FC町田ゼルビアは8月20日(木)、味の素フィールド西が丘で行われた東京都サッカートーナメント準決勝・東洋大学戦に、0-0の末のPK戦(7-6)で勝利しました。23日(日)に同所で行われる決勝戦・早稲田大学戦に進出し、勝てば天皇杯への出場が決まります。
ゼルビアはGKに内藤、CBにペデウォン、ボランチに垣根と、リーグ戦で出番の少ない選手が先発に名を連ねました。序盤は様子見な部分もありましたが、前半の終盤はゼルビアがやや主導権を握ります。しかし、前半は0-0で折り返すこととなりました。
後半、ゼルビアがプロの意地を見せるべく、ゴールを伺います。同17分、森村選手、同21分には平石選手が入り、ゼルビアがボールを回す展開となります。
ですが後半の半分を折り返したあたりから東洋大学も勢いを取り戻し、五分の展開となります。同39分には中村選手が出場。持ち味のドリブルとスペースに入る動きで起点となりましたが、0-0のまま前後半を終えました。
延長戦は東洋大学が主導権を握る苦しい展開の中、ペデウォン選手、増田選手のCBコンビ、守護神の内藤選手を中心に必死の守りを見せます。結果、110分間スコアレスでPK戦に突入しました。
先行が東洋大で、ゼルビアが後行。両チームともきっちり全員決めて5-5とし、サドンデスに突入した中、東洋大学は7人目が失敗。ゼルビアは松下選手がしっかりと決めて7-6で勝利をつかみました。試合会場はもちろん、パブリックビューイングを行っていた和光大学ポプリホール鶴川でも、大きな歓声が沸き上がりました。
決勝は23日(日)で、同じく味の素フィールド西が丘で午後6時キックオフで行われます。2012年以来となる天皇杯進出に向けてチーム一丸で戦いますので、どうぞ現地まで応援に来てください。
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)