FC町田ゼルビアは11月1日(日)、ホームの町田市立陸上競技場で行った明治安田生命J3リーグ第36節・福島ユナイテッドFC戦に1-0で勝利しました。これで今季リーグ戦最多更新の6連勝。首位のレノファ山口FCは3日に試合を行うため、暫定ながら勝ち点で並びました。
午後2時からのキックオフ。少し肌寒い中での試合でした。スタメンは、欠場した松本選手に代わり松下選手が出場。その他は前節のFC琉球戦と同じ顔ぶれとなりました。
福島とは今季2戦2引き分けで、苦戦する時間帯も多い内容でした。この日も立ち上がりから、徹底したDFラインの裏へのロングボール、サイドチェンジに苦しみます。
ただ、深津選手、増田選手を中心としたDFラインは動じません。しっかりと跳ね返し、ゴールにカギを掛けます。前半はセカンドボールを拾えずに守る時間が多かった中、0-0で折り返すことができました。
0-0でハーフタイムを迎えれば、選手みんなが「うちのペース」「後半、行ける」と口をそろえるほどのこと。事実、ここまでのリーグ戦で20試合に0-0で前半を折り返し、14試合で勝利しています。そのデータ通り、しっかりと結果を残してくれました。
後半も序盤は相手のペースで、茂木選手にポスト直撃のシュートを打たれるなど危ないシーンを迎えます。後半14分には中村選手を入れて攻撃の流れを変えようとします。その後、徐々にリズムをつかみ決定機を作ります。
そして後半29分に先制ゴールをつかみました。右サイド、土岐田選手がオーバーラックからクロス。これを戸島選手がヘディングで決めて1-0としました。戸島選手はリーグ戦5試合ぶりの3得点目となりました。
その後、ゼルビアは落ち着いた試合運びを見せ、相手の攻撃を抑えます。アディショナルタイムには平選手も投入し、万全の逃げ切り体制を整えます。試合は1-0で終了。4試合連続の完封で6連勝目をつかみました。
試合後は、福島サポーターの皆様から「勝て!天皇杯 行こうぜJ2」という横断幕を掲げていただき、激励をしてくださいました。選手・スタッフ、クラブは本当にありがたく思っております。改めまして、福島サポーターの皆様、本当にありがとうございました。
ゼルビアは次節はアウェイで、11月8日(日)にガイナーレ鳥取と対戦します。今季は1勝1分ですが、アウェイでは引き分けていますので、今回は何とか勝利して帰ってきたいと思います。皆様、今後とも選手の後押しをよろしくお願いいたします。
▽フォトギャラリー(撮影:山田浩一郎)