○試合後の記者会見：相馬直樹監督

--まずは本日の試合の感想からお願いいたします。
「まずは今日も暑い中、そして試合前に雨が降る天候でしたが、たくさんの方に野津田に足を運んでいただきました。ここ最近は1点差のゲームが続いていたのですが、今日の試合に関しては久しぶりにスッキリとしたゲームをできたと思っています。それもひとえに、たくさん来ていただいた方々の後押しが大きかったと思っています。感謝の気持ちを述べたいと思います。ゲームについて、藤枝さんはここ数試合調子を上げているチームでしたし、暑い中でも運動量が落ちないチームでもあるので、難しいゲームになると予想していましたし、予想どおり、前半はタイトなゲームになったと思います。その中でチャンスを決めるかどうかは、われわれにとって大きかったのですが、なんとか相手のポゼッションをしてくる攻撃もしのいで0-0で折り返すことができました。後半には一人退場してという形になりました。われわれはここまで相手が退場するゲームは何度かありましたが、勝ち切れなかったり、大量得点に結び付けることはできていませんでした。でも相手が退場した直後の最初の1点目、森村のゴールは、ここぞという時間帯で取れたことは大きかったと思っています。試合には流れがあるわけですが、前半のチャンスに決めていればもっとラクな、違った展開にはなったかもしれません。ただ今日の4-0という結果になった要因は、早い時間帯に点を取れたことが大きかったと思っています。そのあとはスピード感のある攻撃もできましたし、それを点を結び付けられたのは今後に向けて評価できることだと思います。そこは相手次第の部分ではありますし、相手が特長を消してくる場合もあるので、われわれがスペースをもらえればこういう形を作れるということは選手たちの自信になったと思います。第2クールが終わって、間が空きますが、これを今後につなげていきたいと思います」

--今日で第2クールの締めくくりとなりましたが、第2クールの総括をお願いいたします。
「数字としては9勝2分1敗という形で、残念がる数字ではありませんが、それを上回るチームがいることも事実だと思います。ただここまで話をしてきたとおり、ほかのチームのことは仕方がないし、あと直接対決は1試合しかないので、その試合で勝つことも含めて、自分たちがやれることを今後に向けてやっていきたいと思います。第1クールと比べれば獲得勝ち点も上がりましたし、暑さの中での勝ち切る部分が付いてきたと思います。その部分を評価して、第３クールに向けて準備をしていきたい」

--ハーフタイムにはどんな話をしたのでしょうか？
「ちょっと思い出せないですね（苦笑）。前半がそうだったように、背後を取る形は作れるんじゃないかと思っていましたが、背後を取ったときに人が足りないとはベンチから見ていて思っていました。背後に抜け出せても、そのあとゴール前に2人目、3人目が入ってこなかったですし、攻撃に切り替わったあとに前の選手に任せ切りの部分はありました。そういう話をハーフタイムにしました。ただそのときは11対11の状況でしたから、『ここぞ』というタイミングで、ゴール前に入っていかないと点にはならないぞということを話したと記憶しています」

以上

▽試合後の選手コメント（2選手掲載。その他の選手はモバイルサイト【http://zelviamobile.jp/】の直撃！ゼルビア・リポートにて掲載します）

○MF松下純土選手
--まずは本日の試合の感想をお願いします。
「やはりチームが勝てたと言うことが一番で、個人的には90分出場した中での課題がすごく出た試合だなと感じていて、前節はアクシデントで少ししか出れなくて、ただ、振り返りのビデオを見る限りフィットしているというか、溶け込めているという感覚はあったので今日も自信はありましたし、まあ実際、通用するなという部分も多かったと思います。ただ、今言ったように課題の部分も多く見つかった試合だったかなと思います」

--前節はアクシデントでの悔しい途中交代でしたが、今日また先発ということで、どんなことを心がけてプレーしましたか。
「まずは起用してくれた監督に感謝するのと、やはりサポーターの方だったり、出られない選手の思いを背負ってやるというのが第一で、プレーの内容でいえば前節、裏に抜けるシーンが何本かあって、自分のストロングポイントは運動量であって、そこで人との違いを見せられると思っています。そういった中で今日の試合も運動量で差を出して、前線に絡んで守備のところでもゴール前まで下がってプレーを90分間続けようと思ったんですけど、できるところとできないところというか、90分間もっているようでもっていない、守備も怠慢になるところもあるし、もっと裏に出られるところもありましたし、あと実際にボールが繋がっても、そこからのラストパスの精度が低かったり、まあ最後1つだけゴールに繋がる良いパスが通りましたけど、あれを常にできるようにしたいです。今日はあまりにもラストパスの精度が低かったかなと反省しています」

--今日で第2クールが終了しました。これまでの総括と第3クールに向けての意気込みをお願いします。
「第1クールも第2クールも自分はなかなか出場機会がなくて悔しい思いをしてたんですけど、やっぱり日頃の練習であるとかトレーニングゲームとかで結果を出せたこと、積み重ねて来れたことが、実際にゲームでチャンスを与えてもらう形にもなったんで、このチャンスを逃してはいけないと思うので、第3クールも引き続き個人としては試合に出ることを目標に結果を求め続け、日頃の練習から特に先ほど言ったラストパスの精度であったりを意識して取り組みたいと思いますし、チームとしてもＪ２昇格に向けて、周りは気になりますが、まずは自分たちが勝ち続けるのが大事なんで、1試合1試合に目を向けて頑張っていきたいと思います」

--今日もお盆休みの中、多くのファン・サポータの皆様が野津田に足を運んでくました。メッセージをお願いします。
「今日も暑い中、そして夜遅い中、多くの観客の後押しで勝てたということに感謝しています。僕らの目標はＪ２昇格なので、そのためには僕たちの力だけでは成し遂げることできないと思うので、ファン•サポーターの皆さんと一丸になってＪ２昇格に向けて戦っていきたいと思うので引き続き応援お願いします」

〇MF鈴木崇文選手
--今日は4-0の快勝でしたが、振り返っていかがでしょうか？
「後半の早い時間に相手が1人少なくなって、ゲームは楽になったんですけど、前半に決めることのできるシーンが僕も含めてあったので、そこで決めていればもっと早くゲームを決めることができたのかなと思います」

--後半は前半と違って裏に飛び出した場面が多く見られましたが、前半と後半で気持ちの中で切り替えたところとかはありましたか？
「いや、特に気持ちの部分での変化はなかったですが、相手の足が止まってきて、より走り易くなったというのはありましたし、あとは後半の方がゴールに向かっていく1つ1つのプレーの質というのが前半に比べて上がったというがゴールに繋がったと思います」

--森村選手の1点目、宮崎選手の2点目、そしてご自身の3点目と、チームの連携がとてもうまくいっているように感じました。
「僕もそうですし、相手の選手がボールを持った時もそうですけど、長い距離を走るシーンというのは以前に比べて多くなったと思うし、あと今日は松下がボランチに入ってて、そっからも長い距離を走っていたと思うので、そういう部分で、相手もつきずらくなっていたのかなと思います」

--今日はかなり湿気が多かった中で気温以上に戦いづらいコンディションだったと思いますが、そういった中でチームの3点目となるご自身の得点を振り返っていかがですか？
「3点目のシーンは、自分で仕掛けるチャンスがあってサイドで相手を2枚を外せた時にゴールまでいけるような雰囲気が出てて最後1回獲られかけたんですけど、また自分のところに戻ってきたので、あとは決めるだけでした」

--今日チームは4-0で快勝し、第2クールが終了しました。第3クールまで期間が空きますが、今後どういった戦いをしていきたいですか？
「やはり僕たちが目指しているのは1位なので山口にまずは追いつけるように、勝ち点10離れていますが、絶対にチャンスはあると思うし、9月20日に直接対決があるので、うちはそこまで全勝でいって、そこで直接対決で叩いて相手にプレッシャーをかけ続けられれば、相手も落ちてくると思うので、信じてやるだけです」

（その他の選手はモバイルサイト【http://zelviamobile.jp/】の直撃！ゼルビア・リポートにて掲載します）

以上