、中央での競り合いのセカンドボールを拾われ、末永と一対一に。
これを落ち着いて決められ先制を許す。
その後も試合の流れは大きくは変わらず、ボールを保持するがなかなか得点機会が作れず時間が進む。
前半に追いつきたいゼルビアは44分、中盤中央で関→有馬→中にポジションをとった佐藤(理)とつなぎ、原へ。原は左に開いていた藤巻へ預けると、グラウンダーのクロスをファーサイドへ。
ここに林が飛び込むも枠を捉えられず、0-1とリードを許し前半を折り返す。

【ハーフタイム】
中山監督「熱いからこそ自分達からアクションを起こそう。強さを出そう」と、選手に声をかけ、選手同士でもコミュニケーションをとって後半へ向かう。

【後半】
ゼルビアのキックオフで開始した後半も試合の展開は大きくは変わらない。
立ち上がり、ビルドアップからボールを失うと左サイドからのクロスをファーで合わせされる。
相手の決定機だったが、枠の外へ。
その後も、なかなか状況を打開できないなかで、時間だけが進んでいく。
73分、原に代えて安田をピッチに送り出しリズムを変える。
安田はボールを引き出すために、様々なところへ顔を出し、リズムを作ろうとする。
すると、後半のクーリングブレイク明け直後にチャンスが訪れる。
右サイドにボールを展開し、林が斜めにPA内へ進入すると、マイナスのクロス。
これを安田が受けシュートを放つも枠の上に外れてしまう。
このチャンスを逃すと堀越にリードを広げられてしまう。
76分、左サイドからのクロスをボレーで合わされてしまうと、これがゴールに吸い込まれ0-2。
反撃に出たいゼルビアは87分に有馬を下げ、西尾へ。
90分、左サイドを佐藤(理)が縦に裏へボールを出すと、後半何度も左サイドを仕掛け続けた藤巻が左脚グランダーのクロスをゴール前に送るも味方に合わない。
アディショナルタイム、連続で相手ゴールに迫り最後は藤巻のシュートが相手に当たり、左CKを得る。
このCKのこぼれ球を萩野がボレーで合わせ、1点を返す。
その後もボールを保持するが、決定機を作れず試合終了。
リーグ戦初黒星となってしまった。

試合終了後、中山監督は非常に厳しい言葉を選手に伝えた。
この言葉をそれぞれが受け止め、次戦に向けて良い準備を積みあげたい。

FC町田ゼルビアユースへのサポートありがとうございました。
引き続き、みなさまのサポートを何卒よろしくお願いいたします。

【次節】
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2025 東京 T1リーグ第3節
日程・2025年7月13日(日)18:30キックオフ
対戦・駒澤大学高
会場・NICHIBUN SAKURA FIELD