【2014 明治安田生命Ｊ３リーグ第31節vs.ＦＣ琉球 ○4-1】

ＦＣ町田ゼルビアは11月9日（日）、ホームで開催した明治安田生命Ｊ３リーグ第31節・ＦＣ琉球戦4-1で勝利した。順位は3位をキープ。首位のツエーゲン金沢とは勝ち点差7のままで優勝は消滅したが、2位のＡＣ長野パルセイロを勝ち点1差。残り2試合での逆転を信じて戦い抜く。

ゼルビアは今節、崇文が6試合ぶりに、平が3試合ぶりに先発に復帰した。その他は前節と変わらない陣容となった。ベンチ入りメンバーには、稲垣が帰ってきた。

開始1分、琉球のエース中山に突破されシュートを打たれたが、幸い枠を外してくれた。その後はゼルビアがペースを握り、攻撃を仕掛ける。

そして前半3分、久木野が右サイドに開いてボールを受け、クロスを上げる。そのボールがPA内で相手のハンドを誘い、PKを獲得した。キッカーは久木野。残念ながらセーブされてしまったが、この日は攻撃陣が奮闘してくれた。

積極的にシュートを放ち、リズムを作る。そして前半37分、中央で受けた遠藤が左にいた孝司へラストパス。エースが左下に蹴り込みゴールネットを揺らした。

さらに前半ロスタイム、PA前で崇文からのパスを孝司がヒールで再び崇文につなぐ。抜け出してレフティがシュート。“鈴木コンビ”の連携で追加点を奪った。

2-0と最高の形で後半がスタート。そして早い時間帯に3点目を奪った。後半7分、久木野の浮き球パスに崇文が抜け出し、相手GKと1対1に。背番号17は冷静に交わして無人のゴールにシュートを決めた。

さらにゼルビアは後半28分、相手DFのこぼれ球を拾った遠藤が仕掛けて左足シュート！これもしっかりと決めて4-0とした。4得点以上は7月19日のブラウブリッツ秋田戦以来6度目となった。

その後1点を返され、3試合ぶりの完封は逃したが、途中出場した木島、松下、稲垣、ペデウォンもしっかりとチームに貢献し、4-1で試合終了。残り2試合に弾みのつく2連勝となった。

次節はホーム3連戦目となる福島ユナイテッドＦＣ戦。今季初黒星をつけられ、昨年はホーム開幕戦で悔しい思いをさせられた相手にリベンジし、逆転昇格に望みをつなぐ。

尚、この日の試合は『SVOLMEマッチデー』で、VIPループ招待券などの特別抽選会やGALLERY2×SVOLME ＦＣ町田ゼルビア応援販売会が行われた他、ダンスイベントやエイサーの町田琉の演舞が披露され、大きな盛り上がりを見せた。ゴール裏サポーターの方の横断幕もSVOLMEバージョンがあり、大変有意義なマッチデーとなった。

▽フォトギャラリー（撮影：山田浩一郎）